帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

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トイレ解体

2024年02月24日 | 増築&リフォーム、DIY、手作り等 古い日記

依頼リフォームの続きです。

寒いね~~~~!! ブルブルブル。

 

と、こうした時はやりたくないのが正直なところですが、 やらんと終わらないし・・・・  

 

で、まずは配線工事。

これまでトイレの真横にあった洗面所と浴室のスイッチを移設します。

糞古いスイッチなので、最終的には交換になります。

予定は此処ですが、 今は手持ちの配線が無いので後で買いに行かねばなりません。 

次、 水道配管のワンタッチ継手の為の部品取り付け。

エルボーも付け、てRからGに変換するジョイントも取り付け。

実のところ、 温水と冷水の配管の取り出しは、今の場所からの延長では無く、 屋外から新たに取り回したいんですね。

何故なら、下から立ち上がって、外から壁を貫通したのを、又下に降ろした配管をして、最後に又立ち上げるというのは、邪道なんです。

 

パスカルの原理で、水圧はどう引き回しても同じですが、水が流れると、こうしたRやUが多いほど抵抗になるんです。

わかりやすい参考URL:  https://www.sbd.jp/column/wonders_of_flow_vol3_form-loss.html

 

出来る限りストレートが良いわけですが、まあ、接続先が洗濯機と洗面台という、そんなに水量が必要になる処ではないので、

気にする必要は殆ど無いんですけど・・・ 

 

それよりも、新しい配管の為の穴を又壁に開けるのが、際限なく嫌なんですね。

壁に穴だらけというのは、色々な意味で良い物でありませんから。

 

ただし、これが配管内を詰まらせるほどの、いわゆる錆で赤水がガンガン出るという状態だったりした場合は、 当然に全面やり替えします。

今回は錆が殆ど出ない、良質な状態ですので、こうやった施工をしています。

 

余談は置いておいてと、  時間に余裕があるので、 届いていた洗面ミラーキャビネットの梱包をといて確認。

う~ん、思ったより鏡がちいさいかな~?

その後は、材料を買いに行かなければならないのですが、 それまで他の大工仕事をコチョコチョ。

そうそう、洗面脱衣所の床横幅ですが、 再度測ったところ約1250mm程有りました。

5cmの余裕は嬉しいです。

時間が11時になったので買い出しとお昼に行きます。

 

で、現場に戻る途中で、気がついた! 「あ~~~~~~財布をコンビニに忘れてきた~~~~~!!」

大馬鹿者なので、こうした事をやらかした訳ですが、 カップヌードルにお湯入れる際、真横に横に財布を置いて、そのまま忘れましたという始末。

 

駐車場で昼食べて&少し昼寝して、そのまま気づかずに運転していたんです。

 

あわててコンビニに戻ると、 親切なお客さんが財布を店員さんに届けてくれてました。 冷や汗出まくり。

 

まったく・・・・・・大惚け者です。 ←マジでバカなので

 

で、現場に戻ると、朝の配線の続き

そして配管の続きを少し。

屋内配線も手を加えます。

さて、ここでトイレをどうするか?になります。

このまま便器だけを交換するか? それとも床からやり直すか?の二者択一でして、しばらく考えて、 やはり床からやり直すことにしました。

 

どうみても、くだらない施工をしていることが判りますので、 後でこの家のオーナー(賃貸になるので店子さん)からクレーム付くのが一番怖いのもあります。

自分がやってない事で問題が起きるのは、たまった者ではありませんので。

 

最初に配管類の取り外しをしましたが、水タンク内は殆ど錆も無く、 給水系統の状態が比較的良い事が判ります。

この便器自体は10年ほど前にリフォームして取り付けた事が分ってますので、それから判断できます。

錆では無くて、 カビによる滑りとかの方が多い。

床の叩き壊しを開始。

例のごとく、信じられないくらいのくだらない施工をしていまして、 ひたすら呆れながらの作業。

便器を取り外してさらに続けます。

 

色の変わっているところは、おそらく便器の縁からしたたり落ちたりした尿や掃除の際に便器と床の隙間から染みこんだ水の跡かと思います。

このトイレ自体は匂いが有りましたので、 匂いの元は床のタイル目地にしみこんでいる物なんです。

 

トイレにタイル張りなんか、もっての他なのですが、当時はこうしたいい加減な施工が当たり前でした。

さらに解体を進め、 構造的には一番下に薄い板(10mm程度)、 その上に防水紙? ラス張ってモルタル?というか

砂の入ってないただのコンクリ????? どういう施工だろ・・・・・ 

さらにその上にモルタルなのですが、バサモル工法でもしたのか判りませんが、ろくに強度も無くて、手で塊を握るとモロモロと簡単に崩れていくという状態。

本当にタイル屋というのは全てがいい加減です。 怒りを感じながらさらに作業。

あまり強度の無い薄い板を剥がしていたら、下の根太が出て来てましたが、 なにこれ!?

釘打ち固定されていません。

赤丸はその薄い板を留めていた釘です。

他に笑ってしまったのが下の写真。

 

黄色矢印の板をメコリ!と剥がしたら、”釘固定されていない根太”がもれなく付いてきました。

 ダハハハハハ!! バッカだよね~本当に。

トドメはこれ。意味不明な角材を斜めに取り付けていて、全くもって意味が分りませんです、 ハイ。

ここまで来るとお見事! 

まっ!大工の頭の中身ではこの程度のことをするのが普通で、またそうした輩も至極普通に居ますですので。

まあ、邪魔ではないので、取り外しはしませんが・・・・

ちなみに、最近の新築は殆どプレカットなので、こうしたアホな施工は減ってきていますが、

リフォームに関しては、バカ大工ばかりなので、 業者に頼むときはこうした施工をされるという事を前提として

頭に入れておいて下さい。

さらに、謎の配管固定方法を発見(笑)

赤丸部分ですが、 普通のビニール紐で配管固定????

なんでこんなことしているんだろ? 

こちらもで、しかも固定に使っているのは地面に打ち込んだ塩ビ管、紐切って少し横に曲げたら簡単に折れました。

なんだろうね~~~~・・・・・・

ん? これって配管を固定では無くて、 塩ビ管を固定しているん?  塩ビ管トップにはベースの砂無しコンクリートが付着しています。

薄い板故に上のコンクリやらの十両に耐えられ無い可能性がるので、 塩ビ管をつっかえにして、横の配管に

紐止めしたということになりますでしょうか?

しかしながら、 まったくもって意味不明です。

で、解体は粗方終了。 

壊したタイルや廃材は後でまとめて、そのままこの場所に再び据え置きます。

オーナの判断で、それでいいというのもありますが、 家全体を解体しないかぎりは、住むに関してはなんの影響もありませんので。

そして床を作成する為の採寸を開始。

最終的に、トイレのフロアの高さは玄関廊下の高さと揃えて、フラットにします。

 

と、ここで時計を見たら5時。

どうりで暗くなっていたわけです。

 

本日はこれで終了 

 


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