■自衛隊関連行事
鎮西演習とキーンソード演習にて九州沖縄中心に賑やかな模様ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は懐かしの清水港まつり情景とともに。
新型コロナウィルスCOVID-19感染者数が日本国内で遂に10万名を超えました。こうした中、下関あるかぽーとにて31日と1日に練習艦はたかぜ、練習艦しまゆき一般公開が行われます、が、募集対象年齢者限定で山口地方協力本部に電話受付を行った上で見学を行うとのこと。まだまだ自由な自衛隊行事には程遠い様で、先ず隊員を募集している段階です。
新型コロナウィルスワクチン。2020年内にも一定の方向性が示される、過去のワクチン開発と比して非常に早い水準にて開発が進められています。すると、ワクチンの接種が医学的に可能となった先の、大規模なワクチン接種体制を我が国も真剣に議論する段階となってきました。当然の論点ですが、日本への輸送に全国民への接種、簡単ではありません。
ファイザーなどワクチンの一部は空輸に際して数十時間以上長期保存する場合にはマイナス40度からマイナス80度という超低温でなければ不活性化するため、航空貨物機に超低温冷蔵コンテナを搭載し輸送する必要があります。この空輸、簡単そうに見えますが日本国内だけでも1億3000万回分に近いワクチンが必要となり、空輸所要は膨大となります。
超低温冷蔵コンテナ。またはドライアイスの温度がマイナス79度ですのでドライアイスを充填したコンテナでも可能ですが、常温保存できないワクチンでは航空貨物として空輸する場合にはワクチンそのものの重量よりもコンテナや冷凍設備の方が重量が大きくなり、また輸送筐体も大型化するため、航空貨物庫では目一杯搭載出来ない可能性もありますね。
ボーイング747換算で8000機分の空輸能力が求められる、ワクチン空輸に関しては世界全体に普及させるためにこうした空輸能力が必要になると分析されていますが、やはり航空各社はコロナウィルスCOVID-19による各国での航空需要低下により旅客機や貨物機の多くが数週間の再点検を行わねば運用出来ない状況にあり、再整備、これ一つとって課題だ。
日本国内での接種計画も、総合病院や診療所など全て動員したとしましても簡単ではありません。先ず医療関係者、接種に当たる医療従事者に優先投与し、続いて高リスク対象の高齢者、エッセンシャルワーカー、順番に接種しますと集団免疫形成には2022年後半まで時間を要する分析もあるほどです、故に大規模接種計画、慎重で綿密な計算が必要です。
アメリカ大統領選挙。さて。11月3日といえば例年ならば入間基地航空祭のにぎわいを思い出すところですが、今年度は新型コロナウィルスCOVID-19影響にて、やはり中止となっています。しかしこの同じ11月3日が大統領選挙投票日なのですね。アメリカのみなさまは期日前投票を済ませられている型が歴史的高水準に達している、ということで大きな関心が。
アメリカ大統領選。2016年に日本の核武装やNATO離脱とロシア制裁の流れに反しての強化に西太平洋地域におけるアメリカ影響力低下を示唆していた、あの2016年に比較しますと、外交安全保障問題に言及が薄く、少々、現状維持以外の民主党が政権を執った場合の安全保障政策全般が曖昧模糊としていまして、なかなか論点としにくい現実がありまして。
中国の影響力。アメリカの内向きの政策のさなかに中国は失敗しています、アメリカが移民排斥に進む中で中国はウイグルチベット民族大量収監や香港での人権隔離政策を実施、アメリカの脱対外駐留を進める中で中国は南シナ海の離島奪取と軍事拠点化、アメリカが内向きとなった際に世界での支持を得る施策を捕らず逆行した政策を実施し失敗しました。
共和党で現職のドナルドトランプ大統領と民主党で前オバマ政権時の副大統領のジョーバイデン氏が大統領選を争うところではありますが、支持率調査においてバイデン氏の優勢が伝えられる一方、現職の強みとともに前回2016年大統領選でも支持率では下位にあったトランプ氏の大統領当選という歴史がありますので、支持率調査は確定ではないのですね。
トランプ政権は、既得権益の打破をポピュリズム的な手法で喧伝し変革を訴えました。この変革は、チェンジ!を掲げて大統領に導かれたオバマ前大統領と同じ、一種アメリカ世論の変革への憧憬と開拓精神の発露ともとれる共有知が背景にあると考えますが、現職大統領に進められる変革。発展の可能性をもう一回、示せているかが分水嶺となりましょう。
バイデン候補は、難しいのですがフランス大統領選における極右か新人かの選択肢をペストかコレラかの選択肢に準えた論評を思い出しまして、ポピュリストよりは老人であっても昔ながらの政治への回帰を期して、言い換えるならば本命はポピュリズムの嵐が晴れた後に選ぼうという、認識が支持に消極的ながら後押しするのかが、大きな鍵となり得ます。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・今週末の行事なし
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
鎮西演習とキーンソード演習にて九州沖縄中心に賑やかな模様ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は懐かしの清水港まつり情景とともに。
新型コロナウィルスCOVID-19感染者数が日本国内で遂に10万名を超えました。こうした中、下関あるかぽーとにて31日と1日に練習艦はたかぜ、練習艦しまゆき一般公開が行われます、が、募集対象年齢者限定で山口地方協力本部に電話受付を行った上で見学を行うとのこと。まだまだ自由な自衛隊行事には程遠い様で、先ず隊員を募集している段階です。
新型コロナウィルスワクチン。2020年内にも一定の方向性が示される、過去のワクチン開発と比して非常に早い水準にて開発が進められています。すると、ワクチンの接種が医学的に可能となった先の、大規模なワクチン接種体制を我が国も真剣に議論する段階となってきました。当然の論点ですが、日本への輸送に全国民への接種、簡単ではありません。
ファイザーなどワクチンの一部は空輸に際して数十時間以上長期保存する場合にはマイナス40度からマイナス80度という超低温でなければ不活性化するため、航空貨物機に超低温冷蔵コンテナを搭載し輸送する必要があります。この空輸、簡単そうに見えますが日本国内だけでも1億3000万回分に近いワクチンが必要となり、空輸所要は膨大となります。
超低温冷蔵コンテナ。またはドライアイスの温度がマイナス79度ですのでドライアイスを充填したコンテナでも可能ですが、常温保存できないワクチンでは航空貨物として空輸する場合にはワクチンそのものの重量よりもコンテナや冷凍設備の方が重量が大きくなり、また輸送筐体も大型化するため、航空貨物庫では目一杯搭載出来ない可能性もありますね。
ボーイング747換算で8000機分の空輸能力が求められる、ワクチン空輸に関しては世界全体に普及させるためにこうした空輸能力が必要になると分析されていますが、やはり航空各社はコロナウィルスCOVID-19による各国での航空需要低下により旅客機や貨物機の多くが数週間の再点検を行わねば運用出来ない状況にあり、再整備、これ一つとって課題だ。
日本国内での接種計画も、総合病院や診療所など全て動員したとしましても簡単ではありません。先ず医療関係者、接種に当たる医療従事者に優先投与し、続いて高リスク対象の高齢者、エッセンシャルワーカー、順番に接種しますと集団免疫形成には2022年後半まで時間を要する分析もあるほどです、故に大規模接種計画、慎重で綿密な計算が必要です。
アメリカ大統領選挙。さて。11月3日といえば例年ならば入間基地航空祭のにぎわいを思い出すところですが、今年度は新型コロナウィルスCOVID-19影響にて、やはり中止となっています。しかしこの同じ11月3日が大統領選挙投票日なのですね。アメリカのみなさまは期日前投票を済ませられている型が歴史的高水準に達している、ということで大きな関心が。
アメリカ大統領選。2016年に日本の核武装やNATO離脱とロシア制裁の流れに反しての強化に西太平洋地域におけるアメリカ影響力低下を示唆していた、あの2016年に比較しますと、外交安全保障問題に言及が薄く、少々、現状維持以外の民主党が政権を執った場合の安全保障政策全般が曖昧模糊としていまして、なかなか論点としにくい現実がありまして。
中国の影響力。アメリカの内向きの政策のさなかに中国は失敗しています、アメリカが移民排斥に進む中で中国はウイグルチベット民族大量収監や香港での人権隔離政策を実施、アメリカの脱対外駐留を進める中で中国は南シナ海の離島奪取と軍事拠点化、アメリカが内向きとなった際に世界での支持を得る施策を捕らず逆行した政策を実施し失敗しました。
共和党で現職のドナルドトランプ大統領と民主党で前オバマ政権時の副大統領のジョーバイデン氏が大統領選を争うところではありますが、支持率調査においてバイデン氏の優勢が伝えられる一方、現職の強みとともに前回2016年大統領選でも支持率では下位にあったトランプ氏の大統領当選という歴史がありますので、支持率調査は確定ではないのですね。
トランプ政権は、既得権益の打破をポピュリズム的な手法で喧伝し変革を訴えました。この変革は、チェンジ!を掲げて大統領に導かれたオバマ前大統領と同じ、一種アメリカ世論の変革への憧憬と開拓精神の発露ともとれる共有知が背景にあると考えますが、現職大統領に進められる変革。発展の可能性をもう一回、示せているかが分水嶺となりましょう。
バイデン候補は、難しいのですがフランス大統領選における極右か新人かの選択肢をペストかコレラかの選択肢に準えた論評を思い出しまして、ポピュリストよりは老人であっても昔ながらの政治への回帰を期して、言い換えるならば本命はポピュリズムの嵐が晴れた後に選ぼうという、認識が支持に消極的ながら後押しするのかが、大きな鍵となり得ます。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・今週末の行事なし
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関