■頭上の自衛隊機
基地に展開するわけでもなく、頭上を飛んだ自衛隊機について今回は掲載したい。五山送り火の日に漆黒の闇をC-130Hが二機編隊で飛んでいたように、案外、京都でも自衛隊機を見ることが出来る。
20日2305時頃、Weblog北大路機関はアクセス解析から30万アクセスを突破しました。近く特別企画を掲載したいと思います。
さて、先日の京都府警年頭視閲式、府警のトップである京都府警本部長が訓示を行っている時に聞き覚えのあるエンジン音が耳に届いた。エンジン音の方角に望遠レンズを向けてみると、海上自衛隊の救難飛行艇US-1Aが飛行しているではないか!気付いたのは私だけではないと見えて望遠レンズを頭上に向ける方もチラホラと。向かう方向は北方へ、日本海、舞鶴方面に飛んでいった。
US-1Aのみならず、そういえば、南禅寺にいった時にも航空自衛隊のCH-47Jが飛行していた。戦闘機こそまず飛来することの無い京都市内であるが、それでも陸上自衛隊のUH-1なんかは、H型、J型ともに良く飛んでいる。ところで、米海兵隊のCH-53Dを四年ほど前に京都市内で飛行しているのを見たのだが、あれは錯覚なのかな?、もし、京都市内で変な飛行機、いっそUFOでもいいけど見た、という方はコメントにカキコしていただければ幸い。
視閲式終了後に飛行していたSH-60J哨戒ヘリコプター。かなり距離があったので300㍉望遠でトリミングしても辛うじてシーホークだということが判る程度であるが、この日は海上自衛隊京都市強化日(ナンジャソリャ)だったのだろうか。ううむ、飛んでいった方向は違ったけど舞鶴航空基地の機体だろうか、方角からすると徳島航空基地にでも飛んでいったのだろうか。
視閲式の分列行進への移行中に撮影した一枚。右上は京都府警のBK-117ヘリコプターであるが、左下に写っているものは明らかに陸上自衛隊のUH-1である。てっきり祝賀飛行に参加するのかと思ったら、そのまま饗庭野演習場の方へ飛んでいった。
視閲式とは別の日に撮影した写真。何の変哲も無いUH-1かと思いきや、良く見るとスキッドの部分にスキーを履いている。京都市内では積雪は無いが、比叡山に少し白いものが冠する程の日でも、比叡山の向こう、大津市では数センチの積雪がったとのこと。従って、積雪地に着陸するにはスキーが必要、ということか、湖北はどのくらい積もっているのだろうか。
海上自衛隊のP-3C哨戒機。そういえば、XP-1が川崎重工から海自に引き渡された、という情報が中々来ないのだが、これも守屋事件の影響があるのか、技術的な難航があるのか、もしくは岩国か厚木で実はもう引き渡されているのだろうか。さてさて、このように京都市内でも意外なほど自衛隊機が飛行しているものである、お帰りはこちら。
HARUNA
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