前回のキャンプの時、 親しくなった隣のジッちゃんが使っていたのがコールマンのパワーハウス・ツーバーナー。
結構激しく吹き付ける風の下、 特段問題にもならずに使えているのを見て、 イワタニのマーベラスを使っている僕からすると
目から鱗。 Oh! すげ~!
*マーベラスも普通に強風下で使えていました。
その後、撤収の片付けを手伝っている時に(結構年配の方でしたので) 、そのコンパクトさに又驚かされることが有り、
新品でもそんなに値段が高くないという事にもビックリ。
その後、新品買おうか???と思ったりして悶々として居たんですけど、お金のない僕は中古品をヤフオクで格安購入しました。
届いたバーナーを箱から出してみて、 薄いよな~と思いますが、 一度は見てはいましたけど、改めて認識。
で、早速展開をしようとして、あれれ?? という事に気がついた。
なんか脚が変・・・・
一件問題はなさそうですが、 脚の片側が変な風になっていて、 こりゃ~~~~駄目だ 汗
オークションの中古は、これがありますので、 どうしても注意が必要です。
早速本体をバラしてみます。
ガスの調整ノブを引き抜いて、 表のネジ4本、 裏の目に付くネジを粗方外すと 簡単に分解できます。
バラしてみたら、当たり前ですが、 脚のレシーバー部分がひん曲がっている。
ただ曲がっているだけで、ちぎれたりしているわけではないので、 修理は簡単。
そいやっ!!
そして脚を取り付けます。 これが正常な状態です。
そんなわけで、 後は元通りに組み立てれば修理完了。
次は、このバーナーを載せる スタンドの作成。
自分の場合、 OD缶では無くて、 普通のカセットガスを使いますが、ただ、それだと本体の脚より缶の方が下に出っ張ってしまいます。
*アダプターを付けるとその高さの分が加わるのもあります。
なんでカセットガスなのか?というとOD缶の値段が高いのが嫌なのと、それならそれで”ガス詰め替え”という方法も有るのですけど、
正直言って”いちいち面倒”な事をしたくありません。
なので、そのまま接続して使いたいんです。
で、古いスタンドが有りましたので、さっそくそれを改造します。
まずは、本体底の部分にスタンドの横ロッドを当てるようにするんですけど、 一番安定しているのがこの場所になります。
脚があるので、バーナーが真横にずれたり落ちたりしないところがベストなので、必然的にここのですけど、
実は冒頭に書いたジッちゃんがスタンドを改造して使っていて、 同じ場所に渡しロッドが来るようにしてありました。
スタンドは幅が変わってしまうので、二本のロッド間隔を計り、 ロック用の穴を開けます。
この穴が無いと、スタンドの調整が面倒なのと、幅が勝手に変わってしまいます。
でもってくみ上げてと・・・・・・
ロッドは前後に出っ張りますが、 物を下げたり出来るので意外に便利です。
そして実際に当ててみると、 OKです!
完成したスタンドに ツーバーナーを実搭載。
脚が有るので横方向にずれて落ちる心配は有りません。
前後方向はある程度動かせる方が良く、 前の方には缶がスタンドに引っかかりますので、前の方にバーナーが落ちてくる事はありません。
全展開した状態。
このツーバーナですが、 意外によく出来ていて、
蓋とサイドの風防パネルが展開しやすくて、 固定も簡単出来ます。
しまうときは黄色丸部分のサイドパネルを引くだけ。
収納時にサイドパネルを引っかける部分。
*これが有るおかげで、 蓋の開閉がしやすい。
他にも五徳(水色矢印)が、収納時に裏返せて、 それによりコンパクトな収納が可能になる。
五徳をひっくり返した状態。
ある程度すきまができますので、中に何か入れられますが、僕はカセットガスのアダプターと、
ガスホースを入れました。
このパワーハウス・ツーバーナーですが、 火力が強くて、 3500Kcalとマーベラス並(今はこれが普通かな~?)です。
イグナイターも付いていますので、 点火も簡単。
ノブを最大ガス量にして、 もう一ひねりすると パチン!音がして 点火。
しかし・・・・・本当に薄い・・・・
このツーバーナーのもう一つの特徴?は 風防を外して 広い鉄板とか載せられる事。
ガス缶は下に有りますので、 毎年起きてはニュースになっている爆発事故みたいな事にはなりません。
大人数での焼きそばや 焼き肉には最高だと思います。
と、まあ、色々と書いてみましたけど、
新品でも1万円少しの価格。
マーベラスは一台15000~18000円は最低しますので、 二つ揃えると3万オーバー。
これだと価格的に3分の1位となり。 しかもコンパクトに収納が出来るという面、
両方とも火力が強くて風に強いことを考えると、 こちらの方がコストパフォーマンスがかなり良いように思えます。
ただ、マーベラスは非常に丈夫に造られてまして、ダッジオーブン載せてもびくともしないし、単独で持ち運び可能なのと、
初めからカセットガス用として造られていますので、ガス缶の脱着が極めて簡単、また気温が低くても火力が弱くならないように、
缶を温めるブースター機能等が付いています。
どちらが良いか?と言うことですけど、 冬にキャンプしませんので、僕的にはどちらも満点ですけど。
エブリィで持ち運ぶにはこのパワーハウス・ツーバーナーの方が良いかと思います。
最後に テーブル、スタンド、ツーバーナーを車に載せてみました。