体調がよくなると、じっとしていられない僕、 午後からミニツーリングにでも行こうか・・・と隼を引っ張り出して暖気運転。
「そういえば昨日の朝は水道が凍って出なかったよな・・・」と思って、出発前にボイラーを見に行ったら、あらら!この有様 あちゃ~~~! 少しぶっ飛び。
コリャ~ ツーリングどころじゃなくて、即座に対策せにゃ~ならんだろ! という事で、近くのCAINZホームセンター
バイクを駐めたときに 小学校3年生くらいの男の子が、 父親らしきオッサンに叱られていた。
よく有る事なのでヤンチャでもしたか?と
店内を捜して補修用の材料をそろえて店を出ると なんとまだ男の子は知られていて・・・ この話は後にします。
急いで帰宅すると、 まずは保温材の落ちてしまっている部分に新しい保温材をかぶせ、仮固定します。
実は修理法としては野蛮なんです、こうした方法は・・・・ タイラップなんか邪道そのものだし・・・
ただ、時間が無い(日暮れがすぐにやってくる)のが現実で、結構強引にやらざるを得ない (笑)
保温材を仮固定したら、後は専用テープで巻いていきますが、実は僕はこれが苦手でして、どうも上手くいかない。
出来た物に巻くのはかなり難しくてね、出来れば一度全体の保温材を剥いで新たに再施工すれば良いのですが・・・
とりあえず小一時間半は格闘、
何とかこの冬を越せるくらいになりました。 いい加減なテープ巻きで恥ずかしいので、サムネイルです。
何だかんだと終わったのが3時半頃。
さて、話は変わって、さっきの事に戻ります。
実はこの親子、僕が店について、丁度バイクパーキンぐと自販横の喫煙休憩所が横で、偶々開いていた椅子のすぐ真横にバイクを駐めたんですけど、
バイクを降りてどうこうしている間だから、買い物を終えて出てくるまでの約15分間、 同じ場所で男の子はずっと座らされ、お父さんは足組みしてタバコぷかぷかしつつ説教していた。
15分てのは僕が店に入って出てくる時間ですから、この男の子はその前からずっと叱られていた事になるわけで・・・・
そんな長い時間を消費するというのはどんな事をしたんだろう???・・・ でもって、買った材料をバッグに入れながら、失礼とは思いながらも聞き耳を立ててしまった僕
というか聞こえてくるし、得意げに叱っているのが。
しかしな・・・・・何を言いたいのかさっぱり解らないこのお父さん、 服装や髪型、タバコを吸うときの仕草や、話し方をみて、どんな仕事をしているかというのが分る僕ですが、
段々とむかついてきた。
結局僕が店についてバイクを駐める際に耳に入ってきた言葉と延々と繰り返している。
叱っているといるより、自分の仕事ストレスだかなんだか解らない事の憂さ晴らしにしているとしか思えず、 簡単に書くと、ネチネチと子供に当たり散らしている訳だ。
悪いが、子供を叱ることで一番大切なのは まず第一に 考えさせること、 叱る理由なんて事細やかに親が言う必要なんて無くて、 何故叱られているのか?
を考えさせる事が大事。
導いてもいけないし答えを出してもならず、しつこく問いただしてもいけない。 そして出来るだけ短い時間が勝負。
叱るのはピンポイントに絞られ、グダグダネチネチと決してやってはいけない、焦点がぼけて、子供には理解不可能になるから。
理解したと(50%程度)判断したら、それ以上は追求せず、後は自分なりに結論を出させる。
これだけなんですよ親の叱るという事は
父親は子供にとって、社会を見つめる窓で有って、その窓は常に簡素でいてクリアで無ければいけない。
ストレスの発散道具に等したら、この子は曇りきって歪んだ世界を見ながら育つことになる。
こうした親父(その教育受けた息子)ほど、自分の奥さんのした小さな事でも いちいち文句付けて、しかも蛇のようにしつこくて、ネチネチ、グズグズといつまででも続く。
仕事が上手くいかなければDVをするし、向ける方向が無ければいくらでも競馬やパチンコに浪費する。
子供にとっても奥さんにとっても害悪でしかなく、たまった物では無い・・・・
やたらと腹立たしい思いではあれど、他人の僕が教育法について口を挟めないのも現実だ。
余りにもしつこいので「てめえの子供時代を思い出してみろや!」と 暖気中のエンジンに空ぶかしを一発ぶち込むと、降りかえって子供の方を見る。
ふざけた顔でこちらを見る親父は完全に無視して、その男の子に目を合わせると、「優しくて心の大きな人間になれよ!」と無言でメッセージ。
静かにバイクを発進させましたけど、帰り道は何とも言えない気持ちで心が一杯でした。
平等な世の中なんて無くて、ただ一つだけ言えるのは、頼るべきは自分しかいないのだと・・・・