今日は一日体調不良でさいなまれ、体も怠い~~~~ うにょ~~~~
実は丈夫そうに見えて、自律神経に弱いところがあるんです僕。
体温が35.5度とか普通なら仮死状態になってもおかしくないだろ?という体温が普通だったり、ほかには風邪をひいているわけでも無いのにくしゃみが止まらず、
鼻がダダ漏れしたあとに動けなくなったり、変なときに脱水状態になることが有る。
引き金としては生活リズムが崩れる事をきっかけとして、大抵の体を冷やすと酷い状態が起きる。
で、それ忘れてうっかりやってしまったんですね 一昨年の午後。
午後2時前に実家から帰宅した僕。
駐車場に車を駐めると、裏の家のおじいちゃんが目に入った、おじいちゃんと行っても70過ぎでまだ若いのですけど、車をいじっていて、
ふと気になって「こんにちは!」と声をかけた。
何をしているのかと思ったら、 ヘッドライトのバルブ交換をしていて、ところが、ロックピンを手に持っている・・・あらら・・・やり方間違っている。
すぐに気付きますが、知っていてやっていることもありますので、余計なお世話になるといけないので黙ってここは見ているしかない・・・
朝にチラついた雪のおかげで地面が白状態に近く覆われていて、 丁度 林の陰であるのと、太陽が曇りで無いし
落ちているコップの中に貯まった氷の表面がまったく溶けていないので、多分気温は0度近くだと思う。
大丈夫かな~とそのまま見ていたら、案の定ポロリとピンを落としてしまった。
あちゃ~ と思いつつ、僕もスマホを持ってきてライトモードで車の下を探す手伝いをしますが、見つからない。
おかし~な~と二人でさんざん捜すけど、全く無くて、こうなるとカバーやら何やらの間に入り込んでいることが多く、ライト周りと下をバラさなければ
ならなくなる。
たかがピン、されどピン。 それだけを注文しても部品として取れるのはライトアッセンブリー全体で、「ハイ!3万円です」となる。
家のベランダに、洗ったビニール袋やサランラップを干してあるのを知っている僕にとって、 その2万円がどんな意味を持つかを知っているので、
ここはなんとしても見つけなければならない。
しかし、寒くてたまらん・・・・
30分もそのまま黙って捜すのを手伝っていたのですが、らちがあかないのでまずは車をニュートラルにしてもらって僕が押し、停車位置を移動。
改めて地面を良く見ますが、やはり無い。 何でだろ~
「やむなし!」 一度関わった以上、 ここで家に入ると 「寒さで逃げた???」と思われるのが嫌なのと、 おじいちゃんの鼻水が酷くて、見ていられないんです。
そこで車載の工具を出してもらうと分解開始! まずグリルを外し、ウインカーランプ、そしてライとアッセンブリー 車体下のマッドガート、バンパーのフォグランプダミーカバー
バッテリー等々次々に分解。
半分呆れてみているお爺さんですが、 一度やり始めたら、納得するまでやるしか無いので、かなりバラバラ。
それでも見つからないので、バンパーもいっそのことはずそうか? と思い始めたころに、やっと見つかりました。
どこに有ったと思います、 なんとお爺さんの履いていたスニーカーの紐部分に引っかかっていたんです。 ぎゃははははは!
ほぼ2人で同時に気がついたのですけど、どうりで車体の中と地面をくまなく捜しても無いはず。
僕は大爆笑してしまい、お爺さんはばつの悪い顔をしていましたけど見つかれば万事OKです。
おじいさんは、構造的にどうなっているのか?よく解っていないようだったので、はずしたライトアッセンブリーを目の前に見せながらランプの交換方法を教えます。
本当は簡単なんですね。
ここまでで、寒空の下2時間が経過。 全身冷え切ってガタガタいっているので、そくさくとバラした部品を組み立てていると、 ずいぶん詳しいんですね?と何度か繰り返して
聞かれた、多分少しだけ不安だったんでしょうね。
2級の整備士資格をもっていますと言うと、安心したようで、ところがその後にガソリンですか?と又聞いてくるので、 シャーシですっと答える僕。
シャーシって何ですか?とまた聞いてくるので、 電子制御サスペンションや 動力伝達機構(マニュアル&オートマのトランスミッション)のオーバーホール等が専門です
答えたら、エンジンは?と聞くので、 若い頃にガソリンもディーゼルもバラバラに分解組み立てをやってました、船舶用の巨大エンジンからタービンまで、
頼まれればチューニングもしますよと答えたら、それ以上は聞いてこなかった。 あははは!
最後に各部をチェック、電気系統のチェックをすると全行程が終了。
ピンを無くさなくてよかったですね・・・といって帰ろうとしたら、「あとでお礼を届けます」といいだしたので、 「やめてください!近所なのですから」と・・・・
この程度の事でいちいち礼なんかしていたら、大変ですから。