いつのまにやら壊れていた???? 走行充電リレー。
VSRというのですけど、滅多な事で壊れるような代物じゃありませんから、
取り付け場所が悪くて夏場の熱でやられたか、もしかすると新品時から不具合有ったのかもしれない・・・・
構造的にそんなに簡単に壊れるようにはなっていませんので。
でもって、イギリスのメーカーに注文していた CAR GO Model: 161059 が週末に届きましたので、昼休みと終業後を使って取り付けしました。
今度のは接続電圧が13.3vで以前の DURITE(だったかな?)は13.7V。
基本的にどちらも基本構造は同じで、単に内部基板のチップ抵抗設定で接続電圧とかを変えている程度の違いです。
まずどの辺りに取り付けるか?を算段。
やはりこの辺りかな~・・・
位置決まれば パネルを取り外します。
パネルにホルソーで穴開けして、VSRの裏蓋にも穴開け。
先にVSRの車体アース配線のターミナルギボシ取り付け、 既存のマイナスラインが来ていますので、それに接続します。
VSRその物の固定ですが、ビス二本で絶縁兼ねた裏蓋を固定、 もう二本で本体を固定する感じ。
そしてVSRを接続します。
赤い色の塗られているターミナルの方を、エンジンバッテリーから来ている配線に接続です。
反対側はサブバッテリーへ。
本当ならヒューズブロックを取り付ける方が安全なのですけど、 もともとの配線が特段そうした物も無く、それをそのまま生かしていますので、特に付け加えることはしませんでした。
で、完了。
作業時間そのものは30分程度、 テストは終業後になります。
さて、いよいよエンジンを掛けてのテスト。
サブバッテリーの電圧は、現在12.8V(プラマイ逆にあてているのでディスプレイにはマイナスが出ていますが同じ事)
で、エンジンスタート。
VSRを見ると もう赤いLEDが点灯してサブバッテリーと接続されていることが判ります。
再び電圧を見ると
良好です。
さて、 取りあえずはVSRの取り付け完了で、サブバッテリーが充電されるようになったわけですが、このままだとまた何かあった場合に、サブバッテリーにきちんと充電しているのか?が全く分らない、
そこで、それに関しては現在取り寄せ中の物が来てからの作業となります。
出来ればバッテリ監視モニターシステムを付ければ良いのですけど、
家の車の場合は、使い方がウインドカーとしてとか、一寸だけキャンプとか、
ロングステイしても、殆ど外で過ごすし、 一番肝心なFFヒーター運用時のバッテリー管理を要する、スキーキャンプとかにも行かないので、あまりにも勿体ない。
なので、電圧だけ見られればOKなんです。
バッテリーを何台も積んで、 インバーターエアコンを駆動させるようなキャブコンなんかだと、高度な管理システムが絶対に必要ですけど。
最後に 同梱されていた説明書と、その翻訳文
VSR - VOLATGE SENSITIVE RELAY
Model: 161059
• Dual battery charging made easy
デュアルバッテリー の簡単な充電
• Protects electronics on house battery circuit from engine start up spikes
エンジン始動などに供なう衝撃からサブバッテリーを保護する機能
• Fully automatic
完全自動
SPECIFICATIONS:
スペック
continuous: 140Amps
最大電流 140A
Voltage system: 12VDC
直流 12V用
Sense: dual Engages: 13.3VDC
接続電圧 13.3V
Disengages: 12.8VDC
接続切り離し電圧 12.8V
VSR Operation:
VSRの動作
The Voltage Sensitive Relay (VSR) allows two batteries to be charged at the same time.
電圧検出リレー(VSR)は、2つのバッテリーを同時に充電可能です。
When the engine is started and either battery reaches 13.3 volts, the VSR engages, allowing two battery banks (start and house) to be charged simultaneously.
エンジンを始動して、エンジン側のバッテリーもしくはサブバッテリー、そのどちらかの電圧が13.3Vである場合、二つのバッテリーは自動的にリレーにより接続され、充電状態になります。
When voltage of both batteries drops below 12.8 volts (eg. the engine is stopped), the VSR disengages, separating the batteries.
両方のバッテリーの電圧が12.8ボルト以下に下がると、(例えば、エンジンは停止)、VSRは接続を切り反します。
This system eliminates the possibility of draining the wrong battery and protects sensitive electronic equipment powered from the house battery from harmful engine start up spikes.
このシステムはエンジン側の発電機や、両方のバッテリーに接続される負荷等、それを要因としたバッテリートラブルを回避させ、 双方のシステムを保護します
How the VSR works:
VSRはどう動くか
Once one battery's voltage rise to above 13.3VDC, the VSR switches to charge both batteries in parallel.
一つのバッテリーの電圧が13.3VDCを超えるまで上がったら、VSRは平行に両方のバッテリーを充電するために接続されます。
when both of the batteries' voltage drops below 12.8VDC, the VSR disengages. Disengagement can occur at idle (low amps out due to slow speed of alternator) or if the house battery is at a low charge.
もしバッテリー電圧が12.8VDC以下の場合、VSRは 双方の接続を解除します。
例えると、 エンジンの回転が低いアイドリング時等、もしくはバッテリーの電圧が低くなった場合(エンジン側バッテリーのあがりを防止)。
An increase of the engine's RPM will increase the alternator output and hold up the voltage.
エンジンの回転数が上がり、オルターネーター出力が、再び13.3Vの発電電圧以上となり、
さらにエンジン側バッテリーが13.3Vまで上昇すると、 VSRはサブバッテリーと再び接続します。