あちょぶ?
きらん!
不快害虫の代表、ナメクジがときどき網戸を這う。
それを見つけたモンチは、網戸に飛びついて、
4つの足をトカゲみたいに開いて、
網戸に張り付き、ナメクジを威嚇。
その後ろ姿、超ウケル!
モンチは軽いから、
そんなことしてても網戸は傷まない。
梅雨入りしたわりには、
月も火も雨が降らなかった。
今日はボーッとするくらい蒸し暑かった。
お気に入りテラスで、失われた時を求めて。
文章が長くて、途中で主語述語がわからなくなるけど、
そんなことは気にせずに読み進めていると、
フランスの田舎の、美しい景色が浮かんできて、
気持ちがいい。これぞ、読書の快楽。
最近の「美味しいもの」は花かつお。
じゃ少しあげようか、と棚に手を伸ばすと、
目がパッチリ開いて、
びっくりするくらい可愛い顔になるんだけど。
ふだんは実力の70パーくらいしか出してくれない。
止んだときを狙って、出かける。
「傘は1本でいいよ」というダーが、
こころなしかかっこよかたので、
傘1本で家を出て、
駅付近に着く頃、ザーザー降りだして、
肩と背中がびしょ濡れ。
でも、寒くないから別にいい。
一重の梔子が咲き出した。
また一段階、空気の匂いが甘くなった。
タマタカでファンデを買って、
地下のイートインでがっつり、
チヂミ、冷麺、ユッケジャンクッパ。
明るいうちに家に戻り、
夜はサラミをつまみにビールを飲みつつクロアチア戦。
私は前半が終わるあたりから、
のだめ片手に、パリとサッカーを行ったり来たり。
ダーの絶叫は、猫たち&私にとってはいい迷惑。
突然くるのでビックリ。
サッカーでそこまで喜怒哀楽できるって、
すごいね。楽しそうでいいね。
窓を開けると、
夜のしじまにどこからか誰かの歓声、
というか絶叫が聞こえる。
地上波で見てる人の歓声が、
BSで見てるダーの歓声より少し先に来るので、
ビックリが緩和された。
朝、窓を開け放して庭に出てたら、
殿が来て外に出ようとした。
だっこして庭に出て、
だっこしながらのお尻ポンポンすると、
雪が舞うように白い毛が舞う。
面白いように毛が飛ぶので、
しばらくポンポンする。
いつもはこれを、
家の中でやってるわけね。
家の中が西部劇になるわけね。
鎌倉へ。曇り空。
夾竹桃は、白花から咲きはじめている。
「イエーイ!夏だぜ!」と咲く濃桃花とは風情が違って、
白の夾竹桃は清楚かつ夏らしい。
たまには葉山方面に行って見る。
逗子海岸では、
大学の頃のバカピークの記憶がよみがえって苦笑。
逗子を過ぎて葉山へ。
木の葉も雑草も鬱蒼として、夏の風情。
豪邸がならぶ瀟洒な町には、
履き物屋、酒屋などの小さなお店が、
昭和の面影を残す。
そんな落ち着いた風情に抗って建つ、
デニーズで一服。
でもデニーズもばかにはできず、
テラスは目の前が海で、
諸星先生のマンガに出てきそうな海上の鳥居も見える。
テラスから凝った庭園に下りることもできる。
雨で、テラスにも庭園にも出られなかったけど。
コーヒーを3杯くらいおかわり。
去年の夏は「イエーイ!夏だぜ!」と完全に脳が溶けてたけど、
Cも私も、今年の夏は、知性を失うことはなさそうな気配。
偶然にも。
Cは、初めて夢を持ったらしい。
私は、集中力を無くしたくない。
それと、遊びは経済的に。
これも偶然、二人で同時期にそんな気分になった。
デニーズでもじゅうぶん楽しい。
白い夾竹桃みたいな、
清楚かつ夏らしい夏、いいなぁ。
人気の箱を逆さにしてみたら、
殿がさっそく上がった。
発砲スチロール箱は大人気だったけど、
ごみ屑がハンパなく、
猫砂、猫毛をこえる散らかりぶりで、
猫たちにも屑がまぶりつくので、
あえなく撤去した。
この箱も人気
箱はいいぜ!