今日から3日間、GetUpEnglishは、本日9月24日発売のルーク・タニクリフ『イギリスのスラング、アメリカのスラング 英語 with Luke』(研究社)から、いくつか表現を紹介する。
この本は、超人気サイト「英語 with Luke」(www.eigowithluke.com/)を書籍化したものだ。
https://webshop.kenkyusha.co.jp/book/978-4-327-45257-5.html
GetUpEnglishも、このサイトはほぼ毎日チェックしている。
まず、1日目は、shitという言い方を紹介しよう。
『イギリスのスラング、アメリカのスラング 英語 with Luke』では、この語を次のように定義している。
○Practical Example
「汚い言葉の中では、shit がもっともよく使われるのではないか。品がないので、大人が子供の前で用いることはほとんどない。もちろん、学校や職場でも避けたほうがよいが、うっかり口を滑らせてしまう人も少なくない」
●Extra Point
そして、用例をいくつか紹介している。たとえば、「形容詞として使われ、粗悪な物や不愉快な人を表現する」。
◎Extra Example
"Seriously, what a shit tennis racket! If I had a better racket, I would definitely have won the game."
「このラケットはマジでクソよ。もっといいラケットがあったら、絶対、ゲーム に勝てたのに」
☆Extra Extra Point
don't give a shit という言い方もよくする。これは日本語の「どうでもいい」にとても近い。
★Extra Extra Example
"Aren‘t you worried about your exam?"
"I don’t give a shit."
「試験のこと心配していないの?」
「 全然気にしないよ」
holy shitという言い方も以前GetUpEnglishで紹介した。
月間アクセス数60万以上! 超人気サイト「英語 with Luke」、待望の書籍化!
ルーク・タニクリフ 著
ISBN 978-4-327-45257-5 C1082
定価1,785円(本体1,700円+税)
A5判 並製 音声ダウンロード 212頁
2013年9月24日刊行
NDCコード 837
イギリスのスラングも、アメリカのスラングも、cool で totally(超カッコいい)! 現代の英米の若者言葉、流行語を多数収録。
以下の言い方はどんな意味?
"Dude, we got our ass kicked."
"Yeah, epic fail!"
"Michelle is a really hip girl."
"Why are you talking so posh all the sudden?"
"Thx 2 u, I had a great time!"
"He is such a hotty!"
"Oh, totally!"
→答えはすべて本書の中!
<著者紹介>
ルーク・タニクリフ(Luke Tunnicliffe)
1982 年イギリスのコーンウォール州生まれ。イギリス人の父と、アメリカ人の母を持つ。13 歳までイギリスで暮らしたが、その後アメリカのノースカロライナ州の高校に転校し、イギリス英語とアメリカ英語の違いを経験する。2000 年にコネティカット州のWesleyan University に入学。英米文学を学びつつ、ノンネイティブスピーカーへの英語学習指導に関心を持つ。2004 年にはワシントンDC で科学・医療関係の雑誌編集者/記者の仕事を経験する。その後、JET プログラムを通じて2005 年に来日、新潟の中学校で2 年間英語教師をつとめる。その間に日本語を学ぶ。一度ノースカロライナに戻り、経済学を学ぶが、2008 年に再来日。英会話講師とビジネス翻訳の仕事をしつつ、2012 年3 月まで東京大学文学部現代文芸論専修に籍を置き、柴田元幸教授のもとで翻訳論を学んだ。現在も、ビジネス翻訳などの仕事に携わっている。
2010 年5 月に、「英語 with Luke」(www.eigowithluke.com)を開設。開設直後からコアな英語学習者のあいだで話題となり、年間550 万のアクセスがある(2013 年8 月現在、月間アクセス数は60 万以上)。
http://www.kenkyusha.co.jp/purec/#ISBN978-4-327-45257-5