ついに今週は夏至。
梔子、紫陽花、百合の花が満開で、晴れた日、世界は眩しい陽射しと甘い香りに包まれている。
夏至の前の美しい世界は、モンチの旅立ちの時に直結していて、陽射しや香りに触れただけで、私は胸がいっぱいになる。
庭にいるときや、道を歩いている時、シジュウカラの子やモンシロチョウが飛んでくると、モンチが来た、と感じる。
美しく咲く花々にも、モンチを感じる。
この、眩しいほどに美しい季節は、眩しいほどに美しいモンチそのものなので、世界のすべてがいとおしい。
もうすぐ、モンチは天国年齢4歳になる。
今もあらゆる神々に可愛がられて、キンタやほかのたくさんの猫たちと、宇宙をかけまわって遊んでる。
モンチ10歳の手前の写真。このころはカメラの性能もよくないし、解像度とか分からなくて、いい写真が撮れなかった。
実際のモンチの美しさは、写真を手がかりに、どこまでも想像をふくらませなくてはならない。
ふくらませても到達できない。
ばら色がかった金色の縞模様、胸元は人の踏み入れることのない山頂の初雪の白、小さな可愛らしい手足、ころころと形を変える瞳、、、
胸がいっぱいになってふとした拍子に涙が出るのは、一つではない、いろんな強い感情が押し寄せるから。
美しい素晴らしいいとおしい、には、かなしい、さびしいも含まれる。
言葉にまとめることなんてできない感情だ。すべて含めて愛としかいいようがない。
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日曜から、天気のいい日が続いてる。
殿の嘔吐は、セレニアが効いてストップしてる。
朝ごはんの後じーっとして動かないと、大丈夫なのかな、と心配になてくるけど、急に身軽に動き出して水を飲みに行ったり、外に出ようとしたり。
殿は強いし、殿の金魚のフンといわれたモンチが守ってくれてるから大丈夫!
体重が3キロになったので、カロリー計算再開。切れてた漢方も届いて再開。