GetUpEnglishは、馬(horse)関連の英語表現を12月13日より紹介してきた。
今日は最後に、horses for coursesという表現を紹介しよう。
これは、「コースの向き不向きは馬それぞれ」ということだが、『英語クリーシェ辞典』には、次のように定義されている。
「ある人や物にとって適切・妥当なものが、 ほかの人や物にもそうだとは限らないということ」
そして次の例文を挙げている。
http://webshop.kenkyusha.co.jp/book/978-4-327-46145-4.html
○Practical Example
"We like to try to provide a wide range of hobbies for our members to choose from.
We know there are horses for courses."
「会員の皆さまがお好みに応じてお選びになれるよう、 多種多様な娯楽を揃えるよう努めております。 好みは十人十色ですから」
●Extra Point
horsesとcoursesが韻を踏んでいることに注意。そして、「人にはそれぞれ得手不得手があること」という意味でも辞書には定義されている。
日常では、次のように使われる。
◎Extra Example
"John is a good singer, but he can’t write an attractive song."
"Well, horses for courses."
「ジョンは歌はうまいが、魅力的な曲は書けない」
「人にはそれぞれ得手不得手がある」