英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

習慣化がもたらすもの

2020年06月22日 | ランニング・筋トレ
塾業界にいると、体調を崩されてしまう先生が多いのに気づきます。仕事はたいていは午後から始まり、夜10~11時まででしょうから、次のような生活習慣になってしまいます。

・夕食が遅くなるか、抜く。
・就寝時間が遅くなる。遅起きになる。
・朝食を抜くか、ブランチとなる。
・昼過ぎに出勤。
・運動は皆無。

これだけ、不健康要因がそろってしまうわけですから、よほど自分を律していかないと、齢を重ねて気づいた時には、体調を崩してしまっているというのも当然かも知れません。

かく言う私も、17年前にこの業界へ転身した時は、上述のような生活を送っておりました。しかし、いくつか転機があり、現在に至ります。

まず、子どもが幼稚園に通い始めた時に、早起きの習慣になりました。となると、睡眠時間確保のため、夜は少しでも早く寝ようと心がけるようになりました。夕食の時間は相変わらず遅いですが、夜更かしはなくなりました。

次に、13年前に甲状腺乳頭癌を患った際、仕事の優先順位を下げて、家族との時間や趣味に時間を割く意識ができました。しかし「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で、その後、仕事の優先順位が上がってしまったり、決意を持って始めた筋トレやランニングが挫折したりを繰り返す中で、6年前に独立開業しました。

自分の時間が多く持てるようになった反面、相当に己を律していかないと、ロコモな生活になってしまうのは分かっていました。英語で言えば sedentary life(座業的生活)です。

毎年の定期検診で胃カメラをお願いしている医者からの勧めもあって、4年前の5月に筋トレを再開し、体脂肪が減らないのに業を煮やしてランニングに力を入れた結果、そのランニングが趣味になってしまい、現在では一日10kmを走るのが普通になりました。現在、身長170cmに対して、体重は58~59kgで推移しており、大学時代の体重と何ら変わっておりません。
習慣は、良くも悪くも、結果をもたらします。毎日のちょっとした行動の結果が、何年後かの大きな差異をもたらします。もし、4年前に走り始めていなかったら・・・。筋トレやランニングを毎日継続できていなかったら・・・。そんな仮定法の世界を考えただけでゾッとします。

4年前は毎日3km走るのが精一杯でした。その後、月間100kmが目標となり、それが当たり前になると月間200kmが目標となり、今や月間300kmが当然クリアすべき目標になっています。習慣化はそれまで感じていた高いレベルが当たり前になる一方、更に上のレベルを目指す契機になります。だからこそ、もっと成長していけるのでしょう。

ランニングも筋トレも勉強も同じこと。習慣化は高いと思われたレベルを当たり前に感じさせてくれる緩効的な効能を持った薬なのかも知れません。


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