クモを探していたら、カラスウリのつるに異変を見つけた。まるでつるがインゲン豆のようにふくらんでいるのだ。はじめ、果実が異変を起こしたのかと思ったが、果実ではなく、つるそのものだ。一つ二つではない。やたらとある。つるを手繰ってみたが、花も果実も見当たらない。そういえば、カラスウリのあの白い花を見かけなかったな、天候のせいかな。
裏の網に絡んでいるカラスウリも、やっぱり同じような症状が出ている、どうしたのだろう。
写真を撮りながら、腫瘍のようなふくらんだつるをちぎってみた。中は茎のままなのと、ふくらんだのは種のようなものが見える。ということはふくらんだのは果実の変形かも。よくよくみると腫瘍みたいなものにうりんぼの縞がみえるような気がする。原因は病原菌によるものか?
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webで見つけた:
からすうり ウリ科カラスウリ属 蔓性多年草 学名:Trichosanthes cucumeroides 和名:唐朱瓜、烏瓜(からすうり) 別名:玉章、玉梓(たまずさ) 原産:日本、中国 花期:6~9月 実り:10月~ | |
和名の唐朱(からす)とは古い時代に、唐から伝来した朱墨のこと。 輸入される朱の原鉱の形状が、この植物の果実に似ているところから 唐朱瓜(からすうり)と呼んだといわれている。 「からすが好んで食べるから」という説もあるが、実験してみたところ、 全く食べなかったという結果も出ているらしい。 もしかしたら、「別に美味しい瓜ではないが、 からすのような動物が食べるなら、ちょうどいい瓜」という意味であるのかもしれない。 また、鮮やかな朱赤の実の中の種が、結び文の形に似ており、 「玉梓」の別名がある。 |