Cogito

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

和菓子

2005-12-16 11:12:44 | インポート

洋菓子は最近は、味見にティールームで食べることはあっても、買うことはない。プロの飾りつけは参考になるのでショーケースをのぞいてはいるけれど。一方和菓子はよく買ってくる。洋菓子は作りなれているし、材料も揃っているから、構えることなく作れるからだ。それに洋菓子はたくさん作っても、貰い手は大勢いる。しかし和菓子は、そうはいかない。

買ってきた黄身しぐれと京観世を食べてみた。

黄身しぐれも作れないわけではない。ただ白エンドウを煮て白餡を作り、別に小豆で黒餡を作らなければならことを考えると面倒になって買ってしまうのだ。和菓子の材料も粉類はそろえてはある。たった1ケぐらいしか食べないのに、餡を作り、仕上げるのは面倒だ。冷凍しておけないことはないが、でもやっぱり冷凍しておいたものは、どうも。
私は黄身しぐれの皮の部分、黄身が入ったところがほろりと口で解けるのが好きなのだ。鶴屋吉信の黄身しぐれは皮のわれたところから赤い餡がのぞいている。黒い餡に白餡を色つけしてかぶせ、皮を巻いてあるのだが、その分黄身餡の皮の部分が薄く出来上がっている。好みの黄身餡がほろりとはならないのだ。う~ん。

京観世も切ってみた。久しぶりではある。「美味しくない、こんな味だったかな」とさかんに首をかしげている。私の口が変わったのかな。そういえば、京観世より前にこの手の棹ものに「雲龍」があったっけ。よく京都でお土産に買ってきたものだ。ここのところ、京観世の方が手直にあるので、もう雲龍の味も忘れてしまっているが、あちらは俵屋吉富の製品だった。雲龍の方が前からあったように思うけど。雲龍も試してみよう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする