■週報:世界の防衛,最新10論点
今回の防衛情報はヘリコプター等の空中機動装備や携帯火器などの歩兵用装備を中心に最新の情報を集めました。
ベルテキストロンヘリコプター社は九月、AH-1Z戦闘ヘリコプターとUH-1Y多用途ヘリコプターのチェコへの輸出契約が成立したと発表した。今回の契約は2019年12月にアメリカとチェコの間で成約した導入が正式契約となった事を意味しており、UH-1Y“ヴェノム”を8機、AH-1Z“ヴァイパー”を4機で契約総額は2億7200万ドルとなっている。
チェコ軍参謀総長アレシュオパタ将軍は今回導入のヘリコプター12機について、旧ソ連製装備が残るチェコ軍においてNATOの一員としてロシア製兵器への依存度を低くするという意義を強調している。AH-1ZとUH-1Yはアメリカ海兵隊が運用する機体でAH-1ZはAH-64Dに匹敵するとされつつこれまで輸出実績は無く、今回のチェコ輸出が初となった。
ベル-テキストロン社は8月10日、テキサス州フォートワースに最新ヘリコプターベル360インビクタス製造工場の建設を発表しました。インビクタスはアメリカ陸軍が進めるFARA:将来偵察攻撃航空機構想に基づき開発されている高速ヘリコプターで、高速度を志向する複合ヘリコプターではありませんが翼を大型化し330km/hの巡航速度を発揮します。
ベル360インビクタスはベル525リレントレス高速ヘリコプターの機体設計から派生しており、タンデム複座構造と機首に機関砲を搭載、主翼等にヘルファイアクラスの統合型ミサイルを12発搭載可能、機動力が重視されており最高速度は370km/hを越え、戦闘行動半径では250km進出し90分間の偵察飛行が可能、2023年にも初飛行を予定しています。
エアバスヘリコプター社は八月、アメリカ陸軍向け最新のUH-72Bラコタ軽多用途ヘリコプターを発表しました。原型のUH-72ラコタはアメリカ本土の州兵部隊部隊へ配備され、既に460機が配備されています、原型は川崎BK-117として親しまれる日独共同開発ヘリコプターの発展型で、原型UH-72はUH-72Aとなり最後の17機が九月に完成します。
UH-72BはUH-72Aと比較し、エアバスH-145ヘリコプターの改良技術が応用され、テイルローターの改良とエンジン出力の強化が行われました、最大の外見上の相違点はテイルローターが日本のOH-1やユーロコプターEC-135のようなクローズ型となっている点で、これにより飛行中の電線などへの接触時に安全性が確保されます、2021年に完成予定です。
インド陸軍向けでヒンディスタン航空機製造会社が開発中の次世代ヘリコプターLUH軽多用途ヘリコプターは九月上旬までにヒマラヤ山脈での高高度試験を終了した。ヒマラヤ山脈での評価試験は標高5000mのヘリポートでの発着試験も含まれており、中国兵によるインド兵集団暴行事件以来緊張が続く中3500kmに及ぶ中印国境での運用に期待される。
LUH軽多用途ヘリコプターは乗員2名の他に6名の人員を輸送する連絡ヘリコプターで798kw出力1070hpエンジンを搭載し巡航速度235km/h、最高速度は250km/hを発揮し400kgの人員及び物資を搭載した場合の航続距離は350km、計画は1990年代より進められており、遠くない将来に部隊配備へと進み、初度作戦力を確保するものとみられている。
アメリカ陸軍CCDC開発実験司令部は八月ALE空中発射センサーに関するRFI情報要求書を公開しました。これは固定翼航空機に、ヘリコプター等の航空機や大型無人航空機等から発進させる偵察用航空機で、航空機へはミサイルのように搭載し、発進後は偵察及び監視任務にあたる無人機で、偵察監視に加えて将来的には攻撃任務等も担う構想です。
ALE空中発射センサーは主として堅固な防空システムや既存の無人航空機の接近を拒否する地域への強行侵入が任務とされており、例えば無人機管制能力を有するAH-64E戦闘ヘリコプターに搭載し、敵の強力な防空圏外から無人機を発進、レーダー覆域外等を標定しAH-64E部隊の展開可能な空域を捜索、空中打撃力の発揮に資する運用を目指します。
ヘリコプター火力は現在射程延伸の過渡期にあります。例えばAH-64E戦闘ヘリコプター等は本来、搭載ミサイルの射程は10km前後のものとなっていますが近年の野戦防空システム強化を背景に将来的には100km以遠への打撃力を付与させる構想があり、ALE空中発射センサーはヘリコプターの見通し線外における索敵など担う運用が考えられましょう。
中国人民解放軍は八月、評価試験中の新ヘリコプターZ-8Lの試験映像を初めて発表しました、Z-8Lは国際共同開発のS-92多用途ヘリコプター延長線上にあるヘリコプターで中国軍としては大型である15t級ヘリコプターに位置付けられZ-8よりも2t重量増大、海軍歩兵部隊用に現在建造中の075型強襲揚陸艦への搭載を念頭に回転翼折畳機構があります。
S-92多用途ヘリコプターは共同開発でありアメリカのシコルスキーが開発を主導し国際共同生産には三菱重工も参加していまして、カナダ海軍のCH-148哨戒ヘリコプターとして運用されるほか、V-22可動翼機開発遅延の際にはCH-46の暫定後継機として期待され、一時はアメリカ大統領専用ヘリコプターマリーンワン選定において有力視されていました。
アメリカ海兵隊は8月4日、新型軽量携帯ロケット兵器M-72A10/LAW-FFEの評価を実施したと発表した。M-72A10は原型が使い捨て式の対装甲ロケット弾であるM-72の最新型で、M-72は口径66mmのHEAT弾、これはM-1小銃用に開発され陸上自衛隊でも64式小銃から運用したM-31小銃擲弾の弾頭構造を応用したものとなっている、口径も同じだ。
M-72A10/LAW-FFEの改良点はロケットモータの改良により後方爆風を局限化し閉所からの射撃を可能とした点で、更に弾頭は目標識別信管を採用、対装甲では瞬発作動し敵陣地攻撃では遅発信管により陣地そのものを破壊する。M-72の装甲貫徹力は300mm、これは現在の主力戦車や新型の装甲戦闘車には正面貫徹は不可能であるが、軽装甲車には有効だ。
アメリカ陸軍は八月、最新のカールグスタフM-4携帯無反動砲を1億ドルでサーブ社へ発注した。カールグスタフM-4携帯無反動砲はカールグスタフシリーズの最新型で軽量合金合複合素材の採用により84mm無反動砲ながら重量を6.8kgと軽量に収めている。ただアメリカ軍では既存のカールグスタフM-3と混成運用を期しカールグスタフM-3E1とする。
カールグスタフM-3は2013年より合衆国特殊作戦部隊、アメリカ海兵隊でも既に使用されており、陸軍は特殊部隊やレンジャー部隊へ配備するとみられる。またアメリカ四軍では弾薬扱いで使い捨てのカールグスタフというべきAT-4を運用中、84mm弾薬、その威力は装甲貫徹力500mmと比較的長く、射程も1000mと対戦車ミサイル等を補完できる。
ドイツ連邦軍は欠陥が判明したH&K-G36小銃後継としてハーネルMk556を内定したとのこと。ハーネル社は第二次大戦中に革新的なMP-44/StG-44突撃銃を開発し、従来の小銃や自動小銃という装備体系を一新させ事で知られる。G-36は画期的な樹脂とフローティングバレル構造を採用したが数十発の射撃で銃身基部の樹脂が熱変質する欠陥が在った。
G-36小銃後継選定ではH&K社製HK416とHK433、ラインメタルステアー合弁のRS556小銃、そしてSIG社製SG556等が名乗りを上げていた。当初はフランスやノルウェー等に採用実績がありアメリカ海兵隊支援火器や海上自衛隊特殊部隊が採用のHK416に無難に落ち着くと考えられたが、正規従業員十数名のハーネル社が返り咲いた意外な結果である。
インド陸軍は八月、シグザウエルSG716/7.62mm小銃7万2000丁の追加調達を発表しました。SG716はシグザウエルアメリカ法人が製造する小銃で、シグザウエルアメリカ法人はSIG-556としてM-16を基本に再設計しシグ社系列の特色である高い命中精度を有する商品を民間用や法執行機関へ供給しています。SIG-716も16の名の通りM-16の系譜に。
インド陸軍は2018年にこのSIG716を7万2400丁取得しており、これはロシア製AK-203小銃のライセンス生産に際しインド国内のKOF社が提示した納入価格がAK-203のライセンス権を有するロステック社との間で折り合わなかった為、その代替案としてSIG716が選定されたもの。SIG-716は7.62×51mm弾を使用、AK-203は7.62×39mm弾仕様です。
SG716第一次契約7万2400丁の費用は9500万ドル、長い交戦距離が評価された。SG716の追加発注が実現すればインド軍には14万4400丁が揃う事となりますが、インド軍は今年三月にイスラエルIWI社よりネゲブ7.62×51mm汎用機関銃に関する1億1700万ドルの契約を交わしており、インド軍は7.62×51mm系統に収斂してゆく事となるのでしょう。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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今回の防衛情報はヘリコプター等の空中機動装備や携帯火器などの歩兵用装備を中心に最新の情報を集めました。
ベルテキストロンヘリコプター社は九月、AH-1Z戦闘ヘリコプターとUH-1Y多用途ヘリコプターのチェコへの輸出契約が成立したと発表した。今回の契約は2019年12月にアメリカとチェコの間で成約した導入が正式契約となった事を意味しており、UH-1Y“ヴェノム”を8機、AH-1Z“ヴァイパー”を4機で契約総額は2億7200万ドルとなっている。
チェコ軍参謀総長アレシュオパタ将軍は今回導入のヘリコプター12機について、旧ソ連製装備が残るチェコ軍においてNATOの一員としてロシア製兵器への依存度を低くするという意義を強調している。AH-1ZとUH-1Yはアメリカ海兵隊が運用する機体でAH-1ZはAH-64Dに匹敵するとされつつこれまで輸出実績は無く、今回のチェコ輸出が初となった。
ベル-テキストロン社は8月10日、テキサス州フォートワースに最新ヘリコプターベル360インビクタス製造工場の建設を発表しました。インビクタスはアメリカ陸軍が進めるFARA:将来偵察攻撃航空機構想に基づき開発されている高速ヘリコプターで、高速度を志向する複合ヘリコプターではありませんが翼を大型化し330km/hの巡航速度を発揮します。
ベル360インビクタスはベル525リレントレス高速ヘリコプターの機体設計から派生しており、タンデム複座構造と機首に機関砲を搭載、主翼等にヘルファイアクラスの統合型ミサイルを12発搭載可能、機動力が重視されており最高速度は370km/hを越え、戦闘行動半径では250km進出し90分間の偵察飛行が可能、2023年にも初飛行を予定しています。
エアバスヘリコプター社は八月、アメリカ陸軍向け最新のUH-72Bラコタ軽多用途ヘリコプターを発表しました。原型のUH-72ラコタはアメリカ本土の州兵部隊部隊へ配備され、既に460機が配備されています、原型は川崎BK-117として親しまれる日独共同開発ヘリコプターの発展型で、原型UH-72はUH-72Aとなり最後の17機が九月に完成します。
UH-72BはUH-72Aと比較し、エアバスH-145ヘリコプターの改良技術が応用され、テイルローターの改良とエンジン出力の強化が行われました、最大の外見上の相違点はテイルローターが日本のOH-1やユーロコプターEC-135のようなクローズ型となっている点で、これにより飛行中の電線などへの接触時に安全性が確保されます、2021年に完成予定です。
インド陸軍向けでヒンディスタン航空機製造会社が開発中の次世代ヘリコプターLUH軽多用途ヘリコプターは九月上旬までにヒマラヤ山脈での高高度試験を終了した。ヒマラヤ山脈での評価試験は標高5000mのヘリポートでの発着試験も含まれており、中国兵によるインド兵集団暴行事件以来緊張が続く中3500kmに及ぶ中印国境での運用に期待される。
LUH軽多用途ヘリコプターは乗員2名の他に6名の人員を輸送する連絡ヘリコプターで798kw出力1070hpエンジンを搭載し巡航速度235km/h、最高速度は250km/hを発揮し400kgの人員及び物資を搭載した場合の航続距離は350km、計画は1990年代より進められており、遠くない将来に部隊配備へと進み、初度作戦力を確保するものとみられている。
アメリカ陸軍CCDC開発実験司令部は八月ALE空中発射センサーに関するRFI情報要求書を公開しました。これは固定翼航空機に、ヘリコプター等の航空機や大型無人航空機等から発進させる偵察用航空機で、航空機へはミサイルのように搭載し、発進後は偵察及び監視任務にあたる無人機で、偵察監視に加えて将来的には攻撃任務等も担う構想です。
ALE空中発射センサーは主として堅固な防空システムや既存の無人航空機の接近を拒否する地域への強行侵入が任務とされており、例えば無人機管制能力を有するAH-64E戦闘ヘリコプターに搭載し、敵の強力な防空圏外から無人機を発進、レーダー覆域外等を標定しAH-64E部隊の展開可能な空域を捜索、空中打撃力の発揮に資する運用を目指します。
ヘリコプター火力は現在射程延伸の過渡期にあります。例えばAH-64E戦闘ヘリコプター等は本来、搭載ミサイルの射程は10km前後のものとなっていますが近年の野戦防空システム強化を背景に将来的には100km以遠への打撃力を付与させる構想があり、ALE空中発射センサーはヘリコプターの見通し線外における索敵など担う運用が考えられましょう。
中国人民解放軍は八月、評価試験中の新ヘリコプターZ-8Lの試験映像を初めて発表しました、Z-8Lは国際共同開発のS-92多用途ヘリコプター延長線上にあるヘリコプターで中国軍としては大型である15t級ヘリコプターに位置付けられZ-8よりも2t重量増大、海軍歩兵部隊用に現在建造中の075型強襲揚陸艦への搭載を念頭に回転翼折畳機構があります。
S-92多用途ヘリコプターは共同開発でありアメリカのシコルスキーが開発を主導し国際共同生産には三菱重工も参加していまして、カナダ海軍のCH-148哨戒ヘリコプターとして運用されるほか、V-22可動翼機開発遅延の際にはCH-46の暫定後継機として期待され、一時はアメリカ大統領専用ヘリコプターマリーンワン選定において有力視されていました。
アメリカ海兵隊は8月4日、新型軽量携帯ロケット兵器M-72A10/LAW-FFEの評価を実施したと発表した。M-72A10は原型が使い捨て式の対装甲ロケット弾であるM-72の最新型で、M-72は口径66mmのHEAT弾、これはM-1小銃用に開発され陸上自衛隊でも64式小銃から運用したM-31小銃擲弾の弾頭構造を応用したものとなっている、口径も同じだ。
M-72A10/LAW-FFEの改良点はロケットモータの改良により後方爆風を局限化し閉所からの射撃を可能とした点で、更に弾頭は目標識別信管を採用、対装甲では瞬発作動し敵陣地攻撃では遅発信管により陣地そのものを破壊する。M-72の装甲貫徹力は300mm、これは現在の主力戦車や新型の装甲戦闘車には正面貫徹は不可能であるが、軽装甲車には有効だ。
アメリカ陸軍は八月、最新のカールグスタフM-4携帯無反動砲を1億ドルでサーブ社へ発注した。カールグスタフM-4携帯無反動砲はカールグスタフシリーズの最新型で軽量合金合複合素材の採用により84mm無反動砲ながら重量を6.8kgと軽量に収めている。ただアメリカ軍では既存のカールグスタフM-3と混成運用を期しカールグスタフM-3E1とする。
カールグスタフM-3は2013年より合衆国特殊作戦部隊、アメリカ海兵隊でも既に使用されており、陸軍は特殊部隊やレンジャー部隊へ配備するとみられる。またアメリカ四軍では弾薬扱いで使い捨てのカールグスタフというべきAT-4を運用中、84mm弾薬、その威力は装甲貫徹力500mmと比較的長く、射程も1000mと対戦車ミサイル等を補完できる。
ドイツ連邦軍は欠陥が判明したH&K-G36小銃後継としてハーネルMk556を内定したとのこと。ハーネル社は第二次大戦中に革新的なMP-44/StG-44突撃銃を開発し、従来の小銃や自動小銃という装備体系を一新させ事で知られる。G-36は画期的な樹脂とフローティングバレル構造を採用したが数十発の射撃で銃身基部の樹脂が熱変質する欠陥が在った。
G-36小銃後継選定ではH&K社製HK416とHK433、ラインメタルステアー合弁のRS556小銃、そしてSIG社製SG556等が名乗りを上げていた。当初はフランスやノルウェー等に採用実績がありアメリカ海兵隊支援火器や海上自衛隊特殊部隊が採用のHK416に無難に落ち着くと考えられたが、正規従業員十数名のハーネル社が返り咲いた意外な結果である。
インド陸軍は八月、シグザウエルSG716/7.62mm小銃7万2000丁の追加調達を発表しました。SG716はシグザウエルアメリカ法人が製造する小銃で、シグザウエルアメリカ法人はSIG-556としてM-16を基本に再設計しシグ社系列の特色である高い命中精度を有する商品を民間用や法執行機関へ供給しています。SIG-716も16の名の通りM-16の系譜に。
インド陸軍は2018年にこのSIG716を7万2400丁取得しており、これはロシア製AK-203小銃のライセンス生産に際しインド国内のKOF社が提示した納入価格がAK-203のライセンス権を有するロステック社との間で折り合わなかった為、その代替案としてSIG716が選定されたもの。SIG-716は7.62×51mm弾を使用、AK-203は7.62×39mm弾仕様です。
SG716第一次契約7万2400丁の費用は9500万ドル、長い交戦距離が評価された。SG716の追加発注が実現すればインド軍には14万4400丁が揃う事となりますが、インド軍は今年三月にイスラエルIWI社よりネゲブ7.62×51mm汎用機関銃に関する1億1700万ドルの契約を交わしており、インド軍は7.62×51mm系統に収斂してゆく事となるのでしょう。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)