帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

第3回夏休み その2

2020年09月04日 | ウインドサーフィン 

少し蒸し暑かったのが、朝には寒い程? 

車外に出ると、そこには清々しいほどの綺麗に澄み渡った空。 

天気予報では相変わらず曇りだ雨だと表示されていますが、この青空はないでしょう (笑)

 

まずは朝飯。

そしてカントリーを聞きながらユックリとコーヒータイム。

朝からソヨソヨと風が湖面を流れていて、もしかしてサーマル入るかも・・・・・

 

とはいえ、退屈なので9時頃にパドルを出して、 ボードに載って湖を散歩します。

少ししたら、風が吹き上がってきて、 ウインドで走る風の勢いになってきた。 

 

車に戻ると、さっき湖面に出ていた感覚からセイルは9.0をチョイス、 ボードはフォーミュラー そしてフォイルは AFS の105R。

10時には出撃しましたけど、出たとたんにプレーニングとフライトしまくり。 「おっとと!あっぶね~~~~!!ぞい!」

 

台風の後の風のはずなのに、ブローがずっと続く珍しい良風で、しかも時々オーバーになりながらも9.0ジャストの風。

こうなるとメッチャ楽しくて、途中で水分補給に戻った11時半までずっとフライトしまくり。

 

ペットボトルの生茶をカップで数杯飲むと再出撃、 後は風が落ち始めた12時15分頃まで最高のウインドでした。

岸に戻ると、午後から又風が吹いてくる事を期待している事も有って、 お昼は簡単な素麺。  すぐに出たいんです~(笑)

 

でもね、さすがにブロー落ちしない状態=全身の筋肉を連続使用状態でずっと乗っていた事も有り、何時もより少し長めのお昼休み。

風が突然吹いたり、蚊と思えば落ちたりの繰り返し状態になったこともあります。

 

又風が安定して吹き始めたので再出撃しようか?と思って湖面をみていたら、 

同じキャンプ場に来ていた20代前後の男の子達(学生さん?)の乗った大きめのビニールボートが、かなり遠くに流されて戻ってこない。

 

ウインドで出ていた時からなかなか戻ってこなかったのですが、 気になって双眼鏡を出して来て覗くと、

弱くなったとはいえ、 湖面を流れる強烈な風にどうやら流されている気配。

 

この後、夕方近くになってくるとさらに強烈な風が入る可能性が高い時間でしたので、 思わずレスキーロープを出してボードにパドルで加勢に向かう僕。 

ボートに近づくと、ずっと漕いでいたらしい疲れ顔の青年が4人。  

 

風の力をなめていたな~・・・と、思わず苦笑いしてしまいましたけど、どんどんと流されて行くので、持ってきたレスキーロープをボートにつなぐと、岸を目指して全力で漕ぎます。

でかいビニールボート二つに青年4人、 彼らも漕いでくれていますが、 風上に引っ張るのは結構な労力。

 

そのままでは風に対して勝ち目がありませんので、目一杯岸に寄せる方法(岸にある木々や草木が風を弱らせてくれます)をとり、そのまま元のキャンプ場までフルパドル。そりゃ!そりゃ!そりゃ!

 

やがて近づく元の岸辺ですが、レスキューに出てから車に戻るまで大体30分程の向かい風都のバトルでした。 ぶぁははは!

 

そのあと、車に戻ると、もう一度出ようかどうか?でしばし自己問答。

というのは、さっきのパドルで腕が完全に上がってしまっていたのと、 風もガスティ気味に変化して来ていて、

入るときが減って、しかしながらそのときはドッカンブロー時は間違いなくオーバーなのが判る状態。

 

時計見たらもう2時過ぎ何なので、こうなると今は最後の風かな???という事も有って、今日のウインドはこれで終了させました。

 

温泉に行くために道具をかたづけていたら、予想通りに風落ち。 しかもほぼ無風  や~っぱり!

 

夕飯はスペアリブのサイダー煮、 台風の吹き込んだ風のおかげか全く寒さも無く、穏やかな夜となりました。