「こちらにおいでの際にはお立ち寄りください」という表現は、どう言えばいいか?
先日も紹介した英語便(www.eigobin.com/)の『ネイティブ添削で学ぶ英文ライティング』に、まさにこの説明がある。
この本には、英語便に実際にユーザーが提出された英文に、英語便の講師が修正を加えたものが掲載されているが、これが実に参考になることばかりだ。
例えば、メールで外国人に「日本においでの際には、どうぞお立ち寄りください」と書きたいと思うこともあるだろう。
さて、これはどう言うのが自然か?
○Practical Example
『ネイティブ添削で学ぶ英文ライティング』には、Please drop in and see me when you happen to come this way. というユーザーの英文ライティング例が載っている。これに対して、英語便の講師は、次のようにアドバイスしている。
happen to come this way は、「こちらにおいでの際は」という日本語表現には近いですが、ネイティブスピーカーには少々まわりくどく聞こえます。
以下のように具体的に書くことで、英語らしい表現になります。
[例] Please drop in and see me when you are in Tokyo.
なるほど、まったく基本的な表現であるが、日本人がよく間違えてしまうものについて、実に簡潔にわかりやすく説明してある。
日本人が間違えやすい表現をたくさん目にしたネイティブスピーカーが、その上で親切にアドバイスしてくれているのがありがたい。
英語を書くすべての人におすすめしたい1冊だ。
http://www.eigobin.com/eigobin_book2.html
●Extra Point
で、この表現は、次のような形でもちろん口頭表現でも使われる。
◎Extra Example
"Please drop in and see me when you are in Funabashi, Junko."
"Thank you very much, Satoko. I will."
「順子、船橋に来たら、寄ってよ」
「智子、ありがとう。そうするわ」