なぎのあとさき

日記です。

ビーたま瞼が腫れる

2020年06月25日 | 猫トーク




晴れた日の朝は、ビーは「ニャー!」と大声で私を起こしにくる元気がある。
が、梅雨入りの頃から、夜一緒に寝てくれない、人のご飯タイムも寝っぱなし、トイレをステップの上でしちゃう、カリカリを食べる量が減ってるなどの変化があった。

爽やかな5月から梅雨に入る時は、大気の状態が大きく動く。これが生き物に影響を及ぼさないわけがない。

梅雨が終わって夏の気候が安定したら、もとのわがまま女王に戻って私をアゴで使ってくれるといいんだけど。

ナマリとちゅーるはペロッと食べるので、体重は2.65で変わりない。吐かないこともありがたい。

今の状態も、自然な老化現象程度のものだと思う。

自然な老化現象といえば、この2週間くらい飛蚊症が気になっていて、眼科に行ってみた。
検査の結果、網膜には異常がなく、よくある生理現象だから、そのうち気にならなくなるよ、と。
陽ざしが明るくなってくると気になる人が多いみたいで、私も海で空を見ていて特に気になった。
なんでもなくてよかったけど、治らないとはね。難聴も治らないしね。老化現象ばっかりはね。ホント、慣れるけど。
老眼も絶賛進行中で本が読みづらくなってきてる。

私を猫年齢にしたら、まだ10歳前後だが、猫の10歳はもっと若々しくて可愛くて健康だ。
猫に人の年齢をなぞらえるのって意味ないな。

ビーたまは4日くらい前から、左まぶたが虫に刺されたみたいで腫れてしまい、久しぶりに富沢ビーになっていた。レレイなので写真はない。やっと腫れがひいてきた。そのせいなのか、目やにも出てる。

と、ここまで書いたのが火曜日。今日は木曜日。朝はニャー!と起こしにきて、すぐちゅーるを食べ、ナマリもよく食べたけど吐き戻し。

いったんひいた目の腫れがまたふくらみ、おでこの方まで腫れている。

夏場、虫刺されで富沢ビーになるのは若い頃からだけど、いろいろ可能性を考えるとほってはおけず、病院へ。

先生の予約がいっぱいで、預けて別の先生が診察。待ってる間、ガクブル状態。

結果、虫刺されなどが原因で細菌が入って膿んだのだろう、慢性の鼻炎が目にまわることもある、膿は多めにたまっていたので、針を刺して出した、抗生剤の注射コンベニアも打ったので、徐々にひいてくるはず、とのこと。いろいろ考えてた中で、いい方の見解。

菌に対して白血球がちゃんと戦っている、とも言ってた。

腫れが1週間たってもひかないようなら、抗生剤の種類を変えるとも。

針を刺したとき柔らかい膿だけで、固いものはなさそうだから、できものの可能性は低い、とね。ゼロではないけど、「大丈夫だと思います?」若い先生「思います」

診察も元気に嫌がってたそう。

子猫の頃から夏は、虫刺されで目が腫れて、ひと夏腫れっぱなしてるようなこともあったけど、そんなことで病院に行かなくても、自然に治っていた。

今は何か変だと思ったら即病院に行ってガクブル待ち。病院ギライのビーには悪いけど、20歳まであと2ヶ月、丁寧にお世話し尽くさせてもらう。

腫れが気になるのか多少痛みがあるのか、少し食欲も落ちてるのでほっとけない。体重はまた2.5に減。

今回の目の腫れ、去年の秋にTが腫れた時とそっくりだった。Tとビーは、アレルギーの鼻炎、皮膚がどちらかというと弱い、油っこいものや食べすぎですぐ下痢するなど、体の悪い部分がよく似ている。

T「ビーは性格はNちゃんそっくりだし、悪いとこばっかり似ちゃったね」ってオイ。

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ラテン系のインストラクターの陽気なボディコンバットを見つけて、夜な夜な大汗かくまでドタバタやってる中、ビーは部屋の隅で全く気にせず寝てるし、モンちゃんは平気で足元にきてゴロンしてドタバタやる私を見上げてる。

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本は、「ソドムとゴモラ」を終えたところで失われた時を求めてを一時中断し、タイピー。
河原で夏の陽ざしのもとで読むのにうってつけの冒険譚。船を脱走してタイピーの村につくまでの崖の登りおり、雨の中の野宿、飢えなど大変だった。
白鯨も30年近く前に一度読んで最高に好きだった。読み返すつもりでジャメイカに持って行って、スコールでぐにゃぐにゃになった。

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夏至、新月、日食の少し前、ずっと見守っていたブロ友さんの猫Mちゃんが旅立った。
何があってもおかしくない状態ではあったけれど、ほかで聞いたことのないマレな症状を、これまで何度もキセキを起こしてぴょんぴょん越えてきたことと、写真がいつもかわいくて具合悪そうに見えなかったことで、じゅうぶんすぎるほどがんばっていたのに旅立つ直前まで「がんばれ!」と思っていた。
猫のいいところを一身に集めたようなMちゃんは、旅立ちも完璧だった。
これまで写真でしか見ていない私の中でも、光り輝く猫になっている。
コロナのずっと前からテレワークに切り替えて、24時間体制でお世話をしていたMさんの介護も素晴らしかった。学ぶところも多くて、殿の介護中は励みにもなっていた。
旅立ちのすぐ後で天体は大きな転換を迎え、天国のMちゃんも、Mさんも、新しいステージを晴れやかに壮大に祝福されているようだった。

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