先日の村上春樹さんのカタルーニャ国際賞受賞スピーチは、大変感動的なものでした。
http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040017000c.html
http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040019000c.html
ここで村上さんは、「『効率』、 efficiencyによって、我々が一貫して求めていた平和で豊かな社会が損なわれ、歪められてしまった」と述べています。
本日のGetUpEnglishでは、このefficiencyという語の使い方を学習しましょう。
〇Practical Example
"Isn't there any way to improve efficiency?"
"Impossible. Not with the organization we have now."
「もっと効率をあげることはできないかね?」
「無理です。いまの体制では」
●Extra Point
日本はエネルギー使用の効率を早急に改善する必要がありますが、原子力はもういりません。
◎Extra Example
"Japan needs to quickly improve the efficiency of its energy usage and develop renewable non-carbon fuels like: wind, solar, tidal and wave."
"But no more nuclear power."
「日本はエネルギーの使用の効率を早急に改善しなければならないし、再生可能な無炭素燃料の開発を急ぐべきである。再生可能な無炭素燃料とは、例えば風や太陽の熱や潮や波の力を利用するものである」
「でも、原子力はもうたくさんだ」
村上さんの今回の名演説は、アメリカの歴史的演説と同じぐらい力強いものだと思います。