なぎのあとさき

日記です。

2009年10月09日 | 日々のこと



・・・



むっ



えーと



しっぽね

今年は台風もゲリラ雨も少なかったけど、
台風18号は強烈だった。
夜中にあきれるほどの豪雨になり、
殿が窓の外をじっと見てたそう。

台風の雨の日に、
金木犀が一気に満開に。

次の日、3日ぶりに日が射す。
強い風が吹き、空が澄み、
雲がすごい勢いで流れていた。

風に金木犀の香りが混ざっていて、
自転車でタマタカ、病院、OKと周りながら、
甘い空気にうっとり。

OK帰りの坂道は、
遠くの山々がくっきりと見えた。

背が高くなりすぎた夾竹桃が、
うまい具合に半分倒れてくれて、
やっと枝減らしができそう。

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中秋の名月

2009年10月09日 | お散歩



十月のはじめの週末、また海へ。
ずっと天気が悪かったけれど、
中秋の名月の日は晴れて、
雲がいっこもなかった。

泡立つ波に、足を浸す。
さすがにもう、泳ぐのはあきらめる。

本は、クロイツェル・ソナタ。
美しい妻と、若いバイオリニスト。
嫉妬の妄想をふくらませる主人公。
ロシア的な感情のグルーヴがくせになる。
ベトベンの曲そのまんま。



日が落ちて、白く光り出す海。



水平線と空が、溶け合う時間。
少し寒くなって、海を出て、
稲村の方に向かう。
海岸沿いの道の助手席はパラダイス。



車の窓からふりかえると、
まだ明るい東の空に出たての月。
大きな、ピンク色の満月。
夕焼けに染まるピンクの雲と同じ色。
写真だと全然だめだけど、
息をのむ美しさ。

Cは運転しながら、
小刻みにふりかえって月を見ていた。



稲村を越えて、
江ノ島が見えてきた♪
公園ですっぽり。



富士山は、頂上だけぼんやり見えた。
海に江ノ島に富士山の欲張りな景色が、
この日はいちだんときれいな
夕陽に染まって、
公園にはすっぽりしてる人がけっこういた。

帰りのドライブ中、
中秋の名月をとっくりと眺める。
白い、強い光を放っていて、
周りの星が見えないほど。

やる気満々で、ぶっちゃけて、
ペッカリと、花札のボウズみたいな月。

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