夏の間にすっかり髪が伸びて、 さすがにマッシュルームみたいになってきたので、床屋に行ってきました。
この床屋の親父さん、 以前も書きましたけど、もう20年以上の付き合いでして、僕が行くと待ってました!とばかりに嬉しそうに散髪してくれる。
この、20分程度の短い時間で色々な世間話をするのですけど、 今日はコロナの話から喫煙の話、そして最後に血中酸素濃度の話になった。
なんでも、パルスオキシメータを買ったとかで、 奥さんと二人で朝とかに測ったりしているらしい。
高血圧で降圧剤を飲んでいる事から、健康にはかなり気をつかっているらしく、また、職業柄人と接する時間が長い分、 コロナの心配というのが終始つきまとうわけです。
血中酸素濃度の話から健康診断の話になって、 僕のことを話したんですけど、 僕自身持病は無く、 血液検査の結果にも何一つ異常は無い。
一度も喫煙していないことから、 肺の中は綺麗ですよ!とか話している内に、
その親父が朝起きてすぐに測ると 血中酸素濃度が93を割ることがあるらしく、深呼吸すると96になるとのこと。
で、散髪終わる間際に、そのオキシパルスメーターの話で盛り上がり、「そしたら測ってみ!」と言って店の奥の自宅から持ってきた(笑)
水曜日の午後4時半頃に来る客も余りませんので、暇なこともあるけど、使いかた教えてもらって測定。
結果は???というと、 酸素濃度99%
「おわっ!!」とかいって驚いた親父さん、 で、初めは98%だったのが99%にへなって安定、面白かったのが脈拍。
測定なので、当然データーを取り始めた初めは多少の緊張で62とか出るのですけど、 当然僅かながら酸素消費も早くなっている。
30秒ほどしている内に、濃度が99%に変化して以降は、するとそれにシンクロするように、脈拍が落ちてきた。
緊張が無くなると当然に体内酸素消費も減るので、 心臓が脈を速くする必要がなくなり、 落ちてくるのが体の仕組み。
測定はじめは62だったのが、 30秒程度で52にまで低下。
普通の状態の僕の脈は大体56~54で、 こうして動かない状態になると52もしくはそれ以下に落ちることもある。
親父さんの脈は70以上あるらしくて、 信じられないのか、今度は「左手で測ってみたら」と言い出した。
そうなん!と素直に測定器を左の人差し指に取り付けて測定を始めると、脈は61から始まり、 酸素濃度も98%で、
そして30秒ほどかけて 右手と同じように濃度も脈拍も推移していって、 まあ、同じ体で測っているのだから当然結果も同じになる。
パルスオキシメーターの結果と、身体の関連性を全く知らない僕ですので、 そのまま帰宅してきたのですけど。
ネットで気になって調べたら、 99%は10代から20代の健全な身体の数値らしく、 そうなんだ・・・・
と微妙に嬉しい気持ちになる僕。
酸素がきちんと体内に取り入れられているということは、 心肺能力がそれだけ良い状態にあるという事だから。
あと、脈拍は普通の人よりかなり低く、 それが正常な僕の状態なんですけど、 心臓がバッキバキに動いていることなんて、
殆ど無く、かなり激しい運動とかしない限りはそんな風にならない。
脈が低すぎるとそれはそれで問題らしいのですけど、運動量に応じてきちんと脈は上下するし、一番脈が落ちている時に意識が朦朧としたりなんてことも無く、なのでこれで正常なのだと思う。
人の心臓が一生の間に打てる脈の数には限界が有り、それは全ての人間に共通らしく、 故に脈拍が少ない人ほど長生きできるらしいのですけど、自分はどうなんだろうか?
五体満足で普通に老いて、健康な体で最後に老衰でこの夜を卒業する。
それが一番の理想で、いくら寿命がながくても、 病気がちだったり、全く体が動かないまま、長い年月をベッドの上で送ったり、
最悪なのは子供達に迷惑をかけること。
それだけはできる限り避けたいと思う。
適度な運動と、適度な食事、そしてストレスの無い生き方、+自分の好きなことをやれることが この先の健康になっていけばと思う 翔です。