長男のアメリカ旅行のお土産は、リンカーンのブロックと、ワシントンD.C.の飾り皿でした。
早速、指導室の本棚に飾りました(^^)/
生徒の多くがすぐに気づき、アメリカの話で盛り上がりました。そんな些細なことでも世界を近くに感じ、英語を学ぶモチベ―ションにつながっていると確信しています。
今回の旅の様子を長男の撮った写真と共に当ブログでも紹介してきましたが、ある高3生の保護者の方から次のようなコメントをいただきました。
「ブログ拝見させていただき、息子さんのアメリカの旅が想像をはるかに超えてました。生きる力が備わっていてすごいです」
第一子ということもあり中学生の頃まで過保護に育ててしまったと、親として自覚があります。しかし、幼少の頃からの地理好きが高じて大学生で地理学を学ぶようになり、旅行に憑りつかれたようで、好き勝手に全国各地も飛び回っています。18歳で成人したということもあり、親は基本的にノータッチです。旅費はすべてバイト代で賄い、すべて自己責任で行わせています。今回の長男のアメリカ独り旅から「可愛い子には旅をさせよ」の意味が分かりました。
そして、チャンスを生かす大切さ。私の浪人時代からの親友がボストンに居を構えており、以前から「子どもや生徒がアメリカに来ることがあればボストンに足を延ばすように言ってよ。俺の家に好きなだけ泊まって、そしてここを拠点に色々と回ったらいいよ。ここにいたら宿泊代タダだし、食費もかからんよ」と言ってくれていました。授業でアメリカやボストンが出てくると必ずこの彼の提案の話をしてきましたが、行動に移した生徒は一人もいませんでした。
ところが、大学生になった長男はすぐに「ボストンに行く!」と行動しました。チャンスがあるならまずはそれを生かして行動する。その結果、多くの可能性が広がることを長男本人も実感しているはずです。
The moment when chance first chose to betray us was also the moment when we were least likely to suspect that it might.
(チャンスが我々を裏切る行動に出た瞬間は、チャンスがそのような行動に出るかも知れないとはこれっぽっちも疑っていない瞬間でもあった)
これは東大で出題された英文です。チャンスは常に自分の周りにある。問題はそれに気づけるか否か。あとから「あれがチャンスだったのか」と逃してからでは遅過ぎます。特に学生時代は自由になる時間が社会人より圧倒的に多いですから、学生諸君はチャンスと感じたらまず行動にうつそう!