以来リフォームの続きです。
大工、電気屋、水道屋、土木屋と、何にでも返信する翔ですが、 元来はマルチスキルエンジニア。
電気、電子、機械、科学、建築、自動車工学等々、現代工業技術の殆ど基礎的知識を網羅して持ち、同時にそれらを統合した実経験を持つ者という事ですが、
今やっているのは、そのほんの触り程度の部分でしかなく、フルで仕事したりすると過労で死んでしまいますです、
まじで。
なので、仕事も、こうしたプライベートの依頼も絶対に無理はせず、比較的ノンビリ出来るペースでしかやりません。
と、どうでも良いことは放っておいてと・・・
屋内配管をどうするか?というのはとても重要でして、この先の作業に大きな影響を及ぼします。
とりあえず、2本有る水の配管のどちらからラインを取るか?を決めねばなりません。
で、既存洗面台配管と、 洗濯機配管から水を交互に出し、 それをバケツに受けて、水の状態を比較します。
築年数が40年近いですから、場合によっては全面交換する必要が有るかも知れませんので。
交互に水を出して、 出し始めの赤水の状態から始まり、 有る程度勢いよく出して、 バケツの中に錆などがどれくらい混ざっているかを見ますが、
やはり既存隠蔽管の方が状態が悪く、 後はすんなり配管が外れてくれるか?でして。
それによって又変ります。
パイプレンチを噛ませて慎重に緩ませますが、 運良くもげることもなく、綺麗に外れてくれた・・・
折れると非常に面倒な作業をしなければならなくなるので、これは助かります。
外れた既存隠蔽配管の水栓部分を逆から見たら、 サビの塊が有る。
エルボウの中は赤いですが、 このサビってとこから来たのかと思ったら、 エルボウから水栓をジョイントしている
鉄管のもので、 道理でその二つの接合部分から水が漏れていた訳です。
直に折れる可能性が有ったということでしょうか。
色々と考えて、 結局後日にトラブルの起きる可能性の高いこちらはプラグで封印することにしました。
ちなみに、もう一つの後付け洗濯機用配管の方ですが。
ジョイントをはずして中を見ると、
比較的綺麗。
エルボーから水栓を繋ぐ鉄管も綺麗。
結果として、 新しく引き直す配管はこの管から取ることにしました。
次はお湯の方の配管ですが、 建物外からの配管でして、 給湯器からキッチンに行くラインに直接接続してある事から、後のメンテナンスに問題はなく、素直にこれを使うことに決定しました。
既存の水栓をカットしてとりはずして、
新しいエルボウを取り付けます。
で、下準備として隠蔽配管にプラグを差して封印、 お湯の配管は途中でカットしてエルボウを取り付け。
今日は材料とか無いので、お湯配管の方はプラグ、 既存洗濯機用配管にはとりあえず水洗を付けました。
結構、こうした算段作業というのは時間を消費する物でして、 すぐ次の作業に取りかかります。
まずは根太だけとなっている玄関廊下を施工。
実は、この根太の上を歩き回って足を踏み外すこと数回あったので、危ないなんてもんじゃ~有りませんからとにかく早く床張りをしないと、終いに怪我しますので。
玄関廊下は顔になる部分でもあり、壁から廊下に出っ張っている部分や、 以前リフォームしたリビングの方の壁の巾木とか、この辺考えながらうまくやらねばならない。
とりあえず、”どうせ歪んでいるのがわかりきっているので”7レーザーで測定すると 案の定框が斜め。
1cmも歪んでいてバカでしょ!!
一気にうんざりしますが、出だしからこれですので、他も歪みまくっているんじゃないかと思ったのですが、
リフォームされていたリビング側の壁は完全に一直線で問題なし。
その反対の、階段のある方の壁も誤差2mm程度とほぼ直線。
たすかりました。
24mmのネダノン(構造用合板)ボードをカットして微調整をすると、 断熱材を施工。
何度かカットしてOKになりますが、 その前に框のところの処理が必要。
ノリで、前の合板の一部分がこびりついています。
ノミで削ってOK
そして、不要かな?とか思ったりしましたが、 ざっとですが入れましたです。
*断熱材、施工中の写真です。
その上に床を置いて固定完了。
次はトイレ前と言いたいところですが、 まだトイレの床をどうするか?決めていないこともあり、 代わりに?洗面脱衣所の前の廊下を施工。
当然に断熱材をいれて、新しい床を張ります。
カットをして
ホイ来た!!
洗面脱衣所の床になる部分の突き合わせに、下駄を入れています。
無かったのですが、今度は敷居のない、吊り式スライドドアなので、 下駄いれて根太と高さを揃えないと、
歩いたときに接合部分がわずかに凹むのでよろしくないんです。
そんなわけで、
ボードが無くなったのと、 配管等を先にやらねばならないので、 これ以上は詐欺用が出来ず、カット室として使っていた和室を綺麗に清掃して、今日は終了となりました。
清掃前の大鋸屑だらけの様子です。