英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

流出率の高さに抗う

2018年04月18日 | 指導現場にて
今月、県短大を四年制化した長野県立大と、私立諏訪東京理科大を公立化した公立諏訪東京理科大が開学しました。長野県内の大学の公立化の動きは一区切りつきました。以下に長野県内の大学をまとめておきます。(   )内は設置・創立年です。

【国 立】
 ・信州大学(1949年)

【公 立】
 ・長野県看護大学(1995年)
 ・長野大学(1966年設立・2017年公立化)
 ・公立諏訪東京理科大学(2002年開学・2018年公立化)
 ・長野県立大学(2018年)

【私 立】
 ・松本歯科大学(1972年)
 ・松本大学(2002年)
 ・清泉女学院大学(2003年)
 ・佐久大学(2008年)
 ・長野保健医療大学(2015年)

2017年春に県内の高校(既卒者含む)から大学に進学した人のうち県外に進んだ「流出率」は83.9%で、全都道府県で6番目に高いそうです。私もそうでしたが、やはり長野県の高校生は都会への憧れが強く、一度は県外へ出てみたいという思いがあります。昔から続くこの流出率の高さと少子化のため、長野県内の大学は生き残りをかけて必死です。大学の偏差値ランキングで最も低いFランクと呼ばれる大学もあり、受験生の目も厳しくなってきているため、うかうかしていると淘汰の波にのみ込まれてしまいます。

公立化しただけで偏差値が上がるのも事実ですが、それらの大学の真価が問われるのはこれからです。大学教育の質をチェックしていくのも、県民として納税者としての義務かも知れません。

信濃毎日新聞HPより


信州大学農学部


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする