なぎのあとさき

日記です。

明けない梅雨はないハズ

2020年07月28日 | にゃんトーク


ネコじゃらしの季節。

近所の駐車場にたくさん生えてるので、穂の若いのを摘んでくると、モンちゃんは大フィーバーで遊ぶ。
草の部分はぱくっと食べ、穂の部分は追いかけてジャンプ。

日曜、今年入ってから会ってなかったEちゃんと河原ピクをする予定だったけど、昼からずーっと雨が降ったり止んだりで、16時頃にやっと決行。



今回はBLTアレンジサンド。



Eちゃんの誕生日のお祝いに、スウィーツは私担当。パンナコッタのグラスデザート。

雨上がりで地面も草もびしゃびしゃ、人はほとんどいなかった。

日が落ちてからもしばらくおしゃべりしてたら、360℃、遠くで稲妻が光り出した。しばらく眺めてから帰り、二子の駅につく頃に雨が降り出してどんどん強くなってまたずぶ濡れ。

冴えない天気の連休だったけど、泳いで食べてずぶ濡れになって、1日の大半はビーに寄り添ういい連休だった。
ビーも元気にご飯食べてたし。

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が、月曜、ビーは固形物を全然食べない。カリカリも、ナマリやイワシも。
右目瞼が腫れてきてる。メインの穴はふさがってはないのに、そこからあんまり出て来ない。
くしゃみが多い。

夜になって爆発が起こり、瞼の上と鼻上部の2箇所から、膿と血がどばっと出た。サブ穴もふさがりきってなかった。お顔が血だらけになってしまい、すぐに丁寧に拭き拭き。
それで腫れはひいたものの、食欲は5割減、ちゅーるとスープのみ。

これまでも重苦しい天気の日に食欲が落ちることはあったけど、今のビーは薬の副作用なのか、マイルド細胞のせいなのか、よくわからないから気が気じゃない。

昨晩はベッドの上に、こんもりした金の毛玉の吐き跡があり、モンちゃんらしいけど、モンちゃん、これまで毛玉なんか吐いたことないのにどういうこと?
雨だからってこんなにずっと寝てるもの?とモンちゃんのことまで気が気じゃない。

ビーの食欲が落ちてあまり鳴かないこの2日くらい、モンちゃんはビーに近づかなくなってる。あんなにビーの寝床を横取りしてたのに、とすべてが気が気じゃなくて、何も手につかない。(仕事で看板1枚スライド画像も作ったけど)
気持ちが乱れがちでどっしり構えていられない私、気がつけばまた鐘前。タバコの消費早、




火曜の夜、ビーの呼吸がふだんより速くなった。ほんとに怖かった。こんなに急に? 目の前が真っ暗なのに渦巻いてる。胸ぎゅうぎゅう。吐きそう。

ベッドの下に潜むビーの横にベタヅキであちこち撫でながら、「大丈夫!大丈夫だからね!ビーはがんばれるよ!」と圧をかける下僕。
モンちゃんも来て、心配そうにベッドの上から私を見てる。

よーく見てたら、ビーは呼吸が少し速いけど、苦しそうではなく、いつもの顔をしている(Tにいわせるといつものふてぶてしい顔)。
水飲み、トイレもふつうに行く。ちゅーるも食べる。
少し早い呼吸から、生きる気満々なのが伝わってくる。
下僕が弱気になってる場合じゃねーぞ。思い出せ、下僕は何があっても悲観はしない。

ただ、多臓器がゆっくり老衰した殿とは違って、マイルド細胞はどう出るのかまだ全然わからなくて、こちらの身構えがまだできてない。一晩で白髪になるかと思った。

時々落ち着きながらも、朝になっても呼吸が速い。
ビーを見ていて呼吸が速いのも、カリカリを食べないのも、鼻炎の症状がまた出てるからだと気づき、いったん止めてたコンべニアを打ってもらうため、いざ病院と思ったら院長は定休日。
変わりに診てくれた若手獣医は、こちらの考えたこと以上のことは何一つ言わないし、むしろ浅い。少しの時間、預けてる間はまた心ここにあらず、やっと電話があったと思ったら、頼んでないのにレントゲンの結果とか、標的薬の副作用の可能性とか、「はい、(そんなことわかってるんでそれよりまず)ビーは落ち着いてるんですか?」
「病院が緊張するみたいでなかなか呼吸が落ち着かなくて」だろうよ!
「膿のルートも見ようとしましたが、ビーちゃんすごく嫌がってほとんどできませんでした」だろうよ!
今日は注射だけ打ってもらえばよかった。余計なことしてないでビーをすぐに返してほしかった。
いやいや、院長だって休みの日はあるんだし、仕方ない。こんな日もあるさ。

家に戻るとビーの呼吸は落ち着いて、とても静かにお昼寝。カリカリも食べた。
腫れもひいたまま。

殿のときに培った下僕スピリッツだけでは立ち回れない。生き物の命は無限の可能性があるから当たり前。
下僕は経験値を上げて日々精進あるのみ。レベルに制限はない。心臓に毛を生やし、圧をかけず、さりげない存在感で、明るく寄り添えるように。

モンちゃんはこれまでもビーの調子が崩れてるときは空気を読んで邪魔しない子だった。
モンちゃんの心配そうな目は、ビーじゃなくて私に向けられていた。



しょーじんしろよな!

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モンちゃんはおデブなのに低血圧なのか、雨だと夕方までほとんど何も食べずに寝てるような日があって、ああこんな時にモンちゃんまでどうしよう、と心細くなっていたけど、夜は元気に飛んで跳ねて遊んでファーッと鳴いて、カリカリを何度も引っ張り出そうとしていた。

今日は俺の庭に工事の人が何人も来てがちゃがちゃやってるのを、ワクワクな目であちこちの窓から見ていた。
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