英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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小さい伸びしろでもがく意味

2020年03月25日 | 英語勉強法
東大の過去問に complacent が出てきました。「自己満足の」という意味ですが、私は留学中、アパートの壁に「Don't get complacent.」と書いた紙を貼り、現状の英語力に満足しないように心がけていました。

自己満足したら成長は止まる。そんなことは百も承知しているのに、英検1級合格以降は「英語ができる人」を演じ、努力を怠っていました。英検1級合格は実用英語の習得のためのスタート地点に立てただけなのに。

だから、TOEIC990点を取った時は、更なる精進をしようと気持ちが引き締まりました。

990点取得時にHUMMERさんからいただいた焼酎
英語力が上がるほど、当然、伸びしろは小さくなります。英語力がない状態からある程度のレベルまではすぐに伸びます。例えば、TOEIC300点から600点に伸ばすのは、そんなに難しくありません。ところが同じ300点差でも、600点から900点に伸ばすには、感覚的に3倍以上の努力が必要に思います。

私の場合、大学3年で初めて受けたTOEICは575点、その半年後には695点と120点。6ヶ月で120点を伸ばせました。しかし、TOEIC985点から990点になるまでは、1年2ヶ月かかっています。もちろん、985点の時の方が勉強の質も量も向上しているのにです。

更に上のレベルに行くには、もっと勉強しなければなりません。上には上があり、そこで頑張れるかが人生の分かれ目です。


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