宿題をやってこなかった中学生との会話。
私:「去年と全然変わっていないじゃないか。年賀状に書いたように、一つ一つを積み上げていく一年にしないと駄目だぞ」
生徒:「何ですか?それ」
私:「『何ですか?』って・・・。年賀状出したのに読んでないの?」
生徒:「友達の一人から年賀状が届いていないのが気になっていて、まだ読んでないです」
私:「何なんだ、その言い訳は・・・」
彼の家が喪中ではなく、年賀状を出せると確認できたのが、12月30日の夜。その日のうちにメッセージを添えた年賀状を書き、なるべく元旦につくように、翌31日の朝8時30分に郵便局へ出しに行った。早すぎたため郵便局はまだ開いておらず、入口に年賀状を置いていく人も多かった。しかし、雪が降りそうだったので濡れると嫌なので、万全を期してポストに入れた。他の生徒への年賀状は25日には投函し終えていたので、たったその一枚のために、ここまでやった。しかし、その想いは見事に裏切られた。
生徒の成績を上げるには、生徒とのコミュニケーションを取り、いい加減な生活態度を改めさせ、一つ一つを継続して積み上げていく大切さを、勉強を通して教えなければならない。しかし、この生徒とのやり取りで、彼の心の中での私の存在感が、まだまだ足りていないことが分かった。怒りを通り越し、虚無感しか残らない現実。
生徒の心を書き換えるには時間がかかる。でも、あきらめない。彼の心の中に住めるように、これからも全力でぶつかっていく。
私:「去年と全然変わっていないじゃないか。年賀状に書いたように、一つ一つを積み上げていく一年にしないと駄目だぞ」
生徒:「何ですか?それ」
私:「『何ですか?』って・・・。年賀状出したのに読んでないの?」
生徒:「友達の一人から年賀状が届いていないのが気になっていて、まだ読んでないです」
私:「何なんだ、その言い訳は・・・」
彼の家が喪中ではなく、年賀状を出せると確認できたのが、12月30日の夜。その日のうちにメッセージを添えた年賀状を書き、なるべく元旦につくように、翌31日の朝8時30分に郵便局へ出しに行った。早すぎたため郵便局はまだ開いておらず、入口に年賀状を置いていく人も多かった。しかし、雪が降りそうだったので濡れると嫌なので、万全を期してポストに入れた。他の生徒への年賀状は25日には投函し終えていたので、たったその一枚のために、ここまでやった。しかし、その想いは見事に裏切られた。
生徒の成績を上げるには、生徒とのコミュニケーションを取り、いい加減な生活態度を改めさせ、一つ一つを継続して積み上げていく大切さを、勉強を通して教えなければならない。しかし、この生徒とのやり取りで、彼の心の中での私の存在感が、まだまだ足りていないことが分かった。怒りを通り越し、虚無感しか残らない現実。
生徒の心を書き換えるには時間がかかる。でも、あきらめない。彼の心の中に住めるように、これからも全力でぶつかっていく。