昨日は全然駄目でした・・・・
でもって、腐ることも無く、今日は朝から加工作業。 汗
まずは、昨日中古で購入したファルコンのフィンボックス加工。
手持ちのAFS105フォイルがボックスに入らず、内側を少し削って広げなければならないんです。
昨日購入して、その後すぐにフォイルの取り付けを試みて、出来ませんでしたので。
このファルコンフォーミュラーですが、元の持ち主はプロ?だったという事で、普通のディープタトルボックスだったのを、
頑丈な補強を入れながらフォイルボックスへ交換した(ショップで)代物とのこと。
どんどんと玉がなくなりつつあるフォーミュラーボードですが、 フォイル一辺倒ではなくて、まだフィンで乗る事がある僕にとっては少しでも確保しておきたいんです。
ちなみに、フォイル用ボックスを埋め込んでますから、 スペーサを作る必要も無く、ノーマルフィンとフォイルの両方を気がるに差し替えて使えます。
削り込み作業は単にボックス内側を少し広げるだけの事ですが、ディスクグラインダーやらドリル等(特殊なキリ先を使用)の電動工具を使い、少し削る度にフォイルを挿して、
ピッタリとはまるまで、慎重に作業します。
1時間以上作業して、ようやくピッタリと収まる様になりました。
最後に、ボードを綺麗に洗浄して、こちらの作業はこれで終了です。
次、前回乗った際に、スペーサを紛失したので新たに作成。
ノーマルのディープタトルボックスにフォイルを取り付ける際、補強の為に入れるスペーサーですが、
無くてもフォイルその物は取り付けは一応可能な物の、テーパーになっているフォイルの差し込み部分の、前後部分だけに応力が集中して無理が掛かるので、必ずボックスが壊れる。
そんなわけで、 新しいスペーサーを自作します。
まずは使わない古いフィンをカット。
カットした頭部分をボードのボックス内に入れ、その上に取り付けるフォイルとの間で寸分の隙間が無いようにする必要が有るので、
とにかく加工を慎重にしますが、一発勝負ですので、 絶対にミスができません。
何個も古いフィンなんてありませんので。
下の写真の上のがスペーサーで、 左のマジック線が貫通穴。 右のマジック線はカットするラインです。
すでに左の一部分はカット済みで、そのカットからさらに”どのくらい削り込むか?”で、全く隙間の無いスペーサになるかどうか?が決まります。
何度もボックス内部にスペーサを入れ、これまた何度もフォイルを取り付けて、ジャストの位置を探りながらの作業でして、
とにかく少しずつ削りながらやりますので、完了までに1時間半もかかりました。
最後に、さすがにもう紛失したくはありませんので、スペーサーをボックス内部にネジ止めするための加工。
*ちなみに自作スペーサは今まで3個紛失しています。
ほぼ完成の写真
最後に、もう一度全体をしっかり取り付け、微調整を行い、スペーサをネジ留めしたら完了です。
今メインで使っているスターボードのフォーミュラーはたいそう頑丈でして、 フィンボックスはノーマルのディープタトル。
デッキ部分が強いことも有り、ボックス内にスペーサー入れてガンガン走ってくれています。
以前、フルプレーニング状態(浮かないように意図的に抑えている状態)で、潮が引いて浅くなった海底の岩にフォイルを激突させて爆沈。
その時にスペーサーが入れてあったので、ボードは無傷でした。
代わりにノースのジョイントエクステンションボトムが割れたりして、体が無傷だったがラッキーでした。
10mオーバーの強風でもこのボードにフォイルで走っていますので、かならずそのうち壊れますが、
次はファルコンフォーミュラー、もしくはパトリックフォーミュラーの出番になります。
この二つが駄目になる頃には玉も無くなって、いよいよフォイルボードしかなくなるのかな~とか思う、翔です。
そして今日の最後の作業。
やるのはセイルのカム削り。
今年中古で購入したロフトセイルのカムの返りがマジ極端に悪くて、 色々とやっていたのですけど、昨日某プロからしっかり削らないと駄目ですよ!
みたいな感じの事を教えてもらい、やっぱりそうなんだ・・・・と確信。
ついでに自分のチューニングの駄目ポイントもしっかり指摘してもらって、大感謝です。
で、今日はさっそく、その”カム削り”をやりますが。
以前一度やったのがまだ甘いらしく、なので今日はガッツリと削り込み。
4コあるカムを削る度に、馬鹿でかいレーシングセイルを何度も張ってカムの返り具合みますが、なんせ強烈なダウン引きと、セイルを起こして風入れたりを繰り返しますので、
さすがに最後には疲労困憊。 あ~~~キツ!
5回目にやっと「何とかいいかな?」という感じになりました。
途中で、スリーブ内部の一部分に破れの有る事が判り、本当にイタリア製のセイルは縫製がいい加減で破れやすく、 いくら性能が良いとか言っても、
あちこち簡単に壊れきてしまう様な物はいかがかと思う。
これで実際に風を入れてみないと判りませんが、 これ以上は無理と思えるほど削ったので、 これで駄目なら、セイルを捨てて買い換えますです、ハイ。
その場合、二度とロフトセイルは買いません。 多分
そんなわけで、 加工作業の一日でした。