26日発売のデイビッド・セイン『英語の動詞の使い分け』(研究社)は、大変参考になる。
http://www.amazon.co.jp/dp/4327452475
たとえば、「『作る』といえば、いちばんに思い浮かぶのはmake だろう。ネイティブもそれは同じだが、それ以外の動詞を彼らはどう使い分けているか? それには、何をどれだけ、どこでどのように作るのかが関係する。その違いを見ていこう」として、create / fabricate / make / manufacture / produceの各動詞の違いが、生き生きとした用例と、そしてかわいいイラストとともに、明確に示される。
本日のGetUpEnglishでは、再びデイビッド・セイン氏とAtoZに許可を得て、その一部を紹介しよう。
たとえば、動詞fabricateは、本書ではこのように定義されている。
◯Practical Example
「(製品を)加工する」「(部品などを)組み立てる」「(本当ではないことを)ねつ造する」など、手で加工して何かを作る、手を加えてでっち上げるなどの表現に用いる。fabricate a tool(道具を加工する), fabricate a chemical(化学製品を作る), fabricate an alibi(アリバイをでっち上げる)のように使う。
●Extra Point
そして用例が気が利いている。
◎Extra Example
・"We fabricated the microchips using a UV polymerization technique."
「UV 重合技術を使って、マイクロチップを組み立てた」
・"The diode was fabricated with a lithography process."
「ダイオードはリトグラフを作る過程で作られた」
☆Exra Extra Point
そして最後に問題が出される。
★Extra Extra Example
下の空白に入るのは、A. create / B. fabricate / C. make / D. manufacture / E. produceのうちのどれか?
We need to a strategy that will enable us to overcome the advantages our competitors have.
答えは本書をご覧いただきたい。