帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

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「よろしく!」  

新しいキャンピングカーを検討中 その4 ファイナル

2025年01月03日 | Weblog

ウダウダと書いてきましたけど、そろそろ終わり。  にします。

 

今回で一応最後ですが、まず初めは室内レイアウトから、

 

これまで、長い年月をかけて各ビルダーさん達の間で、車内レイアウトはそれぞれに工夫されてきました。

ただ、大体の理想的?構成が決まりつつあり、キャブコンだと前からバンクベッド(下は運転席)、リビングとダイネットベッド&キッチン類、リアにベッドの構成

もう一つは、バンクベッド(下に運転席)、リビングとダイネット、そしてリアにキッチン等

 

いわゆるセンターエントランスと、リアエントランスという事になる。

 

ハイエースだと横のスライドドアが出入りになるので大抵はリビング、そして後ろに向かってキッチン類、リアにベッドや大型収納というパターンが多い。

どのレイアウトが優れているか?という優劣を決めることは出来なくて、乗る方が、その車をどう使うか?という使い方にマッチすればという点において、理想的であるかどうかが決まる。

希望の使い方に沿えば満足度は大きく、マッチしなければ不満度が高い。

 

自分は、これまで一通りのレイアウトの車に乗ってきましたけど、センターエントランスの車が僕には一番合っているように思う。

そしてキッチンがそのエントランスに出来るだけ近くて、同時に冷蔵庫へのアクセスが車内に入らなくても可能であればベスト。

ドアを開けただけで、もしくはステップに足を載せただけで、冷蔵庫にアクセスできるのが良いわけですが、その理由は至極簡単。

キャンプの際に冷蔵庫へのアクセスというのは相当有るから。

 

朝、昼、夜と、必ず食事は有りますので、その為の食材やら何やらを出し入れする回数は当然に多くなり、これが車内奥にでも有ろうものなら、

”車内への出入りという無駄な作業?”が発生する事で、かなり面倒なんです。

 

同時にキッチンシンクやガスレンジがエントランスすぐ横にあるのは、やはり外部とのアクセスの関係から良く。

停車してすぐにオーニングを広げ、テーブルの上に色々と展開していきますが、その中に調理器具類や食材、食器等が多数有り、

エントランスのすぐ横にキッチンがあると、それの出し入れがとにかく便利。

 

キャンプの準備の時も、そして撤収の際も、この外部方のアクセスの良さというのはとても重要なんです。

 

もっとも、上記に書いたことは、キャンプ場等での、屋外生活がメインの場合ですから、パーキング、道の駅やRVパークなどで過ごす場合、

エントランスの横に有る必要は無くて、ただ、キッチンはリビングの横にあった方が、調理動線や、出来た物をテーブルに運んだり、片付けたりの関係でベスト。

冷蔵庫がキッチンにできる限り近い方が良のは、やはり同じ理由。

 

ただ、このレイアウトは、ドアを開けていると車内がほぼ丸見えになりやすいという、欠点があります。

 

リアエントランスの場合、大抵はキッチンがエントランス横に有って、キャンプでのアクセスは良く、ただ、車内で過ごす場合に、

キッチンからリビングへの行き来の往復距離が長くて動線が絡みやすい事から、食材を落としたりというトラブルが起きやすくなります。

又、移動が長いほど床が汚れやすく、床損耗はセンターエントランスよりかなり大きいです。

特徴として、リビングがテーブルを中心にしてグルリと取れる事から、リビング重視の方には最適。

ダイネットをベッド展開した場合に大きな就寝スペースが簡単に取れます。

プライバシーという点でも、リアエントランスはドアを開けている状態で車内が丸見えくく、その面で優れている。

 

トイレやマルチルーム

大体の場合、リアのベッドとリビングの間、もしくは最後尾が多く。

フロントの方に持ってくる車は殆ど無い・・・・・かな?

そのキャンピングカーの”購入目的がトイレ”であればそのレイアウトは良かもしれませんが、この部屋のドア開閉という人の行動が有る以上は、

ドアの回転分で失う面積が多く、その分ダイネットベッドが小さくなる。

アメリカ製のモーターホームでこのレイアウトを見た事がありますが、かなり特殊で、入り口真横に壁がどんとくる事も有り、

違和感がすさまじいです。

故に、現在ではこのレイアウトを採用している車は皆無だと思います。

 

バンクベッド

キャブオーバー部分を最大限に利用した空間で、大きな就寝空間が取れるのが特徴。

大きい方が同然に快適だし、良いのですが、最近のキャンピングカーはあえて小さく造ったりしてスマートに見えるように、また

空力の問題から流線型のシェイプされたデザインになっている車が多い。

 

これは車の見た目としてフロントに大きく出っ張る部分が少なくなるので、かなりスッキリはしますが、

自分からすると、どうしても貨物トラック に見えてしまうし、バンクベットとしての空間を削っている事にもなりますので、

荷物を置いたりするスペースとしての空間が激減、もしくは消滅してしまう事になる。

 

快適性という面で問題なのが天井高で。

バンクベッドはある程度の天井高が無いと、ベッド展開しようにも寝具をセットする為に、狭い空間を腹ばいで這いずり回る事になる。

今自分が乗っているマンボウがその類い。

実際にやってみると解りますが、かなり面倒だしシンドイです。

 

このバンクがあまり無い、もしくはシェイプされた車に、当然のようにあるのが、ベッドベース(敷き布団が載る)を手前に引き出してくるタイプで、これは当然にベッドを収納する際に基台を奥に押し込む必要が生じます=その度に逐一寝具を畳まねばならない。

非常に面倒な作業を要求されます。 ふ~~~・・・・

 

シュラフでOKという家族はそんなに苦にはならないと思いますが、熟睡するためには家庭の布団に近い方が良く、

となると掛布団、毛布、敷布団の三点セットになり、 バンクをベッド展開する度に、寝具をセットして、

使用後にいちいち片付けるのが際限なく面倒。

 

なので、荷物転落防止を兼ねた程度の”あおり”をさっと手前に倒しただだけで寝られるスペースが出来るというのは、

上に書いた無駄作業が殆ど無いんです。

万年床?がイヤだという方は別ですが、一々バングベッドに腹ばいになりながら寝具を出し入れセットするのは、自分は嫌です。

あと、もう一つ最大の問題があります。

 

バンクベッドは足下が非常に寒いという事。

特に天井が低くて先端がとがった形状のバンクベッドになるほどその傾向が強く。 

頭の方はFFヒーターとかで暖かくても、足下の方までは暖房が廻り切らないので、 当然冷えることになる。

 

ヒーターが入っていると、どうしても薄着&薄い布団になるので、さらに脚が冷え、頭の方は問題ないのに、足下が寒くて寝られた物では無い

という事が起きてくる。

 

靴下を二重にしたり、フリースの寝間着ズボンを履けば多少は改善されるが、家に居る時みたいな快適性は当然ありません。

キャブコンなどの高級車では、 暖房の吹き出しをバンクベッドの室内先端の方に持ってきて、その不快を解消している理想的な車があります。

 

以上、色々と書いてきましたけど、全ての条件を完全に満たす車という物はなかなか無くて、どの車も一長一短というのが現実。

自分の使い方に適した車をうまく選択できれば快適だし、それが能わない場合は失敗という事になる。

 

一人だけで使うのか、家族皆で過ごすのか、でも違うし。

基本的にやはり車内空間が広い=快適で有ることは間違いなく、しかしながらキャビンがデカくなるほどベースとなる車の

選択が難しくなります。

走行安定性は実際に乗って風に煽られてみないと判らないし、安全性のダブルタイヤとかは一目で判断できるけど、

キャビン構造にセーフティビームが入っているかどうか?とか、重量物をフレーム下に配置してるか?上に配置しているか?等は、

車内の豪華さとかにどうしても目が奪われてしまいますから、購入時には無視されがち。

 

長年、色々乗ってくると、そうした面がよく分かるので車を選ぶのは慎重になりますが、最終的に価格の問題があり、

当たり前ですけど、価格の高い方が良いわけです。

 

しかし・・・・・コロナ前は500~800万、今は 900~1500万円 みんなお金持ちだね~~~~!! 

まさが地獄の入り口である残価設定ローンなんて組んで無いだろうか? 

 

キャンピングカーは使い方が使い方なので、当然車内汚れは発生するし、 設備故障も普通に発生する。

なんせ家の設備そのまま車へ載せ、加速したりブレーキ踏んだり、左右に振られるうえに、振動も加わるので、平気で故障したり、

水漏れしたり、 車によっては雨漏りすら起きる。

 

車体が大きい分、車体に傷も付きやすいので、いくらリセールバリューがキャンピングカーは高いとは言え、

そんな物騒なローン物を組めばほぼ100%罠にはまるような物。

 

自分の場合は、当然??に新車で買う余力は無く、中古を買うことになるけど、今回はマンボウみたいに大失敗したくは有りません。

いくら安かったとは言えど、 金食いまくった事実は消せないし、 本当に気を付けねばならない。

適当に選んだ僕が大馬鹿者でした。 

 

自分の車歴は YMSのロデオ、 ウィネベーゴの24FTクラスC、 全長8Mのピナクル クラスA、 ロードトレック21FT

、ロードトレック19FT 、トヨタ製ハイエースキャンピングカー、そしてロータス マンボウ、バンテック ATOM460。

 

子供が大きくなり、それに連れて車も大型になり、一緒に楽しむことが少なくなるほど車が小さくなって行き、

やがて自分の趣味車という方向になり、一時はウインドサーフィン車のマンボウと、バンテックのATOMを併用したけど、 

あまり使われなかったバンテックは勿体なすぎて早々にお別れすることになった。

 

今、同居の娘家族に子が生まれ、その子がどんどんと大きくなるを観るに付け、この先やはり必要だよな~と思い始めている。

自分自身の年齢を考えると、大きな額のローンは組めないし、組みたくないし、そこそこの程度の車をそこそこのローンで買うしか無い。

別居なら、多分新たにキャンピングカーは買わないだろうが、 同居だとこの先大いに働いてくれるだろうと想像するがどうだろうか?

 

出来れば息子夫婦を乗せて移動できれば良いし、 そうそう、息子夫婦は息子の子(孫)のサッカーの関係で泊まりが多く、

今はハイエースだけど、孫もじきに中二になるので、ハイエースでは無くて、 今回買うキャンピングカーの出番が増えると思う。

 

まあ、そんなこんなで現在精鋭検討中です。  あははは!

 

 

 

 

 

 


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