GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

GetUpEnglishについて

毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2025 Uesugi Hayato(上杉隼人)

INACTIVITY, TIERED, ETC.

2020-06-16 08:19:03 | I

 QUARANTINEから解放され、アミューズメント・パークの再開も伝えれている。
 今日のGetUpEnglishはフロリダのディズニー・ワールド再開のニュースを読んでみよう。
 https://time.com/5843377/disney-world-reopening-coronavirus/

 英語は簡単なので、特に訳はつけない。


○Practical Example
 SeaWorld and Walt Disney World will reopen in Orlando, Fla., in June and July after months of inactivity because of the COVID-19 pandemic, according to plans a city task force approved Wednesday.

 inactivityは「休止、休園」。次のように使われる。

 After a long period of inactivity Michael produced a major new work.
「マイケルは長い沈黙を破って大作を世に問うた」
 
 city task forceは「市の対策委員会」

Extra Point
  ニュースはつづく。

◎Extra Example
 The proposals will now be sent to Florida Gov. Ron DeSantis for final approval.
 The plan calls for SeaWorld to open to the public June 11. Disney plans a tiered reopening, with the Magic Kingdom and Animal Kingdom opening July 11, followed by Epcot and Hollywood Studios on July 15. Last week, Universal Orlando presented its plan to reopen June 5. That plan also has been approved by the Orlando task force, which sent its recommendation to the governor.

 tieredは「段階的な」。
 

 

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LEONARDO DA VINCI

2020-06-15 07:37:57 | D

  Leonardo da Vinci(1452-1519)は今も世界中の人たちを魅了する人物だ。

 近日翻訳刊行予定の本にあるように、あらゆることに手を広げた人物だった。

 https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/9ba2a825a162caae948aa0b5b5f3b349

○Practical Example

 This man was engineer, architect, designer, scientist and painter – the greatest painter, say many, who had ever lived. A genius, say others, who had brought the modern world into being.

 工学にも建築にも設計にも科学にも絵画にも通じ、特に絵の才能は比類なく、多くの者は不世出の画家であると指摘する。現代社会を実現した天才であるという者もいる。

 

●Extra Point

  特に彼が残した絵はすばらしいものだ。

 

◎Extra Example

  His pictures were both real and ideal, more beautiful than anything ever seen before.

「現実的で理想にあふれた彼の絵は、今まで見たことがないほど美しいものだった」

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Black Lives Matter

2020-06-14 19:22:35 | B

   ミネアポリスで黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警察官によって拘束死させられた事件を契機に、アメリカ全体で抗議デモが起こっている。
 これはアメリカが抱える長い黒人差別の問題が根差している。
 どうしてこんなことになってしまっているのか、アメリカの長い歴史をさかのぼって考えてみる必要があるだろう。
手前味噌になるが、2018年12月に刊行したジェームズ・ウエスト・デイビッドソン『若い読者のためのアメリカ史』第36章に、黒人差別の問題が詳細に描かれている。
 ぜひご覧いただきたい。その一部を紹介する。

 時に歴史は高い地位にある人たちの周辺でほとんど展開するように思われる。第35章で紹介したとおり、ケネディ大統領は「世界の対極に座るふたりの男が文明に終わりをもたらす決断力を備えなければならない」と述べた。だが、歴史は権力者たちが気にも留めない事柄を名もなき者たちが成し遂げることによって、下から湧き上がることもある。ケネディはキューバのミサイル危機を回避した翌1963年、まさにこれを目撃することになった。25万人ものアメリカ人がワシントンに集結し、未解決の奴隷制度と自由の問題について訴えたのだ。
 
 だが、奴隷解放は実現したものの、その後もアメリカ社会は分離政策によってより明確な形で分断されることになった。かつての奴隷州では、白人と黒人の学校は別々に、ホテルも病院も水飲み場も分離することを求める法が成立した。アラバマ州は白人が黒人とチェッカー(各12の駒を持って遊ぶはさみ将棋に似た遊戯)に興じることを禁じた。オクラホマ州では白人用と黒人用の公衆電話ボックスを別個に設置した。奴隷と自由な人々を区切っていた線が今度は黒と白の新たな色の線に置き換えられ、それが残酷なリンチによってかつてないほど色濃く強調されることになった。
(……)

 そして1954年、カンザス州トピカの黒人オリヴァー・L・ブラウン(1918~1961)は、白人学校は家から徒歩でたったの7ブロックの距離にあるにもかかわらず、自分の8歳の娘リンダは家から1・5キロ以上離れた場所にある黒人学校に通うためにスクールバスの停留所まで6ブロック歩き、そこからスクールバスに乗らなければならないとして、ほかの親たちとともにトピカの教育委員会に対して集団訴訟を起こした(ブラウンは全米黒人地位向上協会トピカ支部の指導部によって募集された原告のひとりであった)。この「ブラウン対教育委員会裁判」は、アール・ウォーレン首席裁判官の法廷において、満場一致(9―0)で「人種分離した教育機関は本来不平等である」と判決が下された。分離した教育機関は常に不平等である、なぜならそれによって「劣等感」が生み出され、生徒たちの「心と精神に取り返しがつかないと思われる」影響をおよぼすからである、と判断されたのだ。

 1世紀つづいた習慣はそう簡単に覆(くつが)えらなかった。100人を超える南部の議会議員はそれぞれの署名を添えて、各自の州に「ブラウン対教育委員会裁判」の判決の受け入れ拒否を促す公開書状を突きつけた。「法のもとによる分離政策」が南部の広い地域でなおつづけられていた。そんななか、アラバマ州のモンゴメリーにおいて、百貨店で裁縫の仕事をしていたローザ・パークスは1955年12月1日、公共交通機関のバス内で白人に席を譲らなかった。これにより市条例違反で逮捕され、拘置所に入れられた。パークスは問題を起こしたくはなかったが、意思に反して立たされることは受け入れたくなかった。全米黒人地位向上協会から今回の件で訴訟を起こし、人種の分離の不正を訴えられないかと求められたが、すぐには返答できなかった。「白人に殺されるぞ、ローザ」と夫は心配した。ほんとうにそう思ったのだ。だが、パークスは協会の提案を受け入れることにした。まさにその晩、黒人女性の一団が密かに集まり、さらに大胆な行動を求めるチラシを印刷した。「バスのなかで席を譲らなかったという理由で、また黒人女性が逮捕され、拘置所に入れられた」とそこには記されていた。「こうした理不尽は逮捕をやめさせない限り、これからもつづけられることになる。次はあなたかもしれない、あるいはあなたかもしれない、あるいはあなたかもしれない。逮捕された女性の判決は月曜日に下される。だからわたしたちは不当な逮捕と裁判に抗議し、すべての黒人に月曜日はバスに乗らないように呼びかけるつもりだ」。モンゴメリーのデクスター街バプテスト教会の牧師に着任したばかりで、当時26歳だったマーティン・ルーサー・キング・ジュニア(1929~1968)が、このバス・ボイコット運動の指導的役割をはたした。キングは友人のエリオット・フィンレイとともにその月曜日の判決後の夜の会合に車で向かうも、激しい渋滞に巻き込まれ、車をどこかに停めてそこからは歩くしかなかった。すると5000人を超える人たちもどこからか出てきて、会場に向かうまでの通りが埋め尽くされた。

 キング牧師は教会内の聴衆に語りかけたが、入りきれずに外にあふれていた人たちにも聞こえるように大きなスピーカーが用意された。牧師は静かに話し出したが、その声は次第に力を帯び、どうしてここにこんなにたくさんの人たちが集まることになったか説明した。「いつの日か人々は疲れてしまいます」とキングは言った。奴隷制度は1世紀近く前に終わりを告げたが、分離に置き換えられただけの話だ。「ブラウン対教育委員会裁判」は分離を違憲としたが、黒人たちは依然「虐待され」、下等な市民として扱われている。抗議する以外に彼らに何ができるのか? 聴衆は興奮して拍手喝采を送り、神に祈りを捧げた。だが、キングは抗議を呼びかける以外のこともしようとした。ある方法によって、すなわち愛と非暴力によって、目的を達成するのだ。牧師は不公平な法にしたがうのを拒む道徳的義務を伝えるヘンリー・デイビッド・ソローの文章を読んできた。神学校ではマハトマ・ガンジー(1869~1948)が非暴力を通じて自国インドをいかにイギリスから独立させたかについて学んだ。暴力や脅しを突きつけられることがあれば、敢然と立ち向かうが、やり返してはならない、と牧師は聴衆に伝えた。フードのついた服を着た黒人が真夜中に白人をリンチにかけることはない。夜に十字架が焼かれたり、通りを暴徒が歩きまわることもない。もし目の前の聴衆がこうしたことを守ってくれれば、彼らは歴史に「偉大なる人々。黒人たち……道徳的勇気を持って自分たちの権利のために立ち上がった者たち」として記憶されるだろうと断言した。
(……)

 そして彼らモンゴメリーの黒人たちが公民権運動への道を切り開いた。各種の行動をまとめるには、組織が重要だった。全米黒人地位向上協会は活動をつづけた。キングはほかの牧師たちと1957年に南部キリスト教指導者会議(SCLC)を創設した。ほかに人種平等会議(CORE)や学生全米調整委員会(SNCC[「スニック」と呼ばれた])もあった。だが、こうしたグループは最初の危険な一歩を自ら踏み出した一般人がいたからこそ、すべて成り立ったのだ。ローザ・パークスは勇敢にそんな一歩を踏み出したひとりだった。先ほど紹介した真夜中にチラシを印刷した女性たちもそうだ。さらに当時ノースカロライナの大学生だったジョセフ・マクニール(1942~ )もそのひとりだ。1960年1月のある晩、マクニールはあるレストランで食事をしようとしたところ、「ここは黒人は受け入れていない」と言われた。それではと彼は2月1日の夕方、クラスメート3人とともに(彼らは「グリーンズボロの4人」と呼ばれることになった)、グリーンズボロのウールワース・ドラッグストア内の黒人が着いてはならないとされていた軽食用カウンターに「座って」(シット・イン)、飲み物が供されるのを待った。店主は驚いてそのカウンターから彼らを締め出したが、翌日には4人の「座り込み」(シット・イン)に27人が参加した。さらにその翌日は63人が加わった。そして4日目には300人以上が、週末には約1600人が押し寄せ、店主はついに店の方針を変えて、彼ら黒人がそのカウンターで食事や飲み物を摂れるようにした。こうした軽食用カウンターへの「座り込み」(シット・イン)活動はひとつの都市から別の都市へと広がり、かつては「白人のみ」の世界だった場所を黒人に開放した。
(……)

 ジェームズ・ウエスト・デイビッドソン『若い読者のためのアメリカ史』(すばる舎)より好評発売中。

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POSTERITY

2020-06-14 08:22:54 | P

 posterityは「後世、子孫」。
 今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。

○Practical Example
 That painter left his name to posterity.
「その画家は後世に名を残した」

●Extra Point
  もう一例。

◎Extra Example
 Many exploits that should go down to posterity are forgotten.
「後世に伝えられるべき多くの偉業が忘れられている」

☆Extra Extra Point
  翻訳刊行予定のこの本に、この表現があった。

 https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/9ba2a825a162caae948aa0b5b5f3b349

★Extra Extra Example
   Occasionally, a contemporary recorded, he would add the final touches himself – a fact which further confused posterity.
「当時の記録に芸術家が最後に手を入れたという記述が確認されることもあり、後世の者はさらに混乱した」

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CANNOT CONCLUDE...

2020-06-13 08:50:04 | C

 柴田元幸訳、ジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』の朝日新聞連載が、昨日から始まった。
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14511532.html

 夏目漱石が『ガリバー旅行記』を愛読し、その作風が『吾輩は猫である』などに反映されていることは多くの学者が指摘するとおりだが、東京大学英文科卒の国民的作家の愛読書を、同じ東京大学英文科卒で東大名誉教授で国民的翻訳家といっていい柴田元幸が訳す、それも夏目漱石が連載小説を数多く発表した朝日新聞から連載翻訳で発表するというのは、不思議な歴史のめぐりあわせというか、翻訳文学と出版文化の運命のようなものを感じる。コロナ禍の不安な時期に、大変明るいニュースになった。
 今日のGetUpEnglishは『ガリバー旅行記』の有名な引用をひとつ紹介しよう。
 
 I cannot but conclude the Bulk of your Natives, to be the most pernicious Race of little odious Vermin that Nature ever suffered to crawl upon the Surface of the Earth.

 これは巨人国の王がガリバーに口にするセリフである。
 訳は柴田元幸の連載を楽しみにしていただき、I cannot but conclude...の使い方を学習しよう。これは古い言い方だ。
 次のように使われる。

Practical Example
 We cannot hastily conclude that Leia had never reconciled with Darth Vader
「レイアがダース・ベイダーと和解できなかったとにわかに断定できない」

 柴田元幸は、『English Journal』2020年7月号にこう書いている。

 スウィフトは小人国や巨人国を、時には当時のイギリスの実態を映し出す鏡に使い、時にはイギリスを外から見る鏡に使った。どっちにするかははっきり言って行き当たりばったりという感じで、いったい誰を批判しているのかよくわからないときもあり、要するににこの人は人間という種族全体を罵っているんじゃないかと思える。にもかかわらずその筆致は(少なくとも『ガリヴァー』最終章を除けば)それなりに温かい。「病的に人間を嫌忌したという名を博したにもかかわらず、親切な人である」(『文学評論』)と論じた夏目漱石はまことに正しかった。

 実に楽しみな連載だ。個人的なことを言えば、わたしも大学2年生のときにこの『ガリバー旅行記』に出会い、あまりの面白さに乏しい英語力でどうにか最後まで読み終えたのを覚えている。当時はインターネットはもちろん、電子辞書もなかったので、研究社の『新英和大辞典』を首っ引きで引いて意味を確かめようとしたが(これを言うと驚かれるが、『新英和大辞典』はいつも持ち歩いていた。財力は今も昔もないが、当時は腕力はあったのかもしれない)、それだけではもちろんうまくいかず、岩波文庫の平井正穂訳と新潮文庫の中野好夫訳にずいぶん助けてもらった。
 柴田元幸訳が本当に楽しみだし、第1回目の訳も興奮して読んだ。
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14511532.html

 

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『若い読者のための宗教史』オンライン書店の宗教史ランキングで、No.1! 

2020-06-13 00:31:00 | ありがとうございます!

『若い読者のための宗教史』、発売当時からずっと動きがよく、オンライン書店の宗教史ランキングで、No.1! 
https://www.amazon.co.jp/dp/4799108042

ありがとうございます!
あらゆる神々に感謝いたします!
『若い読者のための宗教史』、「訳者あとがき」より
 生きている限り悩みはある。苦しい、悲しいこともたくさんある。世の中も不安定だ。だからこそというべきか、祈るしかないことも多く、神頼みの神がいなくては困る。だが、日々の生活に追われる人たちは、宗教が成し遂げたことの多くを称賛することもあるものの、その土台となる超自然的な信仰を受け入れることはもはやできない。
著者は宗教が現在多くの地域で凋落傾向にあることに憂いを抱いているが、このように感じている現代人が現在どのように宗教に取り組んでいるかを紹介しつつ、本書の幕を閉じる。
 世俗的ヒューマニズム。著者が最終章で紹介するこの宗教観は、すでに日本で実現している。たとえば親から教えられた宗教があったとしても、知識が増えるにつれてもはや子供の頃のように無心に教会には通えなくなり、それでも神社や仏壇の前では自然と手を合わせるという人たちも少なくないように思う。
 本書はさまざまな宗教を紹介する歴史物語として楽しめるだけでなく、このように現代の宗教のあり方についても一歩踏み込んで論じている。宗教を持つ人にも、持たない人にも、多くの方に興味を持っていただけたら、訳者としてとてもうれしい。
 
 2019年3月                     
 訳者代表 上杉隼人

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TO MEDDLE

2020-06-12 08:49:26 | M

  自動詞meddleは「干渉[おせっかい]する、ちょっかいを出す」
 meddle in, meddle withの形で表現される。
 今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。

○Practical Example
"He often meddles in other people's affairs."
"He's meddlesome."
「彼はよく他人のことに口出しをする」
「おせっかいな人だ」

 meddlesomeは「おせっかいな」

●Extra Point
 この本に以下の表現があった。

 The Marvel Studios Story: How a Failing Comic Book Publisher Became a Hollywood Superhero (The Business Storybook Series)  by Charlie Wetzel (Author), Stephanie Wetzel (Author)
 https://www.amazon.com/dp/1400216133

◎Extra Example
 Just as they had with Arad, the New York Creative Committee continually meddled with the Hollywood creative process.
 アヴィ・アラッドがいたときと同じように、ニューヨークの制作管理部門はハリウッドの映画制作に度々口を挟んできた。

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UNEQUIVOCALLY

2020-06-11 08:49:48 | U

  副詞unequivocallyは「あいまいでなく、きっぱりと」
 equivocalは「二枚舌の」というか、「両義的な」「どちらにも取れる」という意味で、2015年2月26日のGetUpEnglishで学習しているので、
 https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/c2565e3dd85c186023171af204948536
 その反意語の副詞と覚えておこう。
 今日のGetUpEnglishはこの表現を画学習する。

○Practical Example
"Watabe stated unequivocally that he knew nothing about the lady."
"Just a transparent lie."
「渡部はその女性について何も知らないときっぱり言った」
「見え透いた嘘だな」

●Extra Point
  この本に以下の表現があった。

 The Marvel Studios Story: How a Failing Comic Book Publisher Became a Hollywood Superhero (The Business Storybook Series)  by Charlie Wetzel (Author), Stephanie Wetzel (Author)
 https://www.amazon.com/dp/1400216133

◎Extra Example
The Avengers “taught us that the audience really gets what we’re doing, and really enjoys the cross-pollination of all the different film series. And the audience told us unequivocally they were with us. That allowed us to plot out everything that we’ve done since then.”40 
 『アベンジャーズ』によって「映画を観る人たちは僕らがやっていることを受け止めてくれている、マーベル映画のすべての映画が生み出す相互作用を楽しんでくれているとわかりました。みなさん僕らを支持してくれているときっぱりと言ってくれます。それからすべて計画通りに進めることができました」

 マーベル・スタジオの映画はほんとうに興奮する。フェーズ4以降がすごく楽しみだ。(がんばらなくては!)

インフィニティ・サーガ(フェーズ1〜3)
フェーズ1
『アイアンマン』(2008年公開)
『インクレディブル・ハルク』(2008年公開)
『アイアンマン2』(2010年公開)
『マイティ・ソー』(2011年公開)
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年公開)
『アベンジャーズ』(2012年公開)
フェーズ2
『アイアンマン3』(2013年公開)
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年公開)
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年公開)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年公開)
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年公開)
『アントマン』(2015年公開)
フェーズ3
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年公開)
『ドクター・ストレンジ』(2016年公開)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年公開)
『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年公開)
『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年公開)
『ブラックパンサー』(2018年公開)
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年公開)
『アントマン&ワスプ』(2018年公開)
『キャプテン・マーベル』(2019年公開)
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年公開)
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年公開)
フェーズ4
『ブラック・ウィドウ』(2020年11月6日公開予定)
『The Eternals(原題)』(2021年2月12日全米公開予定)
『Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings(原題)』(2021年5月7日全米公開予定)
『Spider-Man 3 (正式タイトル未定)』(2021年11月5日全米公開予定)
『Thor: Love and Thunder(原題)』(2022年2月11日全米公開予定)
『Doctor Strange in the Multiverse of Madness(原題)』(2022年3月25日全米公開予定)
フェーズ5以降
『Black Panther 2(正式タイトル未定) 」(2022年5月6日全米公開予定)
『Captain Marvel 2 (正式タイトル未定)』(2022年7月8日全米公開予定)
『Blade(原題)』(公開日未定)
『Guardians of the Galaxy Vol. 3 (原題)』(公開日未定)
『Ant-Man 3 (正式タイトル未定)』(公開日未定)

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FIT THE BILL

2020-06-10 08:34:44 | B

 fill the billは「要求[要件]を満たす、望みにぴったりかなう」という意味で使われ、すでに2009年3月のGetUpEnglishで学習していた。
  https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/021ec1fe33ff1d517458f7ccf6fbf046

 これはfit the billでも「…でも十分役目を果たす、間に合う、十分だ」の意味で使われるので、今日のGetUpEnglishはこの表現を学習しよう。

○Practical Example
 We interviewed many applicants for the job, but none fit the bill.
「応募者を大勢面接したんだけど、適任者はいなかった」

●Extra Point
  ほぼ翻訳完了した1冊に、次の表現があった。状況がわかるようにして訳す。

◎Extra Example
 For the fourth film of Phase Two, Feige considered yet another genre: “I always wanted to do a space movie . . . a franchise set in outer space.” Guardians of the Galaxy would certainly fit the bill
『アイアンマン3』、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』につづくフェーズ2の4作目の映画として、ファイギは違うジャンルのものを考えた。「いつも宇宙映画は作りたいと思っていました……宇宙を舞台にしたシリーズものを」。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)はまさにそんな彼の願いをかなえるものとなった。

 このThe Marvel Studios Story: How a Failing Comic Book Publisher Became a Hollywood Superhero (The Business Storybook Series)  by Charlie Wetzel (Author), Stephanie Wetzel (Author)
 https://www.amazon.com/dp/1400216133

 はマーベル創世から『アベンジャーズ エンドゲーム』の戦略まで書かれているし、フェーズ4以降の展開も期待させるすばらしい1冊だ。コロナ禍で少し時間が経ったので、日本版には11月公開の『フラック・ウィドウ』に向けたマーベルの戦略も著者と相談して入れてみたい。

 

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STUPENDOUS, STUPENDOUSLY

2020-06-09 08:02:57 | S

 stupendousは「途方もない、巨大な、目をみはるような」
 今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。

○Practical Example
 The popularity of Led Zeppelin was stupendous in those days.
「当時のレッド・ツェッペリンの人気はすさまじいものだった」

●Extra Point
 これはformidableを使って言い換えることもできるだろう。

◎Extra Example
"I heard that the popularity of Led Zeppelin at the time was formidable. Is that true, Mr. Osawa?"
"Yes, I went their show in 1979 at Knebworth in Britain.  It was really awesome."
「当時のレッド・ツェッペリンはすさまじい人気だったと聞きました。そうなのですか、大澤さん?」
「はい、1979年のイギリス、ネブワースのコンサートに行きましたが、すばらしかったです」

☆Extra Extra Poin
  副詞はstupendously(途方もなく)。次のようにも使われる。

★Extra Extra Example
  Led Zeppelin II did stupendously because it was an innovative and exciting album.
 「『レッド・ツェッペリンII』は大成功した。斬新でワクワクするアルバムだったからね」

 

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Desperate Indian girl bikes 745 miles home with disabled dad

2020-06-08 08:59:28 | ニュース

 インドの15歳の少女が足の不自由な父を自転車に乗せて1200キロ離れた故郷に帰ったというニュースが感動を呼んでいる。
 今日のGetUpEnglishはこのニュースを読んでみよう。

https://mainichi.jp/english/articles/20200524/p2g/00m/0in/055000c#:~:text=As%20the%20temperature%20climbed%2C%20Kumari,short%20lift%20on%20a%20truck.

From her village in eastern India, 15-year-old Jyoti Kumari reflected on her desperate 1,200-kilometer (945-mile) bicycle journey home with her disabled father that has drawn international praise.

 お父さんは足が不自由だが、auto rickshaw(三輪タクシー)を運転して生活を立てていたが、lockdownにより道が封鎖され、それができなくなってしまったようだ。

Her father, whose injury in an accident left him unable to walk, had earned a living by driving an auto rickshaw. But with all nonessential travel banned, he found himself among millions of newly unemployed. Their landlord demanded rent they couldn't pay and threatened to evict them, Kumari said.
 
 家賃が払えず、ニューデリーの家から立ち退きを迫られたJoyotiはお父さんを自転車に乗せて故郷に戻る決心する。

 So she decided to buy a bicycle and, like thousands of other Indian migrant workers have done since March, make her way home.

 だが、それは簡単なことではなかった。以下、訳もつける。

As the temperature climbed, Kumari pedaled for 10 days, with her father riding on the back of the hot-pink bike. They survived on food and water given by strangers, and only once did Kumari give her legs a break with a short lift on a truck.
「温度が上がるなか、ジョティ・クマリは父をうしろに乗せてピンクの自転車を10日間こぎつづけた。誰かに食べ物と水をもらって耐え忍び、一度トラックに乗せてもらって足を休ませた以外はずっとこぎつづけた」

 and only once did Kumari give her legs a break with a short lift on a truckの部分、「たった一度」を強調するためにonly onceを前に出すことで、強調の動詞didが使われ、主語との倒置が起こっている。

 ふたりは故郷Darbhangaにたどり着くことができた。

The daughter and father arrived in Darbhanga, their village in Bihar state, more than a week ago, reuniting with Kumari's mother and brother-in-law, who'd left the capital region after the lockdown was imposed on March 25. Kumari, an eighth-grade student who moved from the village to Gurugram in January to take care of her dad, stayed on.

 

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History bubbles up from below by people no one has heard of.

2020-06-07 08:50:07 | News

   ミネアポリスで黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警察官によって拘束死させられた事件を契機に、アメリカ全体で抗議デモが起こっている。
 これはアメリカが抱える長い黒人差別の問題が根差している。
 どうしてこんなことになってしまっているのか、アメリカの長い歴史をさかのぼって考えてみる必要があるだろう。
手前味噌になるが、2018年12月に刊行したジェームズ・ウエスト・デイビッドソン『若い読者のためのアメリカ史』第36章に、黒人差別の問題が詳細に描かれている。
 ぜひご覧いただきたい。
 本日のGetUpEnglishではその一部を紹介する。

Sometimes, it seems as if history revolves mostly around people in high places. “Two men, sitting on opposite sides of the world,” as President Kennedy noted—deciding whether to “bring an end to civilization.” But history bubbles up from below, too, moved by people no one has heard of, doing things that the powerful would never dare. Kennedy witnessed this the year after the Cuban missile crisis, when a quarter of a million Americans came to Washington to take up the unfinished business of slavery and freedom.
 時に歴史は高い地位にある人たちの周辺でほとんど展開するように思われる。第35章で紹介したとおり、ケネディ大統領は「世界の対極に座るふたりの男が文明に終わりをもたらす決断力を備えなければならない」と述べた。だが、歴史は権力者たちが気にも留めない事柄を名もなき者たちが成し遂げることによって、下から湧き上がることもある。ケネディはキューバのミサイル危機を回避した翌1963年、まさにこれを目撃することになった。25万人ものアメリカ人がワシントンに集結し、未解決の奴隷制度と自由の問題について訴えたのだ。

 以下、訳文だけ紹介する。

 だが、奴隷解放は実現したものの、その後もアメリカ社会は分離政策によってより明確な形で分断されることになった。かつての奴隷州では、白人と黒人の学校は別々に、ホテルも病院も水飲み場も分離することを求める法が成立した。アラバマ州は白人が黒人とチェッカー(各12の駒を持って遊ぶはさみ将棋に似た遊戯)に興じることを禁じた。オクラホマ州では白人用と黒人用の公衆電話ボックスを別個に設置した。奴隷と自由な人々を区切っていた線が今度は黒と白の新たな色の線に置き換えられ、それが残酷なリンチによってかつてないほど色濃く強調されることになった。
(……)

 そして1954年、カンザス州トピカの黒人オリヴァー・L・ブラウン(1918~1961)は、白人学校は家から徒歩でたったの7ブロックの距離にあるにもかかわらず、自分の8歳の娘リンダは家から1・5キロ以上離れた場所にある黒人学校に通うためにスクールバスの停留所まで6ブロック歩き、そこからスクールバスに乗らなければならないとして、ほかの親たちとともにトピカの教育委員会に対して集団訴訟を起こした(ブラウンは全米黒人地位向上協会トピカ支部の指導部によって募集された原告のひとりであった)。この「ブラウン対教育委員会裁判」は、アール・ウォーレン首席裁判官の法廷において、満場一致(9―0)で「人種分離した教育機関は本来不平等である」と判決が下された。分離した教育機関は常に0 0 不平等である、なぜならそれによって「劣等感」が生み出され、生徒たちの「心と精神に取り返しがつかないと思われる」影響をおよぼすからである、と判断されたのだ。

 1世紀つづいた習慣はそう簡単に覆くつがえらなかった。100人を超える南部の議会議員はそれぞれの署名を添えて、各自の州に「ブラウン対教育委員会裁判」の判決の受け入れ拒否を促す公開書状を突きつけた。「法のもとによる分離政策」が南部の広い地域でなおつづけられていた。そんななか、アラバマ州のモンゴメリーにおいて、百貨店で裁縫の仕事をしていたローザ・パークスは1955年12月1日、公共交通機関のバス内で白人に席を譲らなかった。これにより市条例違反で逮捕され、拘置所に入れられた。パークスは問題を起こしたくはなかったが、意思に反して立たされることは受け入れたくなかった。全米黒人地位向上協会から今回の件で訴訟を起こし、人種の分離の不正を訴えられないかと求められたが、すぐには返答できなかった。「白人に殺されるぞ、ローザ」と夫は心配した。ほんとうにそう思ったのだ。だが、パークスは協会の提案を受け入れることにした。まさにその晩、黒人女性の一団が密かに集まり、さらに大胆な行動を求めるチラシを印刷した。「バスのなかで席を譲らなかったという理由で、また黒人女性が逮捕され、拘置所に入れられた」とそこには記されていた。「こうした理不尽は逮捕をやめさせない限り、これからもつづけられることになる。次はあなたかもしれない、あるいはあなたかもしれない、あるいはあなたかもしれない。逮捕された女性の判決は月曜日に下される。だからわたしたちは不当な逮捕と裁判に抗議し、すべての黒人に月曜日はバスに乗らないように呼びかけるつもりだ」。モンゴメリーのデクスター街バプテスト教会の牧師に着任したばかりで、当時26歳だったマーティン・ルーサー・キング・ジュニア(1929~1968)が、このバス・ボイコット運動の指導的役割をはたした。キングは友人のエリオット・フィンレイとともにその月曜日の判決後の夜の会合に車で向かうも、激しい渋滞に巻き込まれ、車をどこかに停めてそこからは歩くしかなかった。すると5000人を超える人たちもどこからか出てきて、会場に向かうまでの通りが埋め尽くされた。

 キング牧師は教会内の聴衆に語りかけたが、入りきれずに外にあふれていた人たちにも聞こえるように大きなスピーカーが用意された。牧師は静かに話し出したが、その声は次第に力を帯び、どうしてここにこんなにたくさんの人たちが集まることになったか説明した。「いつの日か人々は疲れてしまいます」とキングは言った。奴隷制度は1世紀近く前に終わりを告げたが、分離に置き換えられただけの話だ。「ブラウン対教育委員会裁判」は分離を違憲としたが、黒人たちは依然「虐待され」、下等な市民として扱われている。抗議する以外に彼らに何ができるのか? 聴衆は興奮して拍手喝采を送り、神に祈りを捧げた。だが、キングは抗議を呼びかける以外のこともしようとした。ある方法によって、すなわち愛と非暴力によって、目的を達成するのだ。牧師は不公平な法にしたがうのを拒む道徳的義務を伝えるヘンリー・デイビッド・ソローの文章を読んできた。神学校ではマハトマ・ガンジー(1869~1948)が非暴力を通じて自国インドをいかにイギリスから独立させたかについて学んだ。暴力や脅しを突きつけられることがあれば、敢然と立ち向かうが、やり返してはならない、と牧師は聴衆に伝えた。フードのついた服を着た黒人が真夜中に白人をリンチにかけることはない。夜に十字架が焼かれたり、通りを暴徒が歩きまわることもない。もし目の前の聴衆がこうしたことを守ってくれれば、彼らは歴史に「偉大なる人々。黒人たち……道徳的勇気を持って自分たちの権利のために立ち上がった者たち」として記憶されるだろうと断言した。

(……)
 そして彼らモンゴメリーの黒人たちが公民権運動への道を切り開いた。各種の行動をまとめるには、組織が重要だった。全米黒人地位向上協会は活動をつづけた。キングはほかの牧師たちと1957年に南部キリスト教指導者会議(SCLC)を創設した。ほかに人種平等会議(CORE)や学生全米調整委員会(SNCC[「スニック」と呼ばれた])もあった。だが、こうしたグループは最初の危険な一歩を自ら踏み出した一般人がいたからこそ、すべて成り立ったのだ。ローザ・パークスは勇敢にそんな一歩を踏み出したひとりだった。先ほど紹介した真夜中にチラシを印刷した女性たちもそうだ。さらに当時ノースカロライナの大学生だったジョセフ・マクニール(1942~ )もそのひとりだ。1960年1月のある晩、マクニールはあるレストランで食事をしようとしたところ、「ここは黒人は受け入れていない」と言われた。それではと彼は2月1日の夕方、クラスメート3人とともに(彼らは「グリーンズボロの4人」と呼ばれることになった)、グリーンズボロのウールワース・ドラッグストア内の黒人が着いてはならないとされていた軽食用カウンターに「座って」(シット・イン)、飲み物が供される0 0 0 のを待った。店主は驚いてそのカウンターから彼らを締め出したが、翌日には4人の「座り込み」(シット・イン)に27人が参加した。さらにその翌日は63人が加わった。そして4日目には300人以上が、週末には約1600人が押し寄せ、店主はついに店の方針を変えて、彼ら黒人がそのカウンターで食事や飲み物を摂れるようにした。こうした軽食用カウンターへの「座り込み」(シット・イン)活動はひとつの都市から別の都市へと広がり、かつては「白人のみ」の世界だった場所を黒人に開放した。
(……)

 ジェームズ・ウエスト・デイビッドソン『若い読者のためのアメリカ史』(すばる舎)より好評発売中。

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『若い読者のためのアメリカ史』(すばる舎)好評発売中!

2020-06-07 06:36:13 | ありがとうございます!

2018年12月に刊行した『若い読者のためのアメリカ史』(すばる舎)、好評発売中!
そしてこんなにありがたいコメントがたくさん!
みなさんのおかげです。ほんとうにありがとうございます!
めいろま
@May_Roma
 12月24日
日本は意外とアメリカの歴史をきちんと知っている人がいない。学ぶとアメリカがいかに特殊な国かということがよく分かる→ジェームズ・ウエスト・デイビッドソン の 若い読者のためのアメリカ史 【イェール大学出版局 リトル・ヒストリー】
素晴らしい本なので沢山の方に読んで頂きたい!訳も凄く良くて読みやすいです!!!
https://twitter.com/May_Roma/status/1209797095118561280

好物日記さま
https://kinokeno.hatenablog.com/entry/2020/02/24/160306
防毒面
@bodokumen
12月25日
若い読者のためのアメリカ史全部読んだ。ディスカバリーチャンネルの歴史モノをそのまま書籍化したような感じで、つまりは読みやすかったです。歴史と言っても自分たちと同じ庶民一人一人がその時代にいてそれぞれの人生があるという視点からの説明が多く、その時代時代にリアリティを感じた。
何と訳者様からコメントが!アメリカ史に興味があったため読んだのですが、読みやすくて面白かったため、あっという間に読み終わりました!素晴らしい和訳をありがとうございます。5000回感謝!https://twitter.com/bodokumen/status/1210211921384726529
蔀(しとみ)
@0si43
いい本に対していい翻訳、ありがとうございました!https://twitter.com/0si43/status/1229370175029305344

若松紘介
@cha_na_maru
アメリカ史が圧縮されすごく読みやすい良い本。同盟国の歴史を学べば日本の姿も見える。私たちが今いるのは潔癖の伝統の中ではなく、戦争により作られ権力の腐敗と差別が蔓延する国家だ。

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胡麻
@GotoSesame
本人から「大変わかりやすい、素晴らしい翻訳をありがとうございます。先日出版された『若い読者のための宗教史』も是非読ませていただきます」とのことでした。2大学を行ったり来たりして基礎医学・倫理学・公共政策学・社会学・科学技術社会論・医事法実務を並行して進めている貪欲な男です。
午後6:28 · 2019年4月29日 · Twitter Web Client
https://twitter.com/GotoSesame/status/1122794700308500481?s=20
胡麻
@GotoSesame
すごい勉強家の医大生の人(鍵垢)が『若い読者のためのアメリカ史』という本がめちゃ推しだそうなので、私は未読だけど紹介します。アメリカ成立前史がかなり丁寧に書いてあるそう。
午後3:13 · 2019年4月28日 · Twitter for Android
https://twitter.com/GotoSesame/status/1122383278294458370?s=20
 
ikuodanaka
@dora_e_m
アメリカ史と宗教史の2つは、リトルヒストリーの中でも白眉だと思います!!素晴らしい翻訳をありがとうございます。
午後10:01 · 2019年4月28日 · Twitter for Android
https://twitter.com/dora_e_m/status/1122486078038872065?s=20
 
はやて
@hayatebass
ご返信を頂きありがとうございます。「若い読者のためのアメリカ史」は、まるで初めから日本語で書かれたかのような読みやすい文章でしたのでアメリカのことがよく理解でき、とても勉強になりました。
午後8:40 · 2019年4月20日 https://twitter.com/hayatebass/status/1119566467228323841?s=20

フリーチベット
翻訳が良い 
2020年2月8日に日本でレビュー済み
若い人向けというのがどのくらい若い人を指しているのかはよくわかりませんが、ちょっと物語仕立てになっていて、文章も洗練されていて、とても素晴らしい。翻訳者さんがいい仕事をしています。装丁も素晴らしい。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1J0MQ9Y6PCQ2X

取扱テーマもさる事ながら邦訳の上手さも光っており、感情を込めて映画の様に読める♪ 
2019年1月24日に日本でレビュー済み
原著は、教科書編纂にも関わる米国歴史学者が綴った長編歴史書で、この本書も大ヒット映画の小説邦訳も多数手掛けた、ベテラン翻訳家の力作と言え、静かな作風ながらも要所には感情がこもっている。
その内容は、解り易くコロンブスの大陸発見から始まり、まるで物語の一説を読んでいるかの様な臨場感と共に「差別、不平等、経済格差、そして暴力との闘い」と、学校の教科書でも大きく取り上げられている部分を、独自の観点から冷ややかに見つめている。
ただ邦訳作風のせいか、10行置きぐらいで区切られた全ての段落毎に、それぞれで何を一番訴えたかったのかが、手に取る様に理解出来るメッセージ性が強くあり、その一説で起きた出来事にどの様な意味があって、我々がそこから何を学ぶべきなのか、とても強く考えさせられる。
従って、現在の日本教育現場なら、本書自体を教科書としても、自己消化力強化に役立ちそうな内容と言え、タイトル通りに若年層が読んでこそ、身になる1冊と断言出来る。
書面は、少量の挿絵や図面が用意されていはいるが、上述邦訳者が気合を入れて詰め込み過ぎた感はあり、活字アレルギーの方にはちょっと抵抗を感じる質量。
個人的には、時代を毎に数冊に分けて欲しかった感はある。
総じて、単純な歴史教科書では無く、若干のエンタメ性も織り込まれていると言え、扱い方次第では若人の気も引き易く高評価出来る物です。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3B5Z4KHZFCLM9

イェール大学のアメリカ史の教授が書いたアメリカ史の教科書 
2019年4月13日に日本でレビュー済み
イェール大学のアメリカ史の教授が書いたアメリカ史の教科書。もちろん正確なアメリカの歴史を知ることができますが、著者の義父が経験したことをはじめとして、名もない人たちに降りかかった知られざる史実も随所に盛り込まれていて、市井の人たちが現実に体験したアメリカ史の大きなうねりを味わうことができます。政治家たちだけでなく、マーク・トウェインやウォルト・ホイットマンやレイチェル・カーソンほか文化人もたくさん出てきて、文化や社会的潮流がアメリカ史の方向性を変えていったこともわかります。日本語が非常にわかりやすく読みやすいのですっと頭に入ってきます。アメリカ人の視点から書かれた歴史書だからか、広島と長崎の原爆投下などは詳しく書かれていません。最大の読みどころは、コロンブスの大陸発見後に西洋人が先住民に対して行った残虐行為が記された最初の数章です。ここまではっきり書かれている歴史書はないと思います。索引が充実しているので、読み終えた後も気になる人物を確認できます。とてもいい本です。今年読んだ最高の一冊になりました。https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RQB9X7KKDICC5

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STANLEY HO

2020-06-06 08:37:15 | H

 マカオのカジノ王スタンレー・ホーが98歳で亡くなった。
 今日のGetUpEnglishはこのニュースを読んでみよう。
 https://www.marketwatch.com/story/stanley-ho-gambling-kingpin-of-macao-dies-at-98-2020-05-26

○Practical Example
 Casino tycoon Stanley Ho, whose business empire dominated the Portuguese gambling enclave of Macao for decades, has died in Hong Kong at age 98.
 「ポルトガル領マカオのカジノにビジネス帝国を作り上げて何年も支配したカジノ王スタンレー・ホーが亡くなった。98歳だった」

●Extra Point
  ニュースはつづく。

◎Extra Example
 Considered the father of modern gambling in China, Ho’s long and eventful life tracked the ebb and flow of southern China’s fortunes. After a swashbuckling start as a kerosene trader, he ended up as Macau’s richest person, a lavish spender and debonair ballroom dancer.
中国近代のカジノの父と目されるホーは南部中国の盛衰とともに長く波乱に富んだ人生を歩んだ。向こう見ずな灯油取引から身をおこし、派手に金を使い、社交ダンスも見事にこなすマカオ一の富豪として生涯を終えた」

 覚えておきたい単語がたくさんある。
 eventfulは「波乱の多い」
 ebb and flowは「(物事の)盛衰」。the ebb and flow of lifeで「人生の盛衰」
 swashbucklerは「向こう見ずな」
 lavish spenderで「気前よくお金を使う人」
 debonairは「(男性が)快活な、颯爽とした」

 もうすぐ刊行予定で現在訳者あとがきを書き、著者インタビューの準備を進めているこの本の主人公であるラスベガスの大富豪も98歳で亡くなった。
 https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/e528eb443c0b606e6163ad0e42b29726
 富豪はやはり長生きできるのか?

 

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Head of Tokyo Prosecutor's Office Resigns Over Gambling Scandal

2020-06-05 08:59:16 | News

 黒川弘務・前東京高検検事長(63)が緊急事態宣言下で賭け麻雀をしていことがわかり、辞任に追い込まれた。
 今日のGetUpEnglishはこのニュースを紹介する。

○Practical Example
 The government on May 22 approved the resignation of the head of the Tokyo High Prosecutors Office, Hiromu Kurokawa, after he admitted he played mah-jongg for money during the nation’s coronavirus state of emergency.

 英語は簡単であるので、訳はつけない。

●Extra Point
  ニュースはつづく。

◎Extra Example
  The government later came under such heavy fire from opposition parties, celebrities and the public that it decided not to seek passage or related legislation in the Diet.
  Kurokawa’s resignation will likely hurt the Abe administration politically because of the wide perception that he was a close ally.

  come under such heavy fire from...は「…からの激しい非難を浴びる」
 
☆Extra Extra Point
 heavy fireは文字通り次のようにも使われる。

★Extra Extra Example
 Finn and Janna were surrounded by heavy fire, with no prospect of escape. 
「フィンとジャナは猛烈な砲火に囲まれて逃げられそうになかった」

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