なぎのあとさき

日記です。

9月上旬のこと

2012年12月20日 | 日々のこと

◆9月上旬のこと

9月に入ると海の人はめっきり減った。
輩だらけの駐車場もクローズ。さみしい。切ない。
Cは絶望、と言ってた。

雨降る由比ヶ浜へ。
鏡のようなべた凪で、浮かぶと雲の切れ間に深い青の空。
ビシッと痛みが走って、くらげに刺された。

百日紅満開、
久しぶりの雨に緑が沸き立つ。
前の週にぺらぺらと葉裏の白を見せていた葛もよみがえる。
お寺の境内で、いつも逃げるにゃんこに会う。

映画「アベンジャーズ」
ビル街にどでかいカメが攻めてきて、
まあまあ楽しかった。パルコでお茶。

長者が崎、海の家解体。人影もまばら。
はなれ岩まで泳ぐ。私たち二人だけ。
風波、潮澄み、横じまのお魚に会う。

お寺で、タヌキ風のお坊さんに声をかけられた。
久しぶり、天狗のもとへ。
電線にリスが3匹、小ぜりあい(一句)
ゲタゲタの音。
気が濃くてジャムみたい。
坊主オススメの池も見に行った。

自由が丘で外で物撮りしててふらふらに。
暑さで気分が悪くなるなんて。車の往来のせい。
東京はほんと、夏を無駄にしてる。

フタコは川のおかげで、いい風が吹いてる。

ビーに、「お外は今度ね」というとしっかり覚えてて
私の手があくと外に出るまでゴネたおす。
庭にそっと放すと、しばらくいつもの茂みで草を食い、
今日は行かせてもらう!話わかるヒトでしょ、アンタ!と
隣の庭へ。暑いのですぐ戻って、家の庭の奥に座りこむ。
私の手の届かないところ。
気が済むと、戻ってきた。
殿は夜マンションのエントランスに連れて行って、
窓口の台とかにのせるとごろんしてぶるるる。


カルヴィーノ「魔法の庭」
この本の短編はどれも面白かった。
パルチザン、動物の話とか。

レイモ「夜の魂」
海でも読んだ。銀河中心のブラックホールに思いを馳せる。

横浜美術館にて、奈良さん展。ママと3人で。
ブロンズ、ダンボールに色鉛筆の絵、きらきら、カラフルな女の子。
色がキレイ。
海の上の道~象の鼻パーク、ビールうまし。
ぐるぐる回る気持ちのいい酔い。金福楼でごはん。
杏仁めちゃうま。食べすぎて苦しくて大変なことに。
ママは帰り、ダーと山下公園で一服。遠くに雷雲。

河原
夕方には涼しくなる。水澄んでとてもきれい。魚跳ねる。

「チェンジ・リング」
その場にいるみたいな緊張感。
愛と恐怖、怒りと希望、感情の深いところをゆさぶる。
アンジーきれい、マルコビッチかっこいい。
前半かなりむかついて、後半一つ一つケリをつける。

長者が崎、凪でマリンブルーの海。
はなれ岩周りで、小さい魚いっぱいと、
大きなタイみたいな魚に会う。
岩の上で日にあたり、風が涼しくなって陸に戻る。
夕方、服を着たまま海に入り、
そのまま歌を歌いながらはなれ岩まで泳いで行った方がいた。

お寺へ。
奥の鳥居は石畳工事中。空がみるみる暗くなった。
ツクツク、ミンミン、蠍座、射手座。

ここまでで手帳を使いきって、ブログを再開。

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