長野県のNo.1市民ランナー・牛山純一選手が、次のようにツイートしていました。
マラソンをやっていると、いろんな人から「頭おかしいね」と言われることがある。罵倒されているのかもしれないが、ランナーは速ければ速いほど頭がおかしい傾向があるので、「頭おかしいね」という言葉は褒め言葉でもある。言われるとちょっと嬉しい。
これって“ランナーあるある”ですね。こんな猛暑の中を走っていると、すれ違う人や車の運転手に「あの人、頭おかしいんじゃない?」的に見られますが、実はそんな視線すらちょっと嬉しいのです。
でも、普通のレベルを超えて周囲から一目置かれる人は、何においても尋常じゃない努力をしてその力を手に入れています。
英語の勉強も然り。「勉強しているのに、英語ができるようになりません」と言い続けている生徒に限って、大した努力をしていません。教科書の英文を訳して、単語もちょこちょこっとノートに書くぐらいで「やりました」と言っている。一日でもいいから、寝ている時間以外、声がかれるまで、一つの長文を繰り返し音読し続けたことがあるのか。10回程度読んだくらいで「やった」と言っている。100回、200回と声に出して音読して初めて「やった」と言えるのに。同時通訳の神様と称され英語学習において只管朗読を提唱された國弘正雄先生は、中学校の教科書の1レッスンを1,000回以上音読されました。果たして、ここまで徹底できている学習者がどれだけいるのか?
周囲から「頭おかしいね」と言われて嬉しくなれば、上のレベルに上がった証拠です。