なぎのあとさき

日記です。

ある秋の日

2009年10月19日 | 日々のこと



ちょっと前、庭に出たときのモンチ。



マルゴズシスター

十月も半ばを過ぎたけど、
まだ日中は、
Tシャツでもいいくらい暑い。

少し前だけど、
台風の後の増水した河原を見に行ったら、
カモがざっと数えて50羽くらいいた。
中洲は水没したらしく、
緑が枯れてしまった。

Oねーさんとランチの日も暑くて、
テラスはノースリーブでOKだった。
Tくんを送って2週間、
ねーさんはまだ、
何を食べても味がしない様子。

自分の一部がなくなる、
なんてもんではなく、
「全部もってかれる」。
ねーさんは、
笑顔も見せてくれたけど、
時々意識が遠くにいっていた。
砧公園の
玉子みたいな松ぼっくりのなる、
ヒマラヤ杉を見に行って、
ねーさんは、
しばらく木を抱きかかえていた。
木は優しい。

Tくんの声がときどき聞こえるそう。
「おれのことは忘れろ」、と。

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