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朝日ソーラー修理2/2 取水フロート交換完了~!

2013年06月08日 | 雑記 修理等

朝日ソーラーの修理用部品が到着しました。 といっても純正品ではなく代用品です。 

長府のソーラーパネル用部品で、まあ、なんであろうが修理できればいいんです。 値段は4000円。

壊れた朝日ソーラの物と比べると、長さが長いのと、フロート形状が違う、あとタンクへの差し込みゴム (グロメットと呼びます)形状が違う。

 

自分としてはこれそのまま使えるんじゃないか?  と思うのですが・・・・

まずフロート部 新しいのはこんな感じで、構造的に同じ。 

蛇腹部分とグロメットはこんな感じで、 代用品を送ってくれたところの説明では、この蛇腹部分だけど使うとのことですが・・・

フロートまでの取水パイプの長さが多少違ってもタンクそのものの大きさ(長さ)が十分にあり、壊れた取水フロートの、フロート付け根部分にクラック

が有ることが解かったので、このままこれを使用することにします。

蛇腹から先を使用するため、クランプをゆるめて2分割。

この時に分かったのが、前回ソーラー修理記事で、説明が間違っていたことが判明。

蛇腹のゴム部分がグロメットの首部分に入ると説明しましたが、誤りです、すいません。

正しくは こうですね。

 

で、あれれ・・・・・  手を切ってしまった・・・・ フランジの部分がプレス打ち抜きか何かで鋭利でして、

蛇腹外す際にフランジパイプが滑るのでそのままつかんで少し回しただけで切れました、3個所も・・・    あはは

 

さて、そんな事はどうでもいいので、気を取り直してこのグロメットを参考までに比較してみます。    

まずはタンク差し込み部分の径の違い。

 

ほとんど差はありません。

取水ラインのフランジパイプが通る首部分。

 

これもほとんど差はありません。

ゴム製なので、少しくらい差があっても対応してしまうので、問題なし。

ところがグロメット全体の長さが違う。

 

これが微妙にちがうのですが、「使えるな~」と・・・・ 再三思う。

もし古い方のグロメットが破損していたら、間違いなくこの代用品の物を使いますね。

 

さて、いよいよ取り付け作業。   まず屋根に上り、仮止め状態のサイドカバーを外します。

とにかく高所なので怖いのなんのって・・・・  体にロープ巻きつけ、ソーラーの足場に結んで万が一に備えての作業。

 

取水パイプが無いので、簡単にばらけます。 

こちらがフランジパイプ部。  以前のゴムのカスと多少の腐食? で汚い・・・

タンクの首部分。

ちなみにこのフランジパイプの径は取水フロートと同じ22mm径、付け根の方は少し太くなって25mm位です。

この太い部分にグロメットの首部分が差し込まれます。

で、汚れとり~~~~~!

サンドペーパーで綺麗にしていきますが、 真鍮と銅の組み合わせ部品なのでわりと簡単に綺麗になります。

綺麗になればグロメットを差し込み、

次にタンクの中に取水フロートを差し込んで、

当然の結合。 

次に断熱用発泡スチロールを入れてから、グロメットをタンクの首へ差し込むのですが、断熱材が有ると力入れるのが難しく、

そのために先に半分に切った断熱材をいれて、そしてグロメットを取り付け、そのあとに残りの断熱材という風に作業します。

グロメットがタンク側にしっかり差し込まれたのを確認したらクランプを締。   残りの断熱材を入れたら、フランジパイプをグロメットの首に差し込みます。

赤い矢印で囲まれている太くなった部分がグロメットの首(緑矢印の部分)に入ればOKなんです。

ところがこれ~ なかなか入らないです。 水を付けるか何かすればいいんですがね。

作業の隙間が無く、どうしても上手くはまらない事から、カバーの外から押してみます。 

 

で、これくらいまで入ればOk!   隙間からドライバーを差し入れてクランプを締めて固定。

最後にサイドカバーのねじを全て取り付け、締めれば全作業の完了です。

 

次はテスト。

まずソーラーへの給水バルブを開けて水張りを開始。

水が満タンになったのを確認したら、今度はエア抜きします。

ボイラー入口のところにあるエア抜き用水栓を開け十分に抜きます。

 

これは浴室にある、水道とソーラーの切り替えバルブをソーラー側にし、キッチンか洗面所でお湯側を出してもOK(お湯側の水栓開け)。

一応はそれで完了ですが、家の場合はボイラーが同じく朝日ソーラー製でして、この場合は、ボイラーの電源スイッチをリモコンでONし、

湯張りとシャワーを同時に行いながら出しながら正常な点火運転と、お湯が供給されてくるまで待ちます。

しばらくはボイラー内のエアが抜ける為にゴボゴボ言いますが、それ終わると水勢が増してくる。

 

作業結果

交換作業はパネルが熱くならない早朝にやったので、 夕方再チェックしましたが極めて良好。  とうぜんですね~

お湯の勢いが全然違う!

 

以上、何の問題もない正常な状態へと、システムがもどりました。    もっと早くやればよかったです

全然燃料代が違いますからね~ソーラーが有るかないかで。

 

 

ちなみにこの作業 業者にやってもらうと、取水フロートが5000円くらい、作業員二人で工賃等々含めて3万。

計3万5千円の作業となります。

 

あっ!そうそう。   今回の作業でソーラーへ行くパイプやら何やらの保温材とかがだいぶ痛んでいるのが分かったので、

近いうちに外装テープもまき直しをやります。 怖いんだよな~ 屋根作業は・・・・・

 

 


2 コメント

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もしよろしかったら教えてください (DIY 初心者)
2016-10-25 10:48:31
はじめまして。

本記事、参考にさせていただきました。
当方のソーラー温水器でも同じ症状が出てましたので
大変助かりました。

ところで、もしよろしければ、お教えいただきたいのですが、
この取水アセンブリの蛇腹部分と同じような素材のものが
ホースとして使われている部分があるのですが、
今回のこのボロボロの劣化のように、
そうしたホースも劣化が進んで、
ふにゃふにゃになったり変形したりして、
ホースの断面がつぶれ、
お湯の通りが同様に悪くなるような可能性、もしくは、
ご経験等はございますでしょうか?

今回のあなた様の記事のおかげをもちまして、
無事取水アセンブリ自体は交換できたのですが、
同素材の蛇腹部品がソーラー内部の他の個所にもあるようなので、
同様の劣化をするのではないかと不安を抱いております。

もし、ホースの劣化で交換なさった経験等ございましたら
お教えいただけますと幸いです。

本記事、おおいに参考になりました。
ありがとうございました。
深謝です。
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Unknown (谷川恭一)
2024-06-07 15:55:39
大変ですよね!
自分で2、3回直しましたが、貯湯のプラスチックが劣化してボロボロになってきてしまいました もう駄目ですね〜
返信する

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