本日も、デイビッド・セインほか『ネイティブが教える ほんとうの英語の前置詞の使い方』から、基本的な前置詞の使い方を紹介したい。
http://www.kenkyusha.co.jp/purec/#ISBN978-4-327-45262-9
受益対象を表わす前置詞for とtoの違いを、本書では次のように説明している。
○Extra Point
2 つの文の違いはわかるだろうか?
1. Alice sang for me.
2. Alice sang to me.
●Extra Point
『ネイティブが教える ほんとうの英語の前置詞の使い方』は、次のように説明している。
◎Extra Example
本書によると、いずれも日本語にすれば「アリスは私に歌を歌ってくれた」だが、イメージが多少異なる。
1のsing for me は「私のために」と相手を思いやる恋人同士のイメージで、2のsing to me は大人が子供に子守り歌を歌うようなイメージになる。
たとえば、ホワイトハウスで大統領に歌を披露するならば、He sang for the President. で、to は使わないだろう。
☆Extra Extra Point
わかりやすい説明である。受益対象のforはwork forを考えるといいだろう。
★Extra Extra Example
" How long have you worked for your company?"
"25 years."
「御社にどれくらいお勤めですか?」
「25年です」
デイビッド・セインほか著『ネイティブが教える ほんとうの英語の前置詞の使い方』、ぜひ1冊そろえておきたい。
http://www.amazon.co.jp/dp/4327452629