英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

夢・感動・勇気・希望

2019年07月22日 | 閑話
第101回全国高校野球選手権長野大会の決勝が行われ、延長十回、5-4で飯山高校がサヨナラ勝ちして、甲子園への切符を勝ち取りました。

公立校同士の決勝は、私が高3だった1989年の丸子実業-岡谷南以来、実に30年ぶりでした。地元の公立校・伊那弥生ケ丘は決勝戦でも明るく伸び伸びとプレーし、試合巧者ぶりを発揮して聖地・甲子園まであと一歩のところまできたので、本当に残念でした。しかし、どちらが勝ってもおかしくない僅差の戦いができたことが、地元の伊那市民に大きな夢、感動、勇気、そして希望を与えてくれたことに、大きな誇りを持ってもらいたいです。


去年の4回戦の小諸商戦。0-2で迎えた6回表、反撃態勢に入ると期待しながら観ていましたが、何と3球三者凡退で敗戦への道が決まりました。

あれから一年。昨日、1-4で迎えた同じく6回表。相手投手に玉数を投げさせ、四球やヒットなどで揺さぶり、エラーを誘い出し、最後はタイムリーヒットで3点をもぎ取り同点に追いつきました。これこそが今年の弥生ケ丘の野球。一年前とは全く違う、見事に成長した彼らの姿がそこにありました。同点に追いついた瞬間、私は涙しました。

我が母校・伊那北高校が1961(昭和36)年に出場して以来、58年ぶりに巡ってきた地元高校の甲子園出場のチャンスを逃してしまったのは確かに悔しいです。でも、涙しながらも、優勝した飯山の甲子園での活躍を期待する自分もいます。飯山ナインのみなさん、長野県、そして公立高校らしい野球を甲子園でも見せて下さい。

延長サヨナラという、どちらが勝ってもおかしくない緊迫した中から彼らが学んだことは、間違いなく一生の財産となることでしょう。両校のナインに惜しみない賛辞を贈ります。


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