最終日は朝ご飯の後、朝市をぶらぶら、カットメロン。
イカの水槽があったけど、見てられなかった。
イカが赤色になっているのは、ストレスと警戒のせい。
海で泳いでるイカはオレンジ~緑色。
大海原から連れてこられて狭い水槽に入れられて、
殺されるのを待つだけなんて、あー辛い。
朝市は中国人だらけ、
前ほど試食させてくれなかったけど、
毛ガニはいただいた。
10時にはNさんIさんが迎えにきてくれた。
ママはせっかちで、
Nちゃんもう起きなさい、荷物かたづけなさい、
出る準備しなさい、とやたらとせかしてくるので、
「たまのホテル暮らしなんだから優雅にしようよ!」と私キレる。
ケンカまではいかないけど、お互いイラついた。
二人とも3歩の前に忘れるけど。
ホテルのクロークの人や、前の日のクルージングの船頭さんも、
本当にバイブスが良くて北海道弁のイントネーションって大好き。
Nさんにざっくり元町を車で案内してもらって、
手作りの地図ももらって、埠頭に連れていってもらい、
海を間近で見れた。
色が濃くて、何も見えない。
濁ってるわけではなさそう、きれいな水だけど、青が濃い。
グレーがここでコンサートしたの~、と、
Nさんはたびたびグレーの話をしてた。
3人と別れた後は、ママと二人で散策。
ママが子どもの頃遊んだ公園のオンコの木を見た。
急に雨がふって、雨宿り。
私はいやな頭痛がし出した。
白い教会の中に入ると、濃いユリの匂いかいでますます頭痛が。
教会より、神社やお寺の方が私は落ちつくみたいだね。
昔はきらいじゃなかったんだけどなー。
白い教会も、ママの思い出の場所らしい。
いろいろ話してたけど、私の頭痛はひどくなる一方。
大きなお寺にも寄った。
弟のお宮参りをしたという神社を探して、
辿りつく頃には晴れた。
その神社からつづく坂道。
ドイツ人に、ここの神さまの名前は?ときかれ、
神社なので、やおよろずの神についての説明は難しかった。
メニーメニーゴッズ笑
木陰で一服。
函館公園に行くと子どもの遠足だらけ。
そこまで来たら、二駅先の谷地頭温泉に行ってみることに。
温泉は昔と全然変わって広くなったそう。
頭痛は治らないものの、
お湯が気持ちよくていつもの調子で長湯。
空気が冷えて、露天風呂はいつまででも入ってられる。
サウナもあったので久々のサ道、
水風呂は、冷たくて腰までしか入れなかった、
地元のおねーさんはサバっと入ってた。
で、のぼせたのでしょうか、
帰りの路面電車で頭痛がピークに達し、
気持ち悪くなり、吐いてしまった。
持ってたタオルでカバーできた。
ママには心配かけちゃった。
駅について、ママにロキソニン買ってきてもらって飲む。
で、さっさと空港に行って空港の秘密の部屋で寝かせてもらって、
その間にパックについてたお土産券2000でママに
タラコとイクラを買ってきてもらった。
ママが念願の塩ラーメンを食べに行って、
私もちょっと寝たらだいぶラクになったから、
塩ラーメンを食べた。
ソフトクリームも。美味しかった。
羽田でママと別れて、リムジンバスで帰宅。
Rちゃんが駅で待っててくれて、荷物運びを手伝ってくれた。
玄関まで来てくれたけど、
玄関あけたらウンチくさいので返す!
3日家空けたらもーびっくりするほと汚い我が家!
猫トイレに下痢が。
ニャンコは3匹元気でいてくれた。
ビーにはすぐ下痢止め飲ませて、
次の日にはよくなった。
今は誰も住んでいないお家で法事。
中二階のある大きなお家。
庭はいろんな宿根草が植えられていて、
オヤシラズという、こっちでは見たことのない花が満開、
フウロ草やほかにもいろいろきれいに咲いていた。
AちゃんのママのHさんがお世話していたという。
その時咲いていた花だけ見ても、
好みのお花が私とかぶっているのがわかり、
Nさんが「Nちゃん持っていって」というのでお言葉に甘え、
喪服にスコップでお花を数株いただいた。
暑くて、上着は脱いでノースリーブで。
その後、移動はNさんの車で、Iさん、Aちゃんと。
一泊で帰るAちゃんは、つい先日おうちに子猫を迎えた、
猫トークですぐに打ち解けた。
急いで帰るのも猫のためらしい。
お墓参りも、お寺でHさんのお参りも、いい天気だった。
それから、ママが行きたがっていた大沼へ。
広いいかだみたいな船上にテーブルがあって、
みんなでランチをいただけるクルーズ。
日がさして、風もなく、温かく、時々紅葉も見れて、
素晴らしいひと時だった。
Nさん、Iさん、Tさん夫妻、Aちゃん、S子さん、ママと私。
Nさん夫は仕事で、後にお寿司やで合流。
Tさんの長男はサーファーで、毎日海出てるそう。
Tさんもヨットやってるそう。
駒ケ岳。
ママは何を見ても「懐かしい~」
すごく広いのね。
水深は浅めらしい。
お土産やさんで有名な「大沼だんご」を食べて、
その後山川牧場でソフトクリームとホットミルク。
牧場を出たあたりから空気がひんやりして、
間欠泉を見て足湯に入って温まった。
市内に戻り、法事のお食事はお寿司。
北海道のお寿司だもの、おいしすぎる。
高齢の方は序盤でお腹いっぱいになり、
シメのお寿司が食べれないというので、
ウニとイクラは多めにいただいた。
その頃には雨が降っていた。
Aちゃんとはそこで別れて、
ママの行きたがっていた函館山へ。
寒いし雨なので、ガラスの中からの夜景。
写真は前回の「函館浪漫紀行 その2」
みんなでAちゃんののった飛行機を探したけど、
見えなかった。
ホテルに戻って、ホテルの売店でお土産をあらかた買った。
部屋が禁煙だったので2階の喫煙ポイントに何度も通った。
朝ご飯はブッフェ、おいしくて食べ過ぎる。
母の叔母さんの一周忌で、函館へ。
羽田で待ち合わせて、うどん。
空港で、母のいとこのIさんに会った。
美人姉妹でも一番の美人、
還暦すぎてもかわいかった。
函館までは1時間半弱。ほんと早い。
窓からの景色は、地上を見てると飽きるけど、
海上はずっと見てられる。
Kさんが迎えにきてくれて、
S子さんと入れ違いになり、
その日どうするのか誰も分かっていなかった。
私はなんとなくまわりの流れに身を任せるのが楽しかった。
Nさんの家へ。
アートな雰囲気のある素敵なおうち。
美味しい紅茶とパンで一休みしてから、
五稜郭まで車で送ってくれた。
五稜郭は、桜の匂いが強くしていた。
Iさんもママも感じてたから、幻臭ではない。
葉をかいでも、幹をかいでも匂わないのに、
歩いてると桜の匂いが強くする。
鮮烈で、すごくいい香り。
写真は前回の「函館浪漫紀行 その3」
暑くはなく、少し涼しい中、
散歩は気持ちよかった。一周してから六花亭に行ったら、
ソフトクリームは9月いっぱいで終わりなんだって、
がびーん。でもコーヒー(無料)をすごいすすめてくれるので、
いただいた。
Nさんの家に戻って、広い吹き抜けみたいになったキッチンで、
みんなでご飯の支度。
Nさん、Iさん、S子さん、ママ、私の5人が動いてても
狭くない広いキッチン。
Nさんは元家庭科の先生だけあって、
「Nちゃんはタレつくって~、お酢大さじ1~」と
人を使うのがうまい。
みんなで作るのは楽しかった。
子どもの時以来のAちゃんも来て、
「Nちゃん、子どもの時と全然変わってない」
「Aちゃんも変わってない」
ほかにタラコとかイクラとか、ほっけの煮つけも。
ご飯はなんとか2杯に抑えた。
IさんもNさんも素敵に年を重ねていて、
北海道の人はだいたいみんな好き。
大雑把でのんびり、ゆったり。
お昼から「明日(法事の日)お天気どうかしらね」って話してて、
大抵誰かがスマホでチェックするもんなのに、
だーれも見やしないから、
夜になっても「明日お天気はどうなのかしら」って話してる。
私はいつものクセでテレビのデータ放送でチェックしようとしたら、
ボタンが分からないので、おじさんに「データ放送のボタンは?」と聞いても、
「そういう難しいことはわからないの」
ご飯の後は、次の日の法事本番に備えて早めにお開き。
ホテルはロワジール。もともと3人の予定だったのが2人になったので、
お部屋は広かった。
ダーに電話したら、ビーの投薬がうまくいかなくて、
爪をたてられうなられて、心が折れかかっていた、
でもその後ちゃんとあげられた。