英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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「バズる」英語

2019年07月20日 | 実用英語
夏休みが近づき、高校生たちは課題帳を配られ始めています。英語に関しては、最近の時事問題を題材にした速読用の長文をまとめたものがほとんどの高校で渡されます。読んでいると最近話題になっていることを英語で知ることができるので、本当に今の高校生は恵まれています。

その中で、先日の授業中に生徒から質問があったのが、go viral という表現に関してでした。もちろん、前後の文脈から意味は正しく推測できるのですが、一言で表せば「バズる」でしょう。

ネット上でシェアされたりリツイートされたりして、“炎上”を含めて話題になることを「バズる」と言いますが、これは英語の buzz に由来しています。

buzz
①(ハチやハエの)ブンブンという音
②がやがやいう声、(群衆の)ざわめき

いわゆる擬音語ですが、英語で「バズる」は go viral の方が一般的ですね。viral は「ウイルス性の」という形容詞、go は自動詞で「(そういう状態に)なる」という意味ですから、「伝染する」から転じて「(インターネットなどで情報が)拡散する、伝播する」となったのでしょう。

「go + 形容詞」の形はよく見られます。私が留学中に覚えたものに go postal(発狂する)があります。

最近 go viral なのは、母校・伊那北高校野球部の女子マネージャーがノックする様子が紹介された動画ですね。
何がきっかけでバズるか想像さえできない時代。それが人生が好転するきっかけとなるのであれば、最高です。


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