英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

itchy feet

2018年10月21日 | 指導現場にて
最高の秋晴れとなった今朝の伊那谷です。
こんなに天気がいいとどこかに出かけたくなりますね。そんな時、英語では itchy feet(痒い足)という表現を使います。

itchy feet
… the desire to go somewhere new

「痒い足」なんて、水虫みたいで面白い表現ですね

トラスト英語学院では、今日の午前中「もう悩まない!高校入試 リスニング対策」を行います。いくらいい天気でも、受験生に行楽気分はなかなか持てないかも知れませんが、勉強したことは必ず大きな財産となって自身に返ってきます。


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望む結果を求めて

2018年10月20日 | 指導現場にて
2019年度長野県公立高校入学志願者第1回予定数調査の結果が発表されました。地元通学区の上位2校である伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校の志願者数を記しておきます。(  )内は募集人員です。

【伊那北高校】
 普通科 293名(200名) 
 理数科 前期 50名(36名) 後期 43名(4名)

【伊那弥生ケ丘高校】
 普通科 310名(240名)

予定数調査ですので、中3生の現時点での第一志望の結果です。現実を知らずに実力と大きく乖離した高校を希望している生徒も多数いるので、この数字は全くもって気にする必要はありません。これからの5ヶ月の間に、私立高校に推薦等で進学する学生、志望校を下げざるを得ない生徒が多くいます。今回の数字は飽くまでも参考程度で考えましょう。実際、参考にもなりませんが・・・(笑)。

中3生たちはいよいよ受験勉強が佳境に入っていきます。ここからは勉強していても思うように点数や偏差値が伸びないかも知れません。なぜなら周りの受験生たちも勉強をやっているわけですし、何より、これまでの積み重ねが大きくものをいうからです。でも、勉強を続けるしかありません。

伊那北高校普通科は中3時の学校のテストや入試本番で350点、伊那弥生ケ丘高校は300点が合格の目安となります。実際はこの点数よりも低くても受かる年もありますが、出題や問題のレベル、出願状況によって影響を受けてしまいます。上述の点数をボーダーラインと考え、志望校に向かってコツコツと日々の努力を続けましょう。


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人生はTOEICと共に

2018年10月19日 | TOEIC・英検など
今日は10月19日でTOEIC(=1019・トーイック)の日です。一部のTOEICkerから広がった記念日ですが定着しつつあるようです(笑)。

私が初めてTOEICを受けたのは1994年5月の第46回でした。リスニング255点、リーディング320点、合計575点からのスタートでしたが、あれから24年が経ち、今月のTOEICで第234回を数え、私自身の受験回数は68回となり(IP、アメリカでの受験を含む)、990点満点も取れるようになりました。

思い出に残っているTOEICを振り返ってみました。

・1997年5月 第59回(自身11回目)740点、初めてレベルB入り。
・2001年1月 第82回(自身16回目)800点、初めての800点台。留学を決意。
・2002年1月 IP (自身21回目)920点、留学の地で、初めての900点超え。
2008年5月 第138回(自身29回目)970点、初めての950点超え。
2013年1月 第177回(自身37回目)985点、満点まであと1問。独立開業を決意。
2014年3月 第188回(自身42回目)990点、初の満点。

こうして見ると、自分の英語学習はTOEICと共に歩んできたことが分かります。そして、これからも英語学習の中心にはTOEICがあるはずです。TOEICのとらえ方は人それぞれですが、私にとっては990点満点そのものが目標であり、英語力伸長のツールであり、そして大切な趣味であると言えます。

TOEICの日の今日、『公式問題集 4』を購入しようと思います。


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英検でAIを導入

2018年10月18日 | 2020年大学入試制度改革
日本英語検定協会が英検へのAI導入を発表しました。以下に記事を引用します。
英検 AIで自動採点 来年度から

日本英語検定協会(英検協会)は17日、東京都内で会見し、英検のスピーキング(話す)やライティング(書く)で、人工知能(AI)を活用した自動採点を2019年度から順次導入すると発表した。従来通りの人による採点と組み合わせ、精度向上や時間短縮を目指す。

20年度に始まる大学入学共通テストでは、英検などの民間検定試験の結果が入試に利用される。英検協会の担当者は「入試利用も見据え、より公平公正な検定結果になるよう最新のテクノロジーの活用が重要だ」と述べた。

自動採点は、19年度に「話す」の4、5級で、「書く」の1~3級で導入。大学入試に利用できるコンピューター端末を使った新方式では、2級、準2級、3級の全てで19年度から始める。

英検協会は民間のAIサービス事業者と自動採点の精度について検証。「話す」の4級と5級で人による採点と比較すると、英文の音読や、決まった答えのある質問に英語で答える問題で、いずれも90%以上がほぼ一致した。一方、受験者が自身に関することを自由に答えられる問いでは一致率にばらつきがあり、課題もみられた。

(10月18日 信濃毎日新聞朝刊より引用)
確かに、スピーキングテスト(二次面接試験)には型があり、予想される解答もかなりパターン化していますので、AIでも採点可能でしょう。しかし、スピーキングでは生身の人間と向き合う緊張感もコミュニケーションとしては大切な要素ですので、TOEFLのようにパソコンに向かって話すのとは差別化して、そこはしっかりと担保してほしいと思いますが、コスト面や物理的な制約から難しいかも知れませんね。

大学入試制度改革に伴い様々なことが変わっていきますが、学習者・受験者がやるべき勉強は変わりません。骨太な揺るぎない英語力を身につけるために、今まで通り、腰を据えて英語に取り組んでほしいと思います。
大学入試制度改革には流動的な側面もあります。これからも動向に注目して、随時、本ブログでも情報共有してまいります。


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tantalizing の思い出

2018年10月17日 | 英語勉強法
英検準1級合格を目指す社会人の生徒さんの指導教材に tantalizing が出てきて、留学時代を思い出しました。

当時、語彙力アップのため、授業・会話・新聞・雑誌等で出会った単語のほぼすべてをカード化し、暗記を心がけていました。確か、USA TODAYに出てきて覚えたのが tantalizing です。LONGMANでは次のように定義されています。
tantalizing
… making you want something very much
日本語訳では「じれったい、(興味や欲望を)駆り立てる、(食欲を)そそる」などとなります。

ある日、キッチンで夕食の準備をしていたホストマザーの Judy にこの tantalizing を使ってみました。

私:What tantalizing smells!

Judy: How poetic, Kenichi! Good job!

ネイティブにとってはとても詩的な響きがする単語のようですね。

この時から tantalizing は私の単語になりました。単語集で覚えるよりも、このように実地で覚えた単語は一生忘れません。何も留学しなくても、目の前にある物や状況を英語にしてみるだけで語彙力・表現力はアップします。工夫と継続で、日本にいながらにして英語力は向上します。
シアトルで乗った観覧車。ferris wheel がすぐに口をついて出てきましたか?NEW HORIZON では中学2年で習いますよ(笑)。「世界の果てまでイッテQ!」の「はじめてのおつかい in アメリカ」でシアトルの観覧車が特集されましたが、ferris wheel が聞き取れず、出川さんも苦労していました。


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自分を感じる場所

2018年10月16日 | 閑話
上伊那郡中川村の四徳温泉キャンプ場に行ってきました。スマホも通じない山のコテージで日曜夜の時間を過ごしました。

このキャンプ場に前回来たのは2012年で独立開業を決意した時でした。あれからもう6年・・・。時の経つ速さを改めて感じました。

今回訪れた目的は、普段の生活から隔離された自然の中で、リフレッシュすること。生まれ育った伊那谷の自然の中で火を見ながら過ごす無為な時間。






長男がずっとギターを奏でてくれ、ゆっくりとした時間が流れていきました。

四徳温泉キャンプ場は、近くにある桑原キャンプ場を含めて、高校時代から何度も訪れています。自分を感じる場所、自分を取り戻せる場所を持てるありがたさに感謝です。


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隠遁的時間を過ごす

2018年10月15日 | 閑話
昨日からわずか一日ですが、スマホも通じない山奥で、隠遁的(secluded)な時間を過ごしておりました。
詳しくはまた明日のブログに書きたいと思いますが、普段の生活から隔離され自然と向き合うことで、リフレッシュできました。こういう時間を定期的に持つことは大切ですね。

日々のルーティンであるブログの更新も午後になってしまいましたが、これでしっかりと更新ですね(笑)。気持ちに新たに、今日もこれから午後11時まで英語指導です。


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英検後に見える本当の学習姿勢

2018年10月14日 | 指導現場にて
英検が終わって一週間。受験を終えた生徒たちに自己採点の結果と感想を聞きましたが、毎回、以下のようなパターンに分類されます。

①すべての問題に自分の解答した番号に印をつけてあり、自己採点をしてある。

②自己採点はしてきたが、特にリスニングで解答した番号に印をつけられていない。

③ところどころしか解答した番号に印をつけられていない。

④自己採点すらしていない。


①の場合、その時はたとえ不合格だったとしても、近いうちに合格する可能性が高いです。合格する気持ちが強ければ結果は自ずと気になりますし、そのために解答した番号に印をつけてくるのは当然です。

②と③は合格する気持ちが解答姿勢に表れていません。②のパターンが意外と多く「リスニング中にマークシートを塗るのが精一杯で、問題用紙に解答した番号に印をつけられなかった」という言い訳を聞きます。果たして、リスニング時に自分の解答した番号に印をつけるのにどれだけ時間がかかるのでしょう。一問当たり1秒もかからないはずです。これは明らかにトレーニング不足です。過去問を一回でも解いていれば対応できるはずです。

③の場合も、合格する気がないと思われて当然です。解答した番号が分からなくても気にならない=自己採点に興味がないわけですからね。2年前、長男が中1時に準2級を受験した時がそうでした。その時は相当に厳しく叱責し、姿勢を正しました。結果的にそれが一年後の準2級と2級合格につながったと確信しています。

④は論外です(苦笑)。自己採点しない理由は色々かも知れませんが、現実と向き合うことを避けてるわけですから、そこに成長のきっかけは微塵もありません。

たかが英検、されど英検。教育現場にいると、英検受験の姿勢からも様々なことが見えてくるので興味深いです。


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違和感ある民間試験導入

2018年10月13日 | 2020年大学入試制度改革
長野県の地元紙である信濃毎日新聞の昨日の朝刊社説に、2020年度大学入試制度改革について書かれていましたので引用します。
英語民間試験 なぜ立ち止まらないのか

英語の民間試験を大学入試の共通テストに導入することについて大学や高校から幅広く合意が得られているとは言いがたい。むしろ、導入が近づくとともに不安や戸惑いは増している。

入試で最も肝要な公平さが確保できるのか。危ぶむ声は強い。いったん立ち止まり、丁寧に検証し直す必要がある。文部科学省は、2020年度の導入日程ありきで押し切るべきではない。

東京大は先月、受験生に民間試験の成績提出を必ずしも求めない方針を決めた。一定水準の英語力があることを高校が認め、調査書に記入すれば出願できる。

事実上、民間試験は使わないという判断である。ここへ至るまでに方針は揺れた。いったんは活用する方向に転じ、学内から異論が相次いだ経緯がある。

国立大学協会は民間試験の活用を申し合わせ、成績の扱い方について指針や具体例を示している。ただ、最終的な判断は各大学に委ねられ、まだ明確な方針を出せていないところが多い。

現在のセンター試験を共通テストに移行するにあたり、「読む・聞く」に加え「話す・書く」力を評価することが導入の目的だという。TOEFL、英検をはじめ8種類を文科省が既に認定した。

何より心配なのは、住む地域や家庭の経済状況によって、有利、不利の差が生じることだ。試験によっては大都市でしか受験できない。交通費の負担に加え、受験料が2万円を超す試験もある。

高校の授業が民間試験の対策に偏り、英語教育を変質させかねないと懸念する声も出ている。民間試験は高校3年の4月から受験できるため、学校行事を含め高校の教育全体に関わってもくる。

また、それぞれ目的も尺度も異なる民間試験の結果を一律に比較するのは難しい。語学力の国際基準に当てはめるというが、それに用いる対照表は、公式な検証、審査を経たものではない。

新たな入試制度は、公正、公平の面から根本的な疑問が山積している。どう解消するか、具体的な措置が示されたわけではなく、納得がいく説明もない。

本来、入試の改革は大学が主体となって進めるべきものだ。共通テストで足りない部分は個別の二次試験で補えばいい。文科省がごり押しするのは無理がある。

大学入試は受験生の進路の選択に大きく影響する。20年度という年限は絶対の前提ではない。公平さに疑義を残したまま見切り発車することがあってはならない。

(2018年10月12日 信濃毎日新聞 朝刊社説より引用)

ただ単にスピーキングテストがあるからという理由での導入に過ぎません。なぜ「話す力」をそこまで求めるのか。日本人が英語を話せないのは話すトレーニングが欠けているのではなく、その力の前提となる「読む」「書く」「聴く」力が足りてないからです。ここ十数年の英語教育はコミュニケーション重視とやらの名の下、高校の授業は「コミュニケーション」「英語表現」に取って代わり、文法軽視の傾向に拍車がかかり、結果、英語力全般が一昔前より劣っていると感じるのが、教育現場にいての正直な感想です。

これまでのセンター試験と二次試験で、大学入学以降に必要とされる英語力の素地は担保されています。特にセンター試験は、共通一次の時代も含め、三十年以上にわたって洗練されてきた信頼できる試験です。「思考力」「コミュニケーション」「話す力」という大義名分の下、2020年度にセンター試験を変え、その数年後には民間試験に取って代わらせるのは拙速に過ぎません。

なぜそこまでして急ぐのか?何かしらの見えない力が働いているようにしか思えません。

1992年度 早稲田大学 入学試験


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常識は破るもの

2018年10月12日 | ランニング・筋トレ
昨日は高校時代からの親友が学院を訪ねてくれ、一緒にランチをしました。話題はもっぱらランニング。ほぼ同じ時期に健康のために走り始め、共に今年は初めてのハーフマラソン大会に出るなど、同じ趣味にどっぷりとはまってしまった者同士、トレーニング法、ランニングギア、サプリ等々、話は尽きませんでした。新発売になった栄養補給食品もプレゼントしてもらいました。

新しい趣味を持つとそれまで興味がなかったことにも目が向き、思わぬ発見もあります。最近はYouTubeで、それまでのマラソンの常識をひっくり返してきた川内優輝さんの特集を見ましたが、その中のナレーションが琴線に触れました。
実業団よ、学生よ、すべてのランナーよ。伝えたいことがある。

常識にとらわれていないか?

可能性を狭めていないか?

挑戦を止めていないか?

そして・・・、

走ることは楽しいか?
どんなことからも学びの機会はあります。それがたまたまランニングだということですね。

走っている時間は誰にも邪魔されず、それは自分だけの思考の時間、無にさえなれる時間。

さあ、今日も走ります。


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