日本英語検定協会が英検へのAI導入を発表しました。以下に記事を引用します。
大学入試制度改革に伴い様々なことが変わっていきますが、学習者・受験者がやるべき勉強は変わりません。骨太な揺るぎない英語力を身につけるために、今まで通り、腰を据えて英語に取り組んでほしいと思います。大学入試制度改革には流動的な側面もあります。これからも動向に注目して、随時、本ブログでも情報共有してまいります。
英検 AIで自動採点 来年度から確かに、スピーキングテスト(二次面接試験)には型があり、予想される解答もかなりパターン化していますので、AIでも採点可能でしょう。しかし、スピーキングでは生身の人間と向き合う緊張感もコミュニケーションとしては大切な要素ですので、TOEFLのようにパソコンに向かって話すのとは差別化して、そこはしっかりと担保してほしいと思いますが、コスト面や物理的な制約から難しいかも知れませんね。
日本英語検定協会(英検協会)は17日、東京都内で会見し、英検のスピーキング(話す)やライティング(書く)で、人工知能(AI)を活用した自動採点を2019年度から順次導入すると発表した。従来通りの人による採点と組み合わせ、精度向上や時間短縮を目指す。
20年度に始まる大学入学共通テストでは、英検などの民間検定試験の結果が入試に利用される。英検協会の担当者は「入試利用も見据え、より公平公正な検定結果になるよう最新のテクノロジーの活用が重要だ」と述べた。
自動採点は、19年度に「話す」の4、5級で、「書く」の1~3級で導入。大学入試に利用できるコンピューター端末を使った新方式では、2級、準2級、3級の全てで19年度から始める。
英検協会は民間のAIサービス事業者と自動採点の精度について検証。「話す」の4級と5級で人による採点と比較すると、英文の音読や、決まった答えのある質問に英語で答える問題で、いずれも90%以上がほぼ一致した。一方、受験者が自身に関することを自由に答えられる問いでは一致率にばらつきがあり、課題もみられた。
(10月18日 信濃毎日新聞朝刊より引用)
大学入試制度改革に伴い様々なことが変わっていきますが、学習者・受験者がやるべき勉強は変わりません。骨太な揺るぎない英語力を身につけるために、今まで通り、腰を据えて英語に取り組んでほしいと思います。大学入試制度改革には流動的な側面もあります。これからも動向に注目して、随時、本ブログでも情報共有してまいります。