英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

春を待つ勉強

2018年01月19日 | 英語勉強法
私立一般入試直前のこの時期、高3生だった私は安易な勉強方法ばかり追い求めていた気がします。多くの高校がそうであるように2月以降は自宅待機となったので、自宅で集中して勉強すればよかったのですが、テレビの誘惑から逃れられず、見ながらの“ながら勉強”。当時、午前中に放送されていた「100万円クイズハンター」は毎日欠かさず見ていました(・_・;)

本屋にも足を運び、『毎年出る頻出英文~』的な、楽して点数が取れそうな問題集を購入したのも覚えています。それをやればまだいいのですが、購入しただけで満足。まったくだらけた情けない受験生でした。そんな姿勢では結果は火を見るよりも明らか。当然、浪人の道を歩むことになりました。


この時期は、過去問以外は新しい問題集や参考書に手をつけてはいけません。入試本番まで長くても一ケ月。そんな短期間で消化出来る参考書類はありません。「買ってもやり切れなかった・・・」と罪悪感を抱いて入試に臨むことほど、自信を削ぐ行動はありません。

これまでやってきた参考書と問題集をやり直す。模試を復習する。とにかく、何度もやってきたものを繰り返すことで暗記が徹底し、知識が定着します。英語に関しては単語帳も今までやってきたものを、派生語・同義語・反意語等の今まで気にかけてこなかった箇所まで気にかけると、新たな発見もあります。

そして、何よりも音読。第一志望の過去問の長文を声に出して繰り返し音読する。これだけで、英語力は変わります。


第一志望の合格を手繰り寄せるのに、特別な方法はありません。今までやってきた勉強を掘り下げて徹底する。この当たり前のことをするか否かで、結果は変わってきます。

明日は大寒。一年で最も寒い時期です。この辛い時期に地中にしっかりと根を張る勉強をして、合格という暖かい春を待ちましょう。受験生諸君、君たちの希望に満ちた未来がスタートする春まで、もう一頑張りです。


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