英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

昭和のプロレスがまた一つ終焉

2024年09月11日 | 閑話

元プロレスラーの小林邦昭さんが亡くなられた。

小6の時、タイガーマスクと小林邦昭の闘いを見て、胸躍らせていました。

スポーツ報知より

ジュニアヘビー級独特の軽快な動きと芸術的なフィッシャーマンズスープレックス。正統派のプロレスでも十分強いのに、敢えてマスクを破るなどの反則を行うヒール色もまた魅力でした。当時としては珍しかったVHSビデオが我が家にあり、タイガーマスクのマスクが破かれたこの瞬間をコマ送りして、「タイガーの正体は一体誰なんだ?」と、友達と何回見たことでしょう。

その後、長州力の維新軍に合流し、あの世紀の「正規軍対維新軍」の争いで、先鋒を切っていたのも小林邦昭でした。あの頃のプロレスは、格闘技色とショービジネス色が上手く交じり合い、最高に楽しかった。そして、多くの英単語を覚えられたのも、プロレス技を通してでした。

2年前のアントニオ猪木の逝去に続く訃報。昭和のプロレスがまた一つ終わりを迎えました。ご冥福をお祈り申し上げます。

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英検2級は単なる通過点

2024年09月10日 | TOEIC・英検など

2024年度第2回英検の申し込みが締め切られました。

英検のレベルについては、「3級=中学卒業レベル、2級=高校卒業レベル」と考えられていますが、現場で教えている者にとっては少し違った感覚があります。

私が塾業界に身を置いた20年前から感じていたことではありますが、「え?2級に合格しているのに、この程度のことも知らないんだ?」と思わせられる場面に数多く遭遇します。私が高校生・大学受験生だった昭和後期や平成初期の頃は、2級合格者の英語力はもっと高かったように思います。ですので、私は現在の英検2級の英語力は信用していません。

こんな風に書くと独りよがりの意見のように思われますが、同様に感じているのは私だけではないようで、とある高校の英語の先生が Facebook で次のように書かれていました。

「今の2級は、3年次進研偏差値40台、共通テスト4割程度でも受かってしまいますよね。でも、30年くらい前は、センターで8割近く取れ、偏差値は65くらいないと受からなかったと思います。そして合格者の大半は高3で、英語がすごく好きな生徒だったと思います。それでもなお2級を取れる高校生は貴重でした。でも今は高1で2級に受かるのも珍しくありません。相対的に英検2級程度は大したことないという認識に現場もなりつつあります」

このコメントを読んだ時、「やはり、そうか・・・」と妙に納得してしまいました。中学生や小学生でも2級合格は珍しくありませんが、ぶっちゃけ、単語さえ覚えればギリギリでも合格できる可能性が高くなるからです。

ただ誤解していただきたくないのは、「英検2級を受けなくていい。受からなくていい」と言っているわけではありません。2級のレベルが昔よりも下がってしまったからこそ、本物の英語力を身につけるための通過点として、絶対に合格しなければならないのです。「2級なんか受かって当然!」という意気込みで、早くに準1級へチャレンジしてもらいたいです。

東大や京大などの旧帝大、早慶上智、GMARCHといった難関大学では、準1級レベルの語彙と英文が当たり前に出題されます。むしろ、準1級以上の英語力がないと勝負できません。難関大学を目指す場合、遅くともは高3の夏、つまり高3時の春の英検で準1級合格しておきましょう。そうすれば、推薦入試を含めて、チャンスと選択肢がグッと広がります。

英検2級合格者の共通項が、文法力が圧倒的に足りてないという点。準1級に向けて語彙力を高めるのは当然ですが、それと同等に英文法も徹底してやり直さないと、遅かれ早かれ、痛い目に会います。理想としては、一問一答形式の問題集『英文法・語法 一問一答』(東進ブックス)に収められている問題がサッとできて、自分で解説できるようになるまで繰り返せば、英検準1級や1級、そして難関大学受験に耐えうる文法力が備わっている証拠となります。

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厳しい残暑でも走る

2024年09月09日 | ランニング・筋トレ

厳しい残暑が続くでござんしょ・・・(-_-;)

いつも走っているランニングコースにアオイの木があるのですが、梅雨明けと同時に咲き終わるはずのアオイの花が今年はまだ咲いています。植物も咲く時期を間違ってしまうほどの異常気象なんでしょうね。

昨日の伊那市の最高気温は34.4℃で猛暑日一歩手前。天気予報は午後から雨でしたが全く降らず、風もなくムシムシ。それでも「走らないと・・・」と思ってしまうのが、ランナーの性ですね。2週間前からあった左腓腹筋の違和感も消えたので、登坂ダッシュ200m×5本のインターバル走を再開し、昨日は12km走+ダウン走1.5kmで合計13.5kmを走りました。これで今月の走行距離が112km超え。今シーズンの最初の出場大会となる今月29日(日)の第11回信州駒ヶ根ハーフマラソンまで3週間。しっかりとトレーニング&調整をしていきます。

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本物の英語力を培う

2024年09月08日 | 指導現場にて

ある中2生に同等比較(as ~ as …)を教えました。その際、大学受験時代に『英文法講義の実況中継』で覚えた例文

He is as wise as a monkey.

を紹介しました。

「彼は猿と同じくらい賢い」ではなく、「彼は猿くらいの知恵しかない」。同等比較は「…と同じくらい~」で覚える人が多いですが、2つ目の as の後ろくる単語によっては、この例文のように否定的な意味になることも説明しました。例文の意味と説明を聞いて、普段は寡黙な彼が、クスッと笑ってくれたのが印象的でした。

名著と言われた受験参考書で30年前に覚えた知識は、令和の現代でも確実に通じます。当然と言えば当然ですね。それこそが真の英語力なのですから・・・。

因みに、『英文法講義の実況中継』ですが、7月28日の当ブログ記事で紹介しているように、現在でも売れていて、ベストセラーに入ることもあります。口語体で書かれていて、授業をライブで聞いているような感覚の参考書ですので、英語が苦手な学生や英語の勉強をやり直したい社会人にとって、うってつけな一冊です。

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笛を吹く人

2024年09月07日 | 実用英語

連日、メディアを賑わしている兵庫県知事のパワハラ・おねだり疑惑ですが、事の発端となったのが元県民局長の内部告発。

さて、「内部告発者」を英語では何と言うでしょうか?

 

 

答えは、whistleblower です。直訳したら「笛を吹く人」。サッカーの審判のように、反則があった場合に、「ピ、ピー!」と笛を吹いて知らせるイメージですね。

当ブログでは既に16年前の2008年2月7日の投稿記事で紹介しておりますが、私がこの単語を覚えたのは留学中の2002年でした。当時のアメリカで Enron や WorldCom といった巨大企業の悪事が暴露され、日本でも雪印牛肉偽装事件など食品偽装が相次いで表面化したのは whistle-blower によるものでした。

英単語集ではなかなかお目にかかれないけど、時事的に話題になっている英単語は大学受験でもよく出題されます。これを機に是非覚えましょう!

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結果を残す人

2024年09月06日 | 指導現場にて

「GACKTキレイプロジェクト」発足記念イベントでのGACKTさんのコメント。

毎日やるべきことをやっている。日々の積み重ね。20代にやってきたことが30代、30代にやってきたことが40代に出る。

重い言葉ですね。日々やるべきことを毎日継続して積み重ねることの難しさ。ダイエット、筋トレ、英語の勉強・・・。これまでどれくらいの人が、「毎日やる」と決意したのにいつの間にかやらなくなり、結果を残せていないかは、想像に難くありません。

 

7月末、生徒たちに基本イディオム・語彙100問チェックを行い、それまで怠けていて覚えていなかった生徒たちにそれらすべてを覚えさせ、同時にこうもコメントした。

「人間は忘れる動物。記憶のメンテナンスをしていかないとすぐに忘れるから、日々継続していけよ」と・・・。

あれから1ヶ月余り。今週の授業である生徒に、あれほど必死になって覚えたイディオムを覚えているか、いくつか聞いてみた。すると、そのすべてを忘れているという現実。

毎日継続するって難しい。でも、継続しているとそれが当たり前になり、やらないと気持ち悪くなる。そして、ふと気づいた時、技能として習得してしまっているのです。

 

継続こそ力。

継続していれば、必ず変化が起こり、結果が伴います。

さあ、今日も走ろう。日々の積み重ね、継続こそ力、です。

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令和の米騒動に思う

2024年09月05日 | ランニング・筋トレ

全国的にお米の品薄状態が続いており、「令和の米騒動」などと言われています。

災害時のための備蓄でお米を買っている人が多いようですね。コロナ禍に入った2020年3月のトイレットペーパーの買い付け騒動を思い出します。何事に対しても、ある程度の心配と準備は必要かも知れませんが、まだ起こってもいないことに対して必要以上に心配してもね~、と私などは考えてしまいますが・・・。この辺の見解には個人差がありますので強く主張はできませんが、消費者として冷静な行動を心掛けたいものです。

私の普段のランニングコースは水田の間の道が多いので、稲の成長と共に季節の移ろいも感じることができます。

昨日は、無給水・無停止のクォーター(10.55km)走を行い、ダウン走と合わせて15kmを積み上げました。残暑で日差しが強く暑かったですが、北風が心地良く感じました。稲穂も頭を垂れてきて、刈り入れ間近。今年も美味しい新米を食べられることを楽しみにしております。

暑かった2024年夏ですが、季節は確実に進んでいます。

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熟したメロンから学ぶ英語

2024年09月04日 | 実用英語

妻が職場の同僚からメロンをいただいてきました。しかも4つも!ご主人が趣味で栽培されているそうなんですが、素人が育てたとは思えないほどの贈答品レベルです!

このメロンを食べた時に頭をよぎった英単語たちを紹介します。

raise ~「<作物など>を栽培する」

ripe / mellow / mature「熟した」 

ripen / mellow「熟す」

succulent「みずみずしい」

 

When it comes to raising vegetables and fruits, he is second to none.

(野菜や果物を育てることとなると、彼の右に出る者はいない)

 

こんな例文を暗記しておくと、イディオムまで覚えられてお得です(^^)v

 

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目標があるから

2024年09月03日 | トラスト英語学院

昨日も真夏日となるなど、日中はまだまだ暑いですが、朝晩はだいぶ涼しくなってきた信州伊那谷。

先週土曜日は、台風10号の影響で雨が降ったり止んだりでしたが、日没後は素晴らしい夕焼けで、空だけでなく塾舎全体も茜色に染まりました。

9月になり、今年度第2回英検の申込期限の9日(月)が迫ってきました。夏の頑張りの成果を確認するためにも、中高生は積極的に受験しましょう。

因みに、来年2月16日開催予定の京都マラソン2025のランナー募集も昨日締め切られました。まあ、私は募集開始初日の7月18日に申込済みですけどね(^^)v

英語もランニングも、日々の努力を継続するモチベーションとして、また、その成果を確認する場として、検定試験や大会などを目標設定するのは大切です。

 

目標があるから頑張れる。さあ、今日も小さな努力を積み上げていきましょう。

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試される本気度

2024年09月02日 | ランニング・筋トレ

私の仕事は午後からなので、平日は午前中にランニングやトレーニングを行っています。そして、夕方からの授業に入ってしまうと夜10時までは何も食べられませんので、午後4時くらいに軽食を取ります。

先週のある日の仕事前の軽食。プロテイン、プロテインバー、低カロリーゼリー、カロリーメイト。

ランニングは趣味ですが、目標を達成するには、常にそのことを考えて時間を重ねていく本気度が試されます。空いた時間をいかに使うか・・・。ランニングと英語習得の共通項です。

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