帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

キッチンシングルレバー混合栓 O/H

2015年01月16日 | 増築&リフォーム、DIY、手作り等 

実家から引き上げてきた、キッチンのワンレバー混合栓。

買うと2万前後する代物なので、捨てるには余りに惜しいですから、O/Hして、職場のキッチン混合栓として使います。

今はノブが二つあるタイプなので面倒・・・・

まずは、 バラしです、 

レバーのキャップをまず取りはずしますが、ピンクの矢印部分にドライバーをさしこんでこじればキャップは外れます。

内部のネジをドライバーで回すと、操作レバーがあっさり外れます。

*写真は取り忘れたので、 組み立て時の物を使っています。

本当は専用ソケット使って片方を固定して、もう片方を専用工具PG26使って回すのですけど、普通のソケットレンチだと入りが浅くて、空回りしてしまうことが多い。

なので、逆さにして万力で、六角になっている部分を挟んでを固定し、工具をかけて矢印方向へグイ。正直いって相当に堅い・・・・

後は普通に分解。 赤い矢印がスライドパッキン、これはシールと同時に交換します。

右の白い部品が 水栓の心臓部分。

お湯と水をこのパーツにて混合させて、なおかつレバーの上げ下げで、水を出したり止めたりするコントローラー。

新品で買うと4000円くらい、 今回は分解して交換が必要なら変えます。 実家は井戸水をつかっているので、 鉄分が付着して色が変っています。

こちらは配管が載る台座部分。

黄色い矢印が、シールで、 これが長年の使用により磨耗してきて、カラン軸の隙間から水が漏れるようになる。

シールを外したところです、水密を保つ、リップ部分がだいぶ減っています。

堅いし・・・・

さて、外した全てのメッキ部分を金属磨きでガンガンと磨いていきます。

 

で、一通り綺麗になった状態がこれ。

いよいよ組み立てですが、 例の混合に重要なコントローラをバラして洗浄したところ、

あっさり綺麗になり、 磨耗具合もさほどでは無かったので、これで組み直して、もし漏れるようなら、交換です。

組み立てには口に入っても体に無害な 食品機械用シリコングリスを使います

ミスが起きないように考えて造られているので、誰でにでも出来る作業。

ほれ! (笑)

後は組み立てになりますが、 写真の順で組んでいきます。

まずは新しいパッキン

綺麗に水密のリップが出ています。

まずは赤い矢印のスライドパッキンを入れて

シールを入れます。

シールにねじれなどが無い事を確認したら、 カランの胴体分を押し込む。

その上にスライドパッキンをいれて、コントロール部品とカバーをかぶせたら、 後はPG26と

ウォータポンププライヤーで締めます。

手締めで十分ですから、今回は万力は使いません。

見ての通り、すっかり新品並みに綺麗になっています。

そして、ハンドルを取り付け。

最後にキャップかぶせれば、 完成。

水栓自体の構造はこんなに簡単な物です。

レバーを操作して水が止まらない、漏れる、 操作感がおかしい等々のトラブルがあったときは、内部のコントロール用部品を変えれば治ります。

以上、キッチン混合水栓のオーバーホールでした。