鎌倉で忘年会。
インターバルに某くんと
御成通りを通って海へ。
強風、波ぐちゃぐちゃで膝まで。
水はブルーグリーン、
波打ち際は泡立って波の花。
ふしぎと寒くはなかった。
スッキリ、爽やかに二次会に戻る途中、
駅前で某親子にばったり。
鎌倉に住んでるような嬉しい感じ。
二次会に戻ると、調子に乗ったバカ男子の
リビドーが炸裂。
バカ男子、東横線でも
通報寸前の大ハシャギ。
自由が丘で3次会、
終始、しょーもなさすぎるドシモトークで
リビドー注入される。
次の日、二日酔いというより
男子リビドーが残る中、上野へ。
ターナー展。
海と大気と光をこれでもかと描いたターナー、
ずっと好きだったけど
まとめてオンリーの展覧会は初めて。
すぐにリビドーは吹き飛ぶ。
毎週金曜には海の夢を見る。
地中海見たことないのに
ノスタルジーが凄い。
特に月と金星の夜の絵。
ターナーは1775年、ロンドン生まれ。
後の印象派を予告する絵がいっぱいあった。
《バターミア湖、クロマックウォーターの一部、カンバーランド、にわか雨》1798年発表
油彩、カンヴァス 88.9×119.4cm
つい先日夢に見た虹にそっくり。
夢は山の上からの角度だったけど。
《スカボロー(版画集「イングランドの港」のための原画)》1825年頃
水彩・鉛筆、紙 15.7×22.5cm
実際は晴れてたのにド時化の海を描いたターナー。
海面のぼこぼこぐあい。
《湖に沈む夕陽》1840−45年頃 油彩、カンヴァス 91.1×122.6cm
後の《印象 日の出》を思わせる。
ずっと見ていたいような絵。
習作も習作には見えない完成度だった。
ほかに失明寸前の光とか、
やりすぎ、盛りすぎの絵も多くて、
リアリズムをどんどん越えてたけど、
色彩と、海と大気と光をここまで愛した絵を
好きじゃないわけがない。
時間足りず。
客はおじさんが多かった。
帰りは公園のスタバで茶。
木々はすっかりハゲ模様。
バカ男子にこってり付き合った後で、
夜の公園を歩きながらさり気なく気づかい、
エスコートしてくれるダーが
とてもいい男に見えた。
フタコに戻って乾杯!