英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

習慣化による記憶の上書き

2022年05月13日 | 英語勉強法

大学受験生だった約30年前に最もやり込んだ参考書が、駿台受験叢書の『基本英文700選』でした。2018年11月19日、ひょんなことから『新・基本英文700選』の毎日100英文音読を始めました。毎日必ず声に出して100英文ずつ読めば、一週間で一周できます。これを一日をサボらず続けてきた結果、現在は182周目に入っていますが、ここまでくると、意識していなくても例文をすべて覚えてしまい、気づくと覚えた英文が口をついて自然と出てきます。


大学受験時代に取り組んだ、初代『700選』

助動詞の単元で必ず習う may well ~(~するのはもっともだ)。私はこれまでは高校の頃に全例文を暗記した『標準英語構文160』の44番に載っている

You may well be sorry for her.(彼女を可哀想に思うのはもっともだ)

で覚えていましたが、今週、高2生にこの助動詞を指導した時、ホワイトボードに書いた例文が『700選』の351番、

You may well feel sleepy this morning, for you were up all night long.(一晩中起きていたのだから、たぶん今朝は眠いだろう)

でした。これには驚きました。長年にわたって覚え続けていた『160』の例文が、『700選』の例文に取って代わられたのです。習慣は昔の記憶さえ上書きしてくれるのだと感じました。

 

いい習慣も悪い習慣も、新しい習慣に取って代わられます。できれば、自分を成長させてくれることを習慣化していきたいですね。

 

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