英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

春の松本ランフェス

2021年03月21日 | ランニング・筋トレ

1年3ヶ月ぶりのマラソン大会となる、「春の松本ランニングフェスティバル2021」に出場しました。コロナ禍の中で開催してくれた大会関係者には、感謝しかありません。


会場の信州スカイパーク陸上競技場

新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、最大限の配慮がなされた大会であり、中止が相次いでいるマラソン大会の今後のあり方に一石を投じてくれたように思いました。

・参加資格は県内在住者のみ
・10kmのみ
・年代別に人数上限を設定し、スタート時間もずらす
・電子チケットによる体調チェックと受付
・ボランティアはなく、給水ポイントはない
・沿道の応援はなし
・スタートまではランナー同士が距離を取り、マスクも必着
・開会式と閉会式の省略
・完走証は翌日以降にWEB上のダウンロードで発行


電子チケット

これまでのマラソン大会とは違う雰囲気の中で行われましたが、沿道で出会う方の中には拍手をして応援してくれたり、小さな声で「頑張って~!」と声をかけて下さり、それだけで、練習よりもパフォーマンスが上がります。

右膝の故障が完治せず万全ではありませんでしたが、サポーターをして臨み、完走できました。そして、速報タイム42分55秒で、自己ベストを2分10秒ほど更新しました!

今回のデータは以下の通りです。

走行距離 10km
コース高低差 48m
タイム 42分55秒
平均ラップ 4分18秒/km
消費カロリー 641カロリー



1kmごとのラップ

1km 4分01秒
2km 4分18秒
3km 4分29秒
4km 4分40秒
5km 4分28秒
6km 4分34秒
7km 4分30秒
8km 4分10秒
9km 4分18秒
10km 4分05秒


スタート直前

年代別のスタートであり40代は179名の参加でしたのでスペースに余裕があったため、スタートライン先頭に立ちスタートを切りました。久しぶりのレースの高揚感と先頭集団のペースの流れに乗ってしまって、最初の1kmは4分01秒ととてつもない速さで突っ込んでしまいました。「速い、速い!」と独り言ちて、少しペースを落としました。今回は10kmの自己ベストで44分台(キロ4分29秒)を狙っていたので、スタートダッシュが心に余裕を持たせてくれたのは事実でした。淡々とラップを刻み、残り3kmになったところでスイッチを入れてピッチを上げました。

ラスト1kmは右膝に痛みを感じ始めていましたが、大会で走れる喜びでアドレナリンが出て、何とか最後まで走り切ることができ、自己ベストの更新となりました。

ゴール後は、これまでの大会でしたらフィニッシャーズタオルと記録証を受け取り、立ち並ぶブースで地元の食材に舌鼓を打てましたが、今回はスポーツ飲料とジェルをいただき、ランナーたちは三々五々に帰路につきました。

今年出場予定であった長野マラソンと安曇野ハーフマラソンは既に中止が決定されています。10月の松本マラソンはどうなるか。もしかすると、今回の大会が契機となって、開催へ向けて一筋の光が差し込んだかも知れません。

コロナ禍で貴重なマラソン大会を経験し、ランナー、主催者両方のアツい想いがあってこその大会開催だと実感させられました。今後のマラソン大会の動向を注視していきたいです。


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一日一英単語 第11週分

2021年03月20日 | 実用英語
私のTwitterで一日一英単語を紹介している【今日の英単語】。第11週分の英単語を列挙します。

3/12 infrastructure「日常生活を支える基盤、インフラ」
3/13 asymptomatic「無症状の」
3/14 weigh ~「~を検討する、~を熟考する」
3/15 quad「4つの」
3/16 waddle「よちよち歩く」
3/17 introverted「内向的な」
3/18 unconstitutional「違憲の」

unconstitutional は constitution「憲法」をまず覚えなければなりませんね。大学1年の時に受験した国連英検B級の英作文で、the Constitution of Japan(日本国憲法)と書きたいところを the Construction of Japan(日本国建設)と書いてしまい、不合格になった苦い思い出があります(^_^;)。
そのレベルからでも努力を続ければ、TOEIC990点満点・英検1級合格は可能です。

継続は力。一日一英単語、頑張って続けましょう。


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その先にある道を歩む

2021年03月19日 | 指導現場にて
大学受験を終えた高3生たちは、それぞれが進路を決め、新しい道を歩き始めます。確かに、大学受験の結果に関しては、生徒それぞれで本意不本意があるでしょう。特に不本意な結果の場合、煮え切らない、くやしい気持ちが大半を占めているに違いありません。

「大学受験がゴールではない。その先にある目標のために、大学進学後が大切だよ」という陳腐な言葉は、不本意な結果に終わった高3生には響かないことは、私自身がそれを2度経験しているので、一番分かっています。

しかし、大学受験を終えて30年近い月日が経ってあの頃のことを冷静に振り返ってみると、第一志望でなくても合格した大学に進学し、その与えられた環境の中でベストを尽くし、周囲よりも頭一つ抜き出ることにも大きな意義があると思えるようになりました。

さあ、いつまでも大学受験ごときで立ち止まっているわけにはいきません。時を刻み続ける人生において、立ち止まることは後退を意味します。第一志望に合格して進学するか、それ以外の大学に進学するか、浪人するか、浪人するにしても、予備校に通うのか、仮面浪人するのか。人生は選択の連続であり、その選択が正しいかなんて、今は分かりません。

若い諸君の目の前には、まだ知らない大きな世界と、無限の可能性が広がっています。大学受験を通して自分が対峙したあらゆる想いを糧にし、見聞を広め、心広く、社会に貢献する大人になってもらいたいと願います。
信州伊那谷も、例年より早く桜が咲き始めました。今日は長野県公立高校入試の合格発表もあります。受験を終えた受験生たちはみな、新たなスタートラインに立つ時です。


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語彙の増やし方

2021年03月18日 | 英語勉強法
東京大学の第1問は要約問題が定番ですが、今年は、大人と子供の思春期のとらえ方についての相違を述べたものでした。この英文に出てくる語彙は、偏差値60くらいまでの高校生にとっては難しく感じてしまうでしょうが、東大を受ける受験生からしてみれば知っていて当然の単語ばかりです。単語集では後半部分に載っているか、そもそも載っていないものも多いですが、このような過去問を解くことで覚える英単語こそ、本当の使える英単語になります。

例えば、今回の要約問題では、次の3つの単語も必ず知っていなければならないものです。

①adolescence「思春期」
②withdrawn「内向的な」
③mismatch「相違」

もちろん、このまま覚えるのもいいですが、同義語として

①=puberty
②=introverted
③=discrepancy

を一緒に覚えると、英検準1級・1級にも対応できる語彙力となります。

高2生たちには、4月になるまでに第一志望の入試問題一年分を解くように指示してあります。その中で出会った単語を完璧に覚えて、語彙を増やしていく・・・。そんな知的作業こそが、本物の英語の礎となるのです。


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“モヤー”感を払拭する

2021年03月17日 | 英語勉強法
英語を指導していると、多くの学習者が引っかかるポイントがあります。

それは、分詞構文、付帯状況、倒置、省略、強調。

厄介なのは、これらが含まれた英文は、単語の意味さえ分かれば何となくは全体で言おうとしていることを感じられること。でも、そのモヤーっとした感じを払拭しなければ、それ以上の英語力の伸長は望めません。

昔の私もそのような英文に出くわした時は分かったフリをして、細かいところは気にしませんでした。果たして、いい加減に読んでムダにしてきた英文はどれくらいでしょうか。英単語の意味をつなげて何となく理解した気分になっていただけの英文、英文構造は見抜けたとしても背景知識がなく投げ出した英文。

完璧に理解されず闇に葬り去られたこれらの英文のおかげで現在の英語力があることを、決して忘れてはなりません。だからこそ、英語指導ではその“モヤー”感を徹底して拭い去るよう、文法に依拠した英文読解を伝授しています。


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塾は農業に似ている

2021年03月16日 | 指導現場にて
Twitterで相互フォローしている塾講師歴20年の先生の固定ツイートです。
塾は農業に似ていると思う。土を耕して、水をあげて、悪いところがないか観察して。そういう手間ひまかけて、いい農作物が育つ。
無理に収穫量を増やそうと、肥料を与えすぎたり、大型機械に頼りすぎたりすると、いい農作物は育たない。
最近、電子黒板やiPadを導入したり、コロナ禍のリモート授業ため様々な機材を導入したりする塾が多くなってきました。それぞれ目的があり、理にかなっているので素晴らしいと思う反面、教育はどこへ向かっているのだろうと思う自分もいます。古い人間だと言われればそれまでですが、やはり教育は人と人が向き合い、黒板(ホワイトボード)、鉛筆、ノートという原点を忘れてはいけないのではと考えます。

教育や塾経営に関して情報交換をさせていただいている愛知県蒲郡市の未来義塾の守田先生が、塾講師としての原点に戻るため、電子黒板をやめてホワイトボードを再び使い始めたというのも、至極納得できます。

結局のところ、何をベストと感じ選択するかは塾それぞれであり、それが個性になっていきます。私も自分の芯にあるものをブラさず、貫いていこうと思います。機械に頼り過ぎず、肥料を与え過ぎず、作物が本来持っている成長するための強さを引き出すような“農業”を目指していきます。


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町を知った一年

2021年03月15日 | 閑話
昨日は市内一斉の河川清掃があり、町の四役(衛生部長)として朝6時半から走り回りました。午後は、一年間務めさせていただいたその衛生部長の引き継ぎがありました。

この一年間は想像以上に多忙で、「なんでこんなことを自分がやらなきゃならんのだ?」と感じたのは一度や二度ではありませんが、自分の住んでいる地域のことが本当によく分かり、今まで以上に周りを見るようになりました。それまでは、自分の納めた町内費が、お年寄りの役員衆の飲み代になっていると思い込んでおりましたが、実際はそうではなく、そのような役員の方がいるからこそ、地域の安心安全が保たれていたのだなと感じられました。わずか一年でしたがその一端を担えたことは、これからの人生の大きな収穫だったように思います。

路面表示の線引き(2020年7月5日)
何事も経験だと感じた一年間。でも、休日の半分以上が活動や会議に縛られてしまったのも事実でした。しばらくは役はいいかな・・・(^_^;)


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11ヶ月後を体感する

2021年03月14日 | 指導現場にて
春休みなどの長期休暇になると、高校生には学校から課題帳的な宿題が課されます。休み明けに提出し、テスト範囲にもなっているので、生徒たちはやらざるを得ません。

長期休暇中に勉強をやらせるために高校の先生たちは課しているんでしょうが、学生は課題帳を終わらせることが目的となっていて、片付け仕事的(slapdash)になっています。それをやったからって英語力が伸びてるとは思えません。知らない単語を抜き出して暗記し、長文を何度も音読すれば確実に力がつきますが、そこまで使い倒している高校生に、これまでお目にかかったことがありません。

だから、長期休暇中の宿題なんて出さなくてもいいのではと考えてしまいます。
それよりも、単語集や『Next Stage』などを繰り返して暗記した方が、英語力は飛躍的に伸びますね。

では、宿題を課さなかったために勉強をやらずに遊んでしまったら・・・。高校は義務教育じゃないんだから、自己責任でいいような気もします。

高校生にとっては時間が比較的自由に使える3月です。高2生には、基本語彙の暗記の他に、第一志望の大学の過去問1年分にチャレンジするように指示しています。英語に関しては、解答解説・全訳を見ながらでも100%理解し、知らなかった単語は覚える。11ヶ月後にどのレベルまで英語力を伸ばさなくてはならないのか体感することが、現役合格のための条件です。


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できることを

2021年03月13日 | ランニング・筋トレ
来週末に久しぶりのランニング大会を控えていますが、先週末から右膝に痛みがあり、走るのを控えています。今年1月の左踵に続く故障で、思うように走れずフラストレーションがたまりますが、ここはグッと我慢するしかありません。来週の大会は10kmですので、1週間あれば何とか調整できますから、明日まではしっかりと膝を休めます。

しかし、何もしない訳ではありません。いつもより負荷をかけた筋トレと、体幹トレーニング。むしろ、走るよりもこれらの方がキツイという・・・(笑)。これまでも故障をしてきましたが、故障が明けるたびに強くなってきて、自己ベストも更新してきましたから、今は耐える時です。
ちょうど、町の役員引継の時期になり、一年間の振り返りと引継書類の作成もはかどりました。明日の地区の一斉清掃が終われば、お役御免となります。

走れない時には、できることをやる。毎日1mmでもいいから進歩を感じられるよう、ランも筋トレも仕事もやっていきます。


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一日一英単語 第10週分

2021年03月12日 | 実用英語
私のTwitterで一日一英単語を紹介している【今日の英単語】。第10週分の英単語を列挙します。

3/5 kidnap ~「~を誘拐する」
3/6 unveil ~「~を明らかにする、発表する」
3/7 allowance「手当」
3/8 devastate ~「~を打ちのめす、~を荒廃させる」
3/9 maze「迷路、迷宮」
3/10 prestigious「名門の」
3/11 address ~「~に対処する」
prestigious を見ると、私は unprecedented(前例のない)という英単語を思い浮かべてしまいます。発音が似ているのは確かですが、留学時、自己紹介で元銀行員の話をする際に、なぜ銀行を辞めたのかを必ず聞かれ「『前例がないから』という理由で稟議が通らないことがよくあり、前例に縛られない仕事をしたい」、と話すようにしていたからです。

会社員を辞めて個人事業主として仕事をしていると unprecedented なことばかりが出てきますが、それと向き合うことが楽しく、自分のペースで仕事ができている喜びがあります。


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