さっさと洗濯を済まし、pcをたちあげたまま、まずは湯河原新聞を読んだ。昨日の「副町長選任」の議案。横見出しは「副町長人事案一転撤回」下のサブ「真鶴町 新たな要職 空席のまま」そして縦見出しの「同意得られぬ状況」サブで「松本町長トータルで仕切りなおす」うん?どういうことなんだろう?中味を読んで、「私、町情報にあまりにも疎いなぁ」と声を上げて笑い出してしまった。ほんと、世情に疎すぎる。議会傍聴は町民の義務、なんて言って欠かさず見てはいるけど、ちょっと反省。
思い出したよ。町長選の時、現町長が当選したら、副町長にだれがなるか決まっている、といううわさが流れていた。名前もちゃんと悪口のように流布されていたが、町民にとって仕事のできる人なら、別に悪いことではない、と思っていた。ただ、さらにその人たちが、元町長のお気に入りたちで、前町長から冷や飯を食わされている人たちだから、裏で元町長が糸を引いている、紐付きだ、とも。このお気に入りは毎度ある。期待していたのにやめてしまった人たちもいる。人間関係だから、ある程度はやむを得ないとも思うけど、小さな所帯だからなぁ、冷や飯組はいつでも辛いだろうと同情もしていた。もちろん使える人にだけど。
町情報に疎くなっていたから、こんな話、すっかり忘れてしまっていた。ふんふん、それが生きていたってことか。あはは、とんだお笑い。
そういえば昨日の質問、大した質問ではなかったが、 議員たちも足を引っ張る程度になったのかも、なんてのんきに思っていた。議会のせいで、副町長、当時は助役人事が撤回されたことがあったな。再任だったのに。「ご存じこのざま」とTodayに書いて、裏側を全町に知らしめたことがある。PCの画面をとうしてだけど、昨日の、あの場の雰囲気、冷たいものを感じた。
一般質問が終わって、お茶を飲みながらpapasanに「男って女より根性狭いんだよ。意地悪は女の特許みたいに言われているけど、いえいえ、男の方がひどいよ」なんて男社会の昔の議会でのざまを話して聞かせていた。
あれはいつだったかな。中学生たちを連れて傍聴に行ったときのこと。執行部が突き上げられていた。休憩に入ると、今は亡き町長が傍聴席の前に来て、中学生たちに「学校でいじめがあるように、議会もいじめがあるんだよ」と言った。私は笑ったけど、子供たちは神妙な顔をしていた。子供たちの感想は忘れてしまった。
補正予算の説明を聞きながら「町民の義務だから傍聴していたけど、町民の義務放棄」と言ってPCを切ってしまった。
いや、今日は放棄だけど、これからちゃんと監視していくよ。でないと、新町長の、まだまだ前向きな姿勢を曲げられたら困るのは町民だから。前だってね。初めはいいんだけど、変えさせていくことが多かったんだよ。よいことは町民が監視して、それさせないように見守ってやらにゃ~。来年は町議会選挙。それもあるから議員たち、目立ちたいんだろうけど、逆効果もあるよ。
そうか、今日は施政方針か。予算は施政方針に沿って編成されているから、聞いておくか。
一般質問
はじめは高橋さん。大規模災害発生時の避難について。いつものように事例を挙げて、多分ネットを駆使しているんじゃないかな、質問していた。事例は傍聴者には役に立つだろう。避難場所にたどり着くまでとたどり着いての後を分けて質問してた。
町がせっかく避難計画作成してくれているけど町の職員、消防、自治会などのスタッフで、多くの町民を避難させるのは無理だろう。この超高齢化の真鶴町、町民の選択は「生きたいか」「死んでもいいか」の二択しかない。生きたければ、マイガードラインを作って自分で避難する以外にない。常日頃からの訓練が必要だ。
町が行った災害時のアンケート、「一人で避難できる」に丸を付けて送り返した。避難でできるではなく、「避難しない」が本音だ。避難場所まで、こんな坂道で、障碍者を連れて、とてもたどり着けるとは思えない。災害は、まして地殻変動は思いもしない形で現れる。地盤崩壊、陥没がなければ、家にいた方がむしろいい。ただ建物の崩壊でけがをするリスクはある。ちょっと高くて手が出ないが、ベッドのシェルターが欲しい。現在では進化して、木製だけでなく段ボール製もあるみたいだ。かなりの強度もあり重量にも耐えられるようになっているらしい。そういうものの補助があるとありがたいけど、無理だろうな。
黒岩さん
国民健康保険の均等割世帯の減免について。町長の答弁は前向きだねぇ。細かい数字はノートした。よかったね。
コロナについて。へ~、コロナに関しての役場への相談電話。209件も来てるんだ。内容は多岐にわたっているとのこと。生活、環境、心の在り方、町民の不安の表れだろう。生活保護の申請、他所だと親族にも問い合わせが行く、だから生活保護を受けないという事例があるやに聞いているが、この町では親族に問い合わせはしていないとのこと、そうしてやってほしい。なんとかしようというプライドまで取り上げることはない。これは真鶴町だけのことじゃない。世界中がパニックに陥っている。日本はまだそんなことはないが、歴史的にこういう時に、悲惨な出来事が起こっている。それぞれが、心に余裕を持つことを考えようね。
PCR検査、今のところは医師の判断で受けられ、医師が認めれば公費負担だそうだが、PCR検査が個人でも容易に受けられれば、隠れ感染保菌者の減少にもつながるんだが。それができないのは、おそらくPCR検査に時間がかかるからなんだろう。検査方法に3種類あり、PCR検査が一番正確だか、時間がかかる。抗原検査は簡単だが、精度は落ちる。抗体検査キッドはまだまし、というのをネットで読んだ。インフルエンザの検査ぐらい簡単だと、安心のため、自費で受けることができるんだが、現状ではむしろ医療機関には邪魔な行為になってしまうだろう。PCRの検査料はが1万円ぐらいだったかな。
黒岩さん、人づてに聞いた話だけど、毎週月曜日の朝、登校児童の見守りに立ってくれているそうね。民生児童委員たちが交代で、暑い日も寒い日も、雨の日も風の日も、見守ってくれているけど、町の人たちが自主的に参加してくれるのはうれしいことだ。ありがとうね。