
実家ちかくの、海を見下ろす公園には、
屋根のあるベンチに、
2匹の猫が寝ていた。
潮風に吹かれて、気持ちよさそう。
そばに森ガールならぬ海ガールが二人いて、
猫たちは慣れているみたいだった。

新緑の時期を逃していた観音崎の山に入る。
枝先にはまだ新緑も出ていて、
枝元の方から深い緑の青葉になり、
緑のグラデーションがきれいな木々。

近所の山にはアジサイゾーンもたくさんあった。

緑が光るのがきれいで、何度も立ち止まる。
子供のころより、木の背が高くなった気がする。

慰霊塔の方を回って歩いていると、
小さなトンネルの奥に、
芝生の斜面から海を見渡せる公園があった。
ここに戻って暮らしたい、と、
今までで一番思った。
今は無理だけど、いつか。
もちろん砂浜に降りて、水にも入る。
法事では、パパの古い友人が、
はじめて聞く話をいろいろしてくれた。
納骨式では、お墓守の方が、
骨を土に素手で押し込んでいた。
お墓が見下ろす緑の池には、
大きな鷺がたくさん立っていた。
雨予報だったのに、
法事の間中はずっと晴れていて、良かった。
法事の夜がオランダ戦で、
パパがここぞとばかりにお酒を飲もうとするので、
ちょっと制すると悪態をついたので、
もう勝手にすればいい、と思った。
北海道の筋子とたらこをもらう。
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昨日は急に思い立って、
高尾の山に行った。
はじめてリフトで上まで上がった。
山の空気が気持ちよくて、
下を見るとちょっと怖い。
のろのろ出かけたので、
着いたのは16時近かったけど、
山頂まで往復してもまだ明るくて、
じゅうぶん山を味わえた。
暑くて全身汗だくだく。
お茶屋さんで、甘だんごと焼きだんご。
山頂での一服うまし。
遠くの山々が青い。雲で富士山は見えず。
途中のお寺に、大きな菩提樹の木があって、
ちょうど花が咲いていて、
甘い蜜の香りがたちこめていた。
ミツバチもいっぱい来ていて、
物欲しげに見上げていたら、
ミツバチが耳元に降りてきて、
ブンブンいい始めたので逃げる。
帰りはケーブルカーのところに戻ると同時に、
激しいにわか雨が降り、
ケーブルカーから降りるとほとんど止んでいてラッキー!
にわか雨の後はシューシュー霧が出る。
王将に寄って帰る。
山歩きでお腹も減っていて、
ビールともどもめちゃめちゃ旨かった。