まだ蚊がいるころのお庭
蚊もノミもビーは軽いアレルギーなので、
膝から下ろさない
でも隙をついていくよ!
洗濯物を干そうと窓を開けたら
モンちゃんがどこからかスッ飛んで来て
躊躇なく庭に走り出る。
斜めにカーブして走ってく後ろ姿が、
ビーの若い頃そっくり。
ただ、賢いビーは、
捕まったら部屋に戻される!と分かってるから、
私の手の届かない所から、出てきてくれない。
モンちゃんは、大好きなオモチャ(エノコロ草)を
ふりふりすれば、スッ飛んで帰ってくる。
モンちゃんって、ほんと素直。
だっこしてマンションのエントランスにいたら、
同じ階の若い奥さんが「かわい~」といいにきて、
一瞬だけ焦ってたけど平気だった。
その奥さんも庭で子猫にご飯をあげてたそうだけど、
急にいなくなった、といってた。
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11月23日。
最高気温が13℃で、半ばあきらめ、
上は水着着てかなかったけど、
海について、凪で風もなく足を潮に浸けたら、
暖かい。潮はまだ20℃くらいあるのだ。
「いけるんじゃない?」
「いけるかもね」
で、とりあえず車でウエットに着替えた。
で、いけた。さすがに、岩まではいかなかったけど、
浜から20、30メートルのあたりで泳いだ。
潮はよく澄み、魚はあまりいなかったけど、
兄さんの子どもがいた。
兄さんの子どもは側にいても全然逃げない。
ときどきこっちをふりかえりながら、
ゆっくり泳いでた。胸鰭が透けてる。
チンチン!(クロダイ幼名)と呼びながらついて行ったら、
現れた!
兄さん、浅瀬まで来てくれたのだ。
チンチンは兄さんにちょんと触れて挨拶してからどこかへ。
兄さんには、もう、今年は会えないかも、と思ってたので、
シルエットが浮かんできた時の嬉しさは言葉にならない。
「こんなとこで何をモタモタしてる?
さあ行くぞお前たち」と言わんばかりの兄さんは、
真っすぐ沖に向かおうとした。
冷たくて頭は浸けない歩き泳ぎみたいな体勢だったので、
私のガチ泳ぎに合わせた兄さんのスピードに、
ついていけなかった。
まだ会えるかな。
ボラ、ベラもいた。
雪予報。
8月のはじめに泣きを入れてた私たちだけど、
ここまでくると泣くより笑える。
人は怖いと笑うものだ。
Cと私はさっそくヒヨドリ化して、
ヒドイことをいっては笑っていた。
(段葛を見て、「プラスチックかよ!」
とかはまだ全然かわいい方)
朝起きたら雪というよりみぞれが降ってた。
前日にOKで買いこんで雪の日は引きこもって
神室町でシノギけずってたので、
運動不足で夜はプールに行った。
顔が痛いほど空気が冷たかった。
いっそすがすがしい、と思いたい。